れまで靴も含めたルクアイーレの日記は、タグ「ルクアイーレ」で見ると10個越え。
わたしはまるでルクアイーレが嫌いなようですがそんなことはなく!!
むしろ百貨店が大好きです。
イーレは百貨店じゃないけれど、どうしても拭いきれない百貨店残滓があり、よくもわるくもバランスの取れていない売り場が
「こんな妙な売り場、全国でココしかないだろう」
と思わせ、逆に魅力か(褒めすぎ)。

今回はいいところだけばしっと書きます。
地下1階 こども靴売り場
地下1階 こども靴売り場(★)のとこ

ここは「瞬足/アキレス」の唯一の直営ショップが入っています。
もういっこ入間にもありますが、あれはアウトレットだから除外する。
わたしはここで初めて、アキレスの「そくいく」シューズを見ました。
アキレスの「そくいく」
順天堂大との協同開発ロゴが目印。

http://www.syunsoku.jp/other/sokuiku_sodan/
そくいくシューズ、ぜんっぜんみかけないんです。まず百貨店にはない。
聞くと、スーパーにごく一部の取り扱いのみ。
こども靴なんだから、もっと親御さんが手に取りやすい販路を攻めて下さい。
店舗リストにも「キッズ」マークがついているのは、ルクアイーレショップだけ。
せっかく開発したものの、売れ行き大丈夫なんだろうか。

特に珍しいのが、「瞬足そくいく」シリーズのフォーマルタイプです。
「瞬足そくいく」シリーズ
上段はカジュアル、下段がフォーマル。
ラインナップから一部のスクリーンショット。

http://achilles-webshop.com/SHOP/SKK1010.html
脱ぎ履きしやすい面ファスナーと、踵のわっか。
合皮のアッパーに対して、EVA+ラバーのソールがよくできています。
入学式や発表会だけガチガチの革靴を履かせても、お子さんはふだんの靴と履き心地が違うからイヤがります。
この靴は、見た目はフォーマルだけど履き心地はぐっとカジュアルに寄せてあります。すごいなー。
ちゃんとハーフサイズ(0.5mm刻み)展開しているし、もっと売り場が増えてほしい。

そのお隣が、ATMOS(アトモス)
東京のスニーカーセレクトショップなんですが、ここはこども靴とこども衣料に特化したセレクトです。
ブランドとの別注・限定モデルを多く取り扱っているので、こども靴でお馴染みのルコック(le coq sportif )も、他所で見かけないタイプばかり。
http://www.atmos-tokyo.com/category/ATMOS?condition=TYPE:KIDS
ルコック、ウェブサイトにないです、ごめん。

ただ、ATMOS(アトモス) はセレクトショップだから、サイズを測って云々というのはあまり期待しない方がいいです。
お子さんの靴のサイズ合わせの知識がちゃんとある方向け。
でも、なんせ色使いもかわいいし明るい売り場だから、親御さん、シニア層で賑わっていました。

やっぱりもったいない

地下1階 こども靴売り場

またも苦言を書いちゃいますが、地上1階以上の賑わいに対して、地下1階はとにかく見せ方が残念なことと、【4 トラディショナル】はいらなかったんじゃないかな。
【6 リラックス】にあるgenten(ゲンテンhttp://from-genten.kuipo.co.jp/)とかわたしは好きですが、ど真ん中にギャルゾーンのある売り場に立ち寄った人が、gentenには目を向けないでしょう。
トラディショナルコーナーも同様で、「そのブランド」だけを目指してくる人ならともかく、ほかの店舗にも出店しているブランドだもん。
そのブランドがほしいだけなら、ターゲットがぶれて全体的に落ち着かないイーレ地下1階ではなく、別の店に行くでしょうね。
gentenなら、ヒルトンプラザウエストB1Fという具合で。

お手頃でそこそこいいバッグなら、1階2階他のフロアに十分あります。
ハイブランドバッグは百貨店に任せて、「シューズ&アクセサリー・雑貨」にしちゃえばよかったのに。
地下1階のハイブランドバッグコーナーこそ、いちばん身の置き所がない。

靴もケンネル&シュメンガーがまた戻ってくれて、「踵の小さい日本人向け」木型があるのに、アピールしている伊勢丹什器が残念な配置です。
あのレイアウト、一体どこが決めたんだろう。

結局“欲張りすぎ”という最初の結論(この日記)に帰ってくるのでした。