この夏残暑見舞いを送った際、友達から
「宛名が印刷したみたい! (ハガキの)真ん中にするのに補助線引いてるの?」
と聞かれました。
送ったのは、縦書きの宛名。
プライドにかけて、補助線は引きません。
えんぴつで引いて消しゴムをかけると、ペンのインクが薄くなるからです。
しかしいまはフリクションという便利なペンがある 。
■祝儀袋の表書きにはフリクションがオススメ。 (コロメガネの手帳)
「失敗できない…でも鉛筆で下書きすると消しゴムで消す時に和紙が毛羽立っちゃう…そんなご祝儀袋の表書きには、フリクションが便利。フリクションで下書き→清書→ドライヤーの熱で下書きを消す。これで完璧!ドライヤーで消す! うまいな。
…だけど、字のうまさはどうにもなりません。」
わたしはお祝儀の名前をセンタリングする時、爪で軽く印をつけます。
先生に教えてもらいました。
ハガキの宛名の書き方サイトはたくさんありますが、そこには「真っ直ぐに書く方法」まで解説されていません。
印刷なら自動的に真っ直ぐにしてくれるけど、本来は書き方まで解説してくれて満点ですよね。
●ハガキの宛名 縦書き編
真っ直ぐに書く方法は、なんてこたないカンペがあるんです。
<2枚です>
年賀状シート。B5サイズ。ハガキは実寸大。
一枚に見えていますが、楷書と行書を重ねた別々のシートです。
<白紙です>
宛名がない枠線と郵便番号タイプもあり、A4用紙に大量にコピーします。
B5用紙なのにA4にコピーするのには理由があります。
<中心です>
ハガキの中心は、郵便番号のマスでわかります。
左から1番目と2番目の間が中心です。
半分に折ればわかるよ。
最初に書くのは宛名。
次に住所。
住所は一行だったり二行だったりしますが、郵便番号の一番右からはみ出さないようにレイアウトします。
年賀状を出す全員の宛名をこの用紙に書いて、先生に添削してもらいます。
そのために余白が活用されます。
また、ハガキ下部には横書きの住所も書けるので、一石二鳥。
下書きをして文字配分もできます。
用紙をこんな風に真ん中で折って横に並べて書いたら、センタリングできます。
わたしはもう慣れているので、折らずに横に置くだけですが。
意外と地味なテクニックです。
でも、補助線無しのぶっつけ本番でセンタリングはやっぱり難しいですよ。
年賀状の送り先は、おそらくその後もなにかと手紙を送る相手だろうから、こういう宛名シートがあると後々役に立ちます。
オススメだよー
●「書写やってないから、そんな枠線シート持ってねえよ!」
大丈夫、お探ししました。■DM・はがきテンプレート(印刷処さかわ)
この3種のPDFが余白もあって、ちょうどいいです。
官製ハガキのサイズは100×148mm、印刷したら必ず測って確認して下さい。
でっかいサイズの封筒も同じで、天地の真ん中を軽く折り目つけてセンタリングします。
ほかに「長い住所の書き方のコツ」「数字の使い分け」「郵便番号枠のないハガキ」「切手との兼ね合い」「筆記用具」「郵便物
」など、宛名・手紙にまつわるネタは多数ありますが、今回はこれにてどっとはらい。----------
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「マシュマロってなに?」という方→解説はこちらへ
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