12月のことですが、友達と電話で話していて
「そういうのなんていったっけ、ほら」
「妬みとか、僻みね」
というやりとりをしました。

のとき思い出したのは、中学か高校生のころに見た、NHK教育の「中学生日記」において、クラスの三人組女子に嫌がらせされていた女の子の話です。

ドラマの終盤、彼女はきりっと向き直って、
「あなたたちにあだ名をつけてあげる」(^-^)
ひとりずつカメラがパン、

ねたみちゃん ひがみちゃん そねみちゃん

妬み
僻み
嫉み

女偏の漢字が二つも(笑)
女が偏、部首の漢字は一部ここで見れます。
http://kanji.jitenon.jp/cat/bushu03007.html

なお、男偏の漢字はありません。
男は「田」と「力」、部首でいうと「田」になるからです。
こちらで「士」を含めて解説。


男尊女卑で女偏の字が多いというより、そもそも中国において漢字を選別採用した文官が男性だということと、上のリンクにあるとおり女性性が宗教に通じているからかなと思います。

文字は祈りでもあり呪いでもあるから。

妬み
僻み
嫉み

女性に限らず男性にもあります。
男女
インターネットの世界は、現実世界よりもこれらが臆面もなく噴出していて、大変に見苦しく息苦しいです。
シロクマ先生の年末更新より。

■わかりあえないインターネットでしたね。
http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20151231/1451553021
「2015年のインターネットを振り返って、お互い反目しあい、貶しあい、誰かにNoを突きつけあう風景ばかりを思い出した。
異なるルールや価値 観を信奉しあう個人と個人、グループとグループが理解しあう――せめて相手の存在を許容しあう――ツールとしてtwitterやSNSやブログが使われた 風景は稀だった。
2015年のインターネットは、わかり合えない人間同士のディスコミュニケーションを映し出す道具だったと思う。」
もういっこ、この方は「半年以上嫌がらせメールを送ってきた相手と直接会ってきた」という一連の記事がバズった方で、その件を踏まえて年始に書かれた記事がこれ。

■ネットにはびこる「謝らせないと死ぬ病」の治し方とは?
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1512/31/news013.html
「 ところで、先の迷惑メールの件で「犯人の詳細をネットに晒して公に謝らせるべきだ」と僕に言い寄ってきた人に、「あなたに何か関係があるんで すか?」とたずねたところ、「そんなこと言うなんて信じられない。そいつはみんなを騒がせたのに。あなたはどうかしている」と返ってきました。
いいえ、あなたが勝手に騒いでいるんです……。」
ネットのテキストは読むのも書くのも自由です。でも騒ぐ必要ない。
誰かがUPした投稿、ツイッターでもFBでもそれに反応するしないは自分。
なぜそこに反応するのかを顧みることの方が大事です。
これは、自戒を込めて!!
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