7/22(水)NHKあさイチ「靴は万病のもと!?」雑感です。
最初に結論を書きますと、
「よい食材を使って、マズい調味料で仕上げたディナー」
ってとこでしょうか。
内田先生の持ちネタとか素材はすごい良かったのに、NHKサイドの構成や演出のせいで、「めっちゃおいしー!」とは、ならなかった。
靴販売でもなく靴職人でもないわたしの、偏った雑感、スタート。
なお、放送内容はNHKサイトへ。番組を見た方しかわからない雑感です。

どんな靴でもゆるい靴だと


あさイチ「靴は万病のもと!?」
右足の外反母趾をかばって左足が外側荷重となったときの歩行アニメーション。

ゆるい靴の中であしがどう動いているのかよくわかり、これよかったです。
あしくつ番組ではやたらヒールばかり取り上げられる中、ぺったんこシューズというのもポイント高いです。

この現象はぺたんこシューズだけでなく、ヒールはもちろん、紐靴のコンバースやスニーカーでももれなく発生します。だから、女性だけの問題ではなく、男性にも関係あるんですよ。
足と靴がちゃんと合っているのか、内田先生が冒頭仰ったように
「己を知る」
ことはとても大事です。
でも、あしが靴の中で動いていることの悪影響がどれだけ伝わったのかは微妙。
経験者にはばしっとハマる情報ですが、なんともない人には「脱ぐとき楽だから」という理由の方が採用されるでしょう。
ゲストが口々に、脱ぐとき楽だからつい…って漏らしていたのが、本音。

迷走するセット


あさイチ「靴は万病のもと!?」
パネルのイラストは、いっそ不快でした。
(普段見ないので知らなかったのですが、これ定番イラストなんですね)

ガッテン調のセットは中途半端で不発、これ以降も複数民放局のBGMを使っての演出は半笑いと茶化しを感じ、ほかに見せようがなかったのかと残念。
この回のディレクターの意向なのか。
その人はきっと、靴選びに苦労した経験がないのでしょう。うらやましい。

あさイチ「靴は万病のもと!?」
内田先生は指折りしながらウィズの説明を「A、B、C~」と話しているのに、テロップは「E、EE、EEE」ばかり。

たしかに店頭で目立つのはE表記なので仕方ないですが、そこはもうちょっと踏み込んで欲しかったです。
現にゲストの辺見さんはCだったし。
目に馴染みのないものこそ、見せて欲しい。
ところでなんで、Eだけ【E・EE・EEE・EEEE】って細かくあるんでしょう。
AもAAがありますが、端っこだからかな。

フリップボードのサイズ23.5のウィズCは辺見さんのサイズ。
このあと試着されたパンプスは、内田先生のお店のものです。
ドクターズ・ディモコ
さすが、いい革使ってますねえ!!

お友達より、辺見さんはバレエをやってたと教えてもらいました。
辺見さんがもともと履いていたヒール、めっちゃ簡単にすぽっと脱いでいましたね。
座りっぱだからあれでもいけるんかと思っていたのですが、なるほど、からだでちゃんとキープできているんでしょう。

つづきます