ここからは、そごう横浜店の売り場レポートです。
8階、こども靴売り場。
クリエイターズフェアのこども靴出店があると知っていたので足を運んだのですが、驚きの連続でした。

最初に、設置されていたこのチラシです。
そごう横浜店8階子供靴
不要になったこども靴の下取り。
「常設いたしました」とあるので、以前はスポット開催で好評につき常設になったのでしょう。

一回につき3点まで下取り、そごう・西部各店のこども売り場で使える500円割引券になります。
割引券は1レシート合計が税込み5000円ごとに一枚利用できますが、このことを育児中の従姉妹に話したら
「えー! この前処分したばっかり! あ、でも5000円からかあ。
ニューバランスの靴とかだいたい4000円からなの、惜しいわ…」
その辺は金額設定うまくされていますね。
でも、靴売り場に限らずこども用品売り場が範囲だし、セール品、ご優待商品にも使えるよ。
有効期間は下取り日から三ヶ月。

これいい取り組みだなと思います。
こども靴はサイズアウトして買い換えなので(理想はね)、まだ履ける状態のものもあります。
下取りされた靴は状態を確認の上、国際協力NGOジョイセフなど通じ寄贈など役立たせるそうです。

実績興味ありませんか?
見つけました。
 
2014年8月まで。西武・そごう 全店 440,932足。
よんじゅうよんまん!!

★トップ3
西武池袋本店 90,871足
そごう横浜店 82,801足
そごう千葉店 42,464足


関東百貨店のこども売り場事情がさっぱりわかりませんが、池袋という地域はこどもに強いのでしょうか。
オタクの街のイメージだったので意外でした。
こういう取り組みはもっとアピールしてもいいと思います。
特に実績ページ。

さてこども靴売り場です。
品揃えに驚きました。
ベビー用、幼児用、児童用と年齢層そしてサイズが幅広いです。
そして小学生の大きめサイズって、百貨店に限らずこども靴売り場にないことが多いんですよ。

こどもの21cmとおとなの21cmは違います。
足長が同じだからと履かせてしまうと、ぶかぶかかもしれない。

・JIS規格表
http://www.fha.gr.jp/data/size.html
【例】
こども(E) 21cm 足囲200足幅82
男性(E) 21cm 足囲219足幅90
女性(E) 21cm 足囲216足幅88
※靴がJIS規格通りに作られているかはこの際不問

さすがだなと思ったのは、フォーマルや革靴がそろっているところ。
発表会の場に限らず、通学で革靴指定ありますからね。
革靴を百貨店のこども靴売り場でちゃんと取り扱っているところは、とても少ないです。
たいてい売れ筋のスニーカーがメインで、革靴はこどもアパレルブランドにちょっとあるかな。

さらに、白い靴の品揃えがいい。
白い靴っていうのは、アウト用でももちろんいけますが、上履き対応です。
常々ナンセンスだなと思いますが、学校の上履きは白という決まりが多くて、あしのことではなく見た目重視です。
その上学校指定で推奨しているのは、ゴム上履き。昭和の履き物。

でも意外とあのゴム上履きじゃなくても白いスニーカーなら可というケースがあります。
最初お子さんはみんなと違う上履きがイヤでゴム上履きを履くけれど、足が痛くなるからやっぱりスニーカーに戻るというエピソードも聞きます。
校内で過ごす時間は長いので、どこの学校でも校内のあしもとが外と同じになればいいのに。
過去ログ:


インポートのこども靴から、上履き、革靴といった、こども靴の世界の問題をクリアーしようとしている品揃えに、感嘆しました。
こども靴専門店ならともかく、百貨店のいち売り場内であるのがポイントなのです。
あと、銀行みたいに順番待ちの番号札をもらうシステムにもびっくりした。
人気があるのと、お子さんをじっと待たせることはストレスなので、時間つぶせるようにかな。

ここにはちゃらい靴はありません。
ちゃらい靴は、イオンなどスーパーに行けばあるので、スーパーにはない【いい靴】をずらっと見ることができます。

こども靴の世界はいつも気になるので、梅田の百貨店のこども靴売り場を時々見ていますが、こんなに芯の通った売り場を見たのは初めてです。
8階を見たあと地下に戻ったとき、あの売り場すごいですね、どうやって作ったんですかびっくりしましたといったら、担当されたのは林さんでした。
ですよねー!!
そごう横浜店8階フロアマップ
こちらで買った靴は地下一階でも調整してくれます。
いいもの見せていただきました、大満足。


つぎは地下一階靴下売り場レポートにつづきます。こちら