いつものまちライブラリー@シューフィッター大木さんのお勉強会です。
バックナンバー等はタグ「シューフィッターと語ろう」から行けます。
今回のテーマは
「シューフィッターと語ろう 第11回
~そごう横浜店靴売り場解剖の楽しいお話・
そして靴の製法とフィッティングのポイント」
ええそうです、前半はわたしがそごう横浜店のお話をするという!!
なんとも感想を書きづらいお勉強会でした。
なお今回は、以前も日記で登場している紬美(ゆみ)さんが参加して下さり、
http://ameblo.jp/you-me-tsumugi/entry-11971305539.html
すでにご自分のブログに感想を書かれています。
持参した資料の一部
わたしがそごう横浜店に行く前、WEBのフロアマップでどこを見たのかからスタートです。
販売をされている方から見ると、わたしの意見は
「それはわかるけれど、こういったデメリットもあってあえてやらない」
という事情もあると思います。
そこはあえて意図をくまずに、わたしが感じたことを率直にお話ししました。
だって、いち消費者は売る側の事情なんて意識して買い物しません。
欲しいものを手に入れる・確認する目的で売り場に足を運んでいるから。
ふつうはそういうもんです。
でも、売る側の方の事情を知れるのは、こういった勉強会のいいところでもあります。
知識が増えると、自分が居心地がいいものってどういうものなのかをイメージしやすくなるからです。
そごう横浜店レポートは、ブログに連綿と綴っていつでも読むことができます。
http://nuinui358.dreamlog.jp/archives/cat_1221755.html
が、いかんせん長い。 27記事もある。
長いもんだから、特定の人ならともかくやっぱり敷居が高いわけで。
今回、すでにブログに書いたことをお話しするのってくどくならないかなと危惧したのですが、誰であろうと「ブログを読んでいない」人だと思って話をしたらいいだけだと気がつきました。
わたしは自分が書いているから内容まるっと覚えていても、一度読んだだけで覚えている人の方が少ないし、自分だって人の文章読んだときそうです。
こういうの自意識過剰っていうんだな~と、あとで心中赤面でしたが、とても楽しい席でした。
http://shoefitter.seesaa.net/article/409530685.html
ブログ内には店名が書かれていないので、リンクは貼らずにこっそり。
わたしは百貨店の清掃が通路だけだなんて、知りませんでした。
売り場内までは清掃業者の手は入らず、共有の通路だけなんですって。
それって会社でいうと、廊下だけ清掃してくれて、デスク周りは個々でやるような感じかな。
確かに靴売り場に行ったとき綺麗だなと思ったのですが、毎朝磨かれていたとは…
文字通り、自分たちで作り上げている売り場の姿です。
売り上げがよいのも納得です。
というのも、わたしは2006年にカナダトロントに行った際(ヴィゴ・モーテンセンにサインもらったときのこと)、トロント1というHolt Renfrew(ホルト・レンフリュー)に立ち寄っています。
カナダの高級デパートチェーンというからめっちゃ期待して、靴に化粧品にランジェリーにとわくわくしてGO!
当時の感想です。
「エスカレーターが汚い。
汚れという意味ではなく、百貨店レベルとしては痛んでいるという意味で、
なんで傷があるのに放置なの?
梅田の百貨店のエスカレーターはピカピカ。
こんなに傷が入ってるエスカレーター、ありえない。
店構えは立派だけど、全体に寂れたカンジがあってとってもガッカリ。
エレガントさ皆無。
ほんとに映画祭に来たセレブがここで買い物してるの? 」
古いものを活かす木造エスカレーターのあるNYのメイシーズものちに見ていますが、あれとは全然ちがーう。
単にほったらかしで、手入れするという発想がない汚さでした。
日本のスーパーよりもひどい。
そしてここで売っているものはみな、高く感じました。
つまり、「モノの周囲の空間は、価格の印象に反映する」です。
寂れ傷んだ空間で売られていたあそこのものは、何ら惹きつけられるものがなかった。
逆に、照明だけでなく足元から磨かれた空間だと、値札の数字は小さく感じられるのです。
いいものであっても雑多なところに置かれていたら、気がつかれない。
それと同じだと思いました。
契約社員で働いていたとき、食器洗い当番がありました。
その中に社内の人が使った灰皿洗いも含まれており、女性からずっとブーイングでした。
自分ではなく他人が汚したものを洗う、磨くという作業は、愛がないとできないです。
いったいどれほどの売り場でこういった床磨きをされているのか、お店に行ったときに見る楽しみの一つです。
余談が長くなったので、大木さんパートは後半に分けます。
後編へ
バックナンバー等はタグ「シューフィッターと語ろう」から行けます。
今回のテーマは
「シューフィッターと語ろう 第11回
~そごう横浜店靴売り場解剖の楽しいお話・
そして靴の製法とフィッティングのポイント」
ええそうです、前半はわたしがそごう横浜店のお話をするという!!
なんとも感想を書きづらいお勉強会でした。
なお今回は、以前も日記で登場している紬美(ゆみ)さんが参加して下さり、
http://
すでにご自分のブログに感想を書かれています。
テキストと対話、それぞれのメリット
持参した資料の一部
わたしがそごう横浜店に行く前、WEBのフロアマップでどこを見たのかからスタートです。
販売をされている方から見ると、わたしの意見は
「それはわかるけれど、こういったデメリットもあってあえてやらない」
という事情もあると思います。
そこはあえて意図をくまずに、わたしが感じたことを率直にお話ししました。
だって、いち消費者は売る側の事情なんて意識して買い物しません。
欲しいものを手に入れる・確認する目的で売り場に足を運んでいるから。
ふつうはそういうもんです。
でも、売る側の方の事情を知れるのは、こういった勉強会のいいところでもあります。
知識が増えると、自分が居心地がいいものってどういうものなのかをイメージしやすくなるからです。
そごう横浜店レポートは、ブログに連綿と綴っていつでも読むことができます。
http://
が、いかんせん長い。 27記事もある。
長いもんだから、特定の人ならともかくやっぱり敷居が高いわけで。
今回、すでにブログに書いたことをお話しするのってくどくならないかなと危惧したのですが、誰であろうと「ブログを読んでいない」人だと思って話をしたらいいだけだと気がつきました。
わたしは自分が書いているから内容まるっと覚えていても、一度読んだだけで覚えている人の方が少ないし、自分だって人の文章読んだときそうです。
こういうの自意識過剰っていうんだな~と、あとで心中赤面でしたが、とても楽しい席でした。
靴の価格に反映する環境
そして大木さんも実は昨年そごう横浜店に行かれています。http://
ブログ内には店名が書かれていないので、リンクは貼らずにこっそり。
わたしは百貨店の清掃が通路だけだなんて、知りませんでした。
売り場内までは清掃業者の手は入らず、共有の通路だけなんですって。
それって会社でいうと、廊下だけ清掃してくれて、デスク周りは個々でやるような感じかな。
確かに靴売り場に行ったとき綺麗だなと思ったのですが、毎朝磨かれていたとは…
文字通り、自分たちで作り上げている売り場の姿です。
売り上げがよいのも納得です。
というのも、わたしは2006年にカナダトロントに行った際(ヴィゴ・モーテンセンにサインもらったときのこと)、トロント1というHolt Renfrew(ホルト・レンフリュー)に立ち寄っています。
カナダの高級デパートチェーンというからめっちゃ期待して、靴に化粧品にランジェリーにとわくわくしてGO!
当時の感想です。
「エスカレーターが汚い。
汚れという意味ではなく、百貨店レベルとしては痛んでいるという意味で、
なんで傷があるのに放置なの?
梅田の百貨店のエスカレーターはピカピカ。
こんなに傷が入ってるエスカレーター、ありえない。
店構えは立派だけど、全体に寂れたカンジがあってとってもガッカリ。
エレガントさ皆無。
ほんとに映画祭に来たセレブがここで買い物してるの? 」
古いものを活かす木造エスカレーターのあるNYのメイシーズものちに見ていますが、あれとは全然ちがーう。
単にほったらかしで、手入れするという発想がない汚さでした。
日本のスーパーよりもひどい。
そしてここで売っているものはみな、高く感じました。
つまり、「モノの周囲の空間は、価格の印象に反映する」です。
寂れ傷んだ空間で売られていたあそこのものは、何ら惹きつけられるものがなかった。
逆に、照明だけでなく足元から磨かれた空間だと、値札の数字は小さく感じられるのです。
いいものであっても雑多なところに置かれていたら、気がつかれない。
それと同じだと思いました。
契約社員で働いていたとき、食器洗い当番がありました。
その中に社内の人が使った灰皿洗いも含まれており、女性からずっとブーイングでした。
自分ではなく他人が汚したものを洗う、磨くという作業は、愛がないとできないです。
いったいどれほどの売り場でこういった床磨きをされているのか、お店に行ったときに見る楽しみの一つです。
余談が長くなったので、大木さんパートは後半に分けます。
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