サブタイトル「クリスタルはどこにあるのか」
小学校の卒業アルバムに寄せた、将来なりたいもの。 真ん中がわたし。
なりたいもの、なにもなかったです。
だって、おとなの世界にどんな職業があるのか全然わからなかったから。
パン屋さんお花屋さんラーメン屋さん以外たくさんの職業あるのに、なぜパン屋さんと言い切れるのか。
そんなことを考えていました。
だから、このときたまたま母から聞いた男女の給料差がない職業「薬剤師」になりたいって書いています。
ウソつけ。
そしてひどい字ですね。
すっと“将来なりたいものがない”というのがコンプレックスでした。
いま現在に至るまで、一度も“なりたいもの”、そして“夢”もありません。
無邪気に「○○になりたい」と言いきれることが、なんと羨ましいことか。
最短なら10代20代そこそこで、夢を叶える子がたくさんいます。
わたしはなにもなかったから、ただできることをやり続けるしかなく、当然やりたくないことも出てくる。
でも、仕事だからやるしかない。
そんな調子で働いていたから、収入=しんどい思い でした。
ならば、したいこと・向いていることなら、しんどくても楽しいだろう。
だから、自分に適した職業や職種を知りたくて、最短で答えを知りたかった。
いろんな鑑定を受けた動機はこれです。
美容院で担当さんが「自分はこれしかできないから」と仰います。
わたしのように複数わらじを履いていることは、誰でもできることではないと。
でも、いっこのことに特化した職人気質な人がすごく羨ましかったです。
こういった図は、「いっこに選びなさい」といわれているようで、いやだわー
外へ答えを求め続け、次に内観し、そして鑑定と諸処の事情で腹決めをしたのが昨年秋、そこからわたしは目標を立てて進むタイプではないと、ある種諦観じみたことが自分の中で腑に落ちました。
したいこと、興味のあること、できること、目の前のことを粛々とやっていくタイプなんだなって。
「三年後の自分」とか全然想像できないし、こうなりたいという自分もない。
こうなりたいという自分がないことにもプレッシャーを感じていたけれど、別にいいじゃないのといまは思っています。
そういう人もいるでしょ。
なにものかになる必要ないなって。
なろうとする必要もない。
そういった気持ちの変化は、服装にもでました。
鬱々としていた2014年、それまで封印していた黒いトップスを着るようになっています。
閉じこもる色です。
ですが、わたしに似合う色でもあります。
他者にプレッシャーを与えるからあえて封印していた黒を、2014年は解放しました。
2015年はそこに加えて、色を自分に与えるという衝動がわいて、このことは日記に書いています。
■【パーソナルカラー】着けたい色を自分に与える
この件でメッセージをくださった方がいらっしゃったのですが、今頃ネタバレです。
届いていると、嬉しい。
「ファイナルファンタジーIII」というゲームに、クリスタルという概念が出てきます。
ゲーム初期のジョブは「たまねぎ剣士」という弱っちいジョブしかないのですが、冒険の途中でクリスタルを得ることによってジョブが増えます。
戦士とか魔導師とか、ストーリーによったらあるジョブでしか進めない場面も出てくる。
上位ジョブにも練度があり、レベルが上がることによって使える技や魔法が増えます。
ただのゲームシステムだと思っていましたが、意外と現実世界とリンクしているなと思います。
最初はナニモノになる可能性も見えないただの剣士。
クリスタルに即するものは、現実世界だと「受験」「進学」といったイベントごとや、「病気」「ケガ」といったトラブルもあるかも。
文字通り転職することによって次のジョブが見えてくるときもあるし、パートナーを得ることで強制的にジョブが変わることも。
そしてよくできているなと思ったのは、FF3で最初からあるジョブ「たまねぎ剣士」。
「レベル87までは能力値の上昇はほとんど横ばいであるが、 90を超えると成長スピードが著しくなり、レベル99になると全能力値が最大となる。また、最強の性能を誇る、たまねぎ剣士のみが装備可能である「オニオ ン」の名を冠する武器防具が存在する」Wikiより
成長スピードが遅くともこつこつ育てていたら、最強のジョブになるのです。
苔の一念。
これもまた、現実世界で見過ごされがちですが、よくあることだと思います。
だから、子供のころ「なにかになりたい」とか、夢がなくったってなんの問題もない。
夢がある人は、叶えてしまったらジョブチェンジです。
新しいジョブのレベル1からスタートします。
夢がない人はジョブがなくても、リセットされることのないなんらかの練度が積み重なっています。
どっちでもいいんですよ。
ここまで書いといてなんですが、FF3はプレイしていません。
弟の聞きかじり。
わたしがプレイしたのはFF4~10-2まででーす。
選択肢ってたくさんあるようで、実はそんなにないことに、もっと早くから気がついた人がちょっと羨ましい。いろいろ考え過ぎだったなあ。
いまのこどもに知っていてほしいのは、夢やなりたいものがなくても、がんばることなく続けられることがあれば、それだけでいいってことです。
わたしは知らなかった。
そして、わたしは「目標を立てて進む」タイプじゃないので、すごく回り道をしていました。
無駄だとは思いませんが、こういうルートもあって然るべきだというのは、知っていたかったです。
だから、つらつら長い経緯ですが、ここに残しておきます。
なりたいものや夢がない誰かに届くように。
次に、鑑定を受けないと適性ってわからないんですか?? と思われた方へ。
小学校の卒業アルバムに寄せた、将来なりたいもの。 真ん中がわたし。
なりたいもの、なにもなかったです。
だって、おとなの世界にどんな職業があるのか全然わからなかったから。
パン屋さんお花屋さんラーメン屋さん以外たくさんの職業あるのに、なぜパン屋さんと言い切れるのか。
そんなことを考えていました。
だから、このときたまたま母から聞いた男女の給料差がない職業「薬剤師」になりたいって書いています。
ウソつけ。
そしてひどい字ですね。
すっと“将来なりたいものがない”というのがコンプレックスでした。
いま現在に至るまで、一度も“なりたいもの”、そして“夢”もありません。
無邪気に「○○になりたい」と言いきれることが、なんと羨ましいことか。
最短なら10代20代そこそこで、夢を叶える子がたくさんいます。
わたしはなにもなかったから、ただできることをやり続けるしかなく、当然やりたくないことも出てくる。
でも、仕事だからやるしかない。
そんな調子で働いていたから、収入=しんどい思い でした。
ならば、したいこと・向いていることなら、しんどくても楽しいだろう。
だから、自分に適した職業や職種を知りたくて、最短で答えを知りたかった。
いろんな鑑定を受けた動機はこれです。
美容院で担当さんが「自分はこれしかできないから」と仰います。
わたしのように複数わらじを履いていることは、誰でもできることではないと。
でも、いっこのことに特化した職人気質な人がすごく羨ましかったです。
こういった図は、「いっこに選びなさい」といわれているようで、いやだわー
外へ答えを求め続け、次に内観し、そして鑑定と諸処の事情で腹決めをしたのが昨年秋、そこからわたしは目標を立てて進むタイプではないと、ある種諦観じみたことが自分の中で腑に落ちました。
したいこと、興味のあること、できること、目の前のことを粛々とやっていくタイプなんだなって。
「三年後の自分」とか全然想像できないし、こうなりたいという自分もない。
こうなりたいという自分がないことにもプレッシャーを感じていたけれど、別にいいじゃないのといまは思っています。
そういう人もいるでしょ。
なにものかになる必要ないなって。
なろうとする必要もない。
そういった気持ちの変化は、服装にもでました。
鬱々としていた2014年、それまで封印していた黒いトップスを着るようになっています。
閉じこもる色です。
ですが、わたしに似合う色でもあります。
他者にプレッシャーを与えるからあえて封印していた黒を、2014年は解放しました。
2015年はそこに加えて、色を自分に与えるという衝動がわいて、このことは日記に書いています。
■【パーソナルカラー】着けたい色を自分に与える
「昨年からモノトーン傾向だったのが、ちょっと変わってきました。とあるのは、こういう流れだったのでした。
これは、自分の仕事に対する意識が変わったからでしょうね。」
この件でメッセージをくださった方がいらっしゃったのですが、今頃ネタバレです。
届いていると、嬉しい。
●クリスタルを探して
「ファイナルファンタジーIII」というゲームに、クリスタルという概念が出てきます。
ゲーム初期のジョブは「たまねぎ剣士」という弱っちいジョブしかないのですが、冒険の途中でクリスタルを得ることによってジョブが増えます。
戦士とか魔導師とか、ストーリーによったらあるジョブでしか進めない場面も出てくる。
上位ジョブにも練度があり、レベルが上がることによって使える技や魔法が増えます。
ただのゲームシステムだと思っていましたが、意外と現実世界とリンクしているなと思います。
最初はナニモノになる可能性も見えないただの剣士。
クリスタルに即するものは、現実世界だと「受験」「進学」といったイベントごとや、「病気」「ケガ」といったトラブルもあるかも。
文字通り転職することによって次のジョブが見えてくるときもあるし、パートナーを得ることで強制的にジョブが変わることも。
そしてよくできているなと思ったのは、FF3で最初からあるジョブ「たまねぎ剣士」。
「レベル87までは能力値の上昇はほとんど横ばいであるが、 90を超えると成長スピードが著しくなり、レベル99になると全能力値が最大となる。また、最強の性能を誇る、たまねぎ剣士のみが装備可能である「オニオ ン」の名を冠する武器防具が存在する」Wikiより
成長スピードが遅くともこつこつ育てていたら、最強のジョブになるのです。
苔の一念。
これもまた、現実世界で見過ごされがちですが、よくあることだと思います。
だから、子供のころ「なにかになりたい」とか、夢がなくったってなんの問題もない。
夢がある人は、叶えてしまったらジョブチェンジです。
新しいジョブのレベル1からスタートします。
夢がない人はジョブがなくても、リセットされることのないなんらかの練度が積み重なっています。
どっちでもいいんですよ。
ここまで書いといてなんですが、FF3はプレイしていません。
弟の聞きかじり。
わたしがプレイしたのはFF4~10-2まででーす。
選択肢ってたくさんあるようで、実はそんなにないことに、もっと早くから気がついた人がちょっと羨ましい。いろいろ考え過ぎだったなあ。
いまのこどもに知っていてほしいのは、夢やなりたいものがなくても、がんばることなく続けられることがあれば、それだけでいいってことです。
わたしは知らなかった。
そして、わたしは「目標を立てて進む」タイプじゃないので、すごく回り道をしていました。
無駄だとは思いませんが、こういうルートもあって然るべきだというのは、知っていたかったです。
だから、つらつら長い経緯ですが、ここに残しておきます。
なりたいものや夢がない誰かに届くように。
次に、鑑定を受けないと適性ってわからないんですか?? と思われた方へ。
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