血液型診断の弊害と信憑性のなさについて、mixiでは散々ネタにしてきました。
わたしのお友達には自分の血液型をネタにする人はいても、他人に対して決めつけをするような、不快な行為をする人はいません。
だからリアルでは声高には言ってこなかったのですが、いくら言っても本人がそれに気がついて改めない限り、ブラッドタイプハラスメントってなくならない。
ハラスメントとは、
http://www.osaka-med.ac.jp/deps/jinji/harassment/definition.htm
永江さんが書かれているこのテキスト
・血液型占いにすっかり洗脳されている皆さまの目を覚ます呪文について
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=7460
読めばほんと一発で目が覚めると思うんですが、そもそも血液型診断を信じている人は、こういうテキストに行き着かない。
ネットは自分の信じたもの、都合のいいものしか見せないからです。
じゃあ、お医者さんの立場からの発信は、どうだ。
五本木クリニック 院長ブログより、
・血液型占い?血液型で性格がわかるわけないことが明らかになった!!
http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=10833
この論文は2014年6月1日公開、京都文教大学の縄田健悟さんによって書かれたものです。
日米の調査会社による研究。
もういっちょ、九州大の縄田健悟講師(社会心理学)による同じく日米一万人の調査でも、血液型と正確の関連性なしというのが発表されています。こちらは6/25発行の機関誌「心理学研究」に掲載。
・血液型と性格「関連なし」…日米1万人超を調査
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140719-OYT1T50087.html
ほぼ同時期に同じような研究が2件も発表されている。
それぐらい日本国内における「ブラッドタイプ(血液型)・ハラスメント」の問題が深刻な分野に影響しているということだと思いました。
しかしこれらの研究結果が、TVやメディアに載ることはまずない。
スポンサーまたは出版社自体が、血液型診断の書籍を出しているからです。
以前あったTV番組『巨泉のこんなモノいらない!?』
(放送期間1987年10月4日 ~ 1989年9月24日)
では、血液型診断なんていらないっていうネタを取り上げたことがあったのですが、あれ奇跡だったなあ。
第1次血液型ブームの頃なのに、すごくしっかり血液型診断の信憑性のなさを看破してたんですよ。
・ニセ科学の連鎖は続く
http://blogos.com/article/91249/
血液型診断も一時期廃れたのに、第二次、第三次ブーム的に手を替え品を替えリバイバルしています。
これが他のものなら単に経済活動への参加と言えますが、血液型診断は占星術のような統計学でもなく、それだけに納まらないのが問題なのです。
なお、わたしは血液型診断の話題になったとき、自分からは言わずに
「何型だと思う?」
と訊ね返します。
ほぼ100%当てられません。たったの4分類なのに。
ほらね。
わたしのお友達には自分の血液型をネタにする人はいても、他人に対して決めつけをするような、不快な行為をする人はいません。
だからリアルでは声高には言ってこなかったのですが、いくら言っても本人がそれに気がついて改めない限り、ブラッドタイプハラスメントってなくならない。
ハラスメントとは、
「他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを指します。」・学校法人大阪医科大学
http://
永江さんが書かれているこのテキスト
・血液型占いにすっかり洗脳されている皆さまの目を覚ます呪文について
http://
読めばほんと一発で目が覚めると思うんですが、そもそも血液型診断を信じている人は、こういうテキストに行き着かない。
ネットは自分の信じたもの、都合のいいものしか見せないからです。
じゃあ、お医者さんの立場からの発信は、どうだ。
五本木クリニック 院長ブログより、
・血液型占い?血液型で性格がわかるわけないことが明らかになった!!
http://
この論文は2014年6月1日公開、京都文教大学の縄田健悟さんによって書かれたものです。
日米の調査会社による研究。
もういっちょ、九州大の縄田健悟講師(社会心理学)による同じく日米一万人の調査でも、血液型と正確の関連性なしというのが発表されています。こちらは6/25発行の機関誌「心理学研究」に掲載。
・血液型と性格「関連なし」…日米1万人超を調査
http://
ほぼ同時期に同じような研究が2件も発表されている。
それぐらい日本国内における「ブラッドタイプ(血液型)・ハラスメント」の問題が深刻な分野に影響しているということだと思いました。
しかしこれらの研究結果が、TVやメディアに載ることはまずない。
スポンサーまたは出版社自体が、血液型診断の書籍を出しているからです。
以前あったTV番組『巨泉のこんなモノいらない!?』
(放送期間1987年10月4日 ~ 1989年9月24日)
では、血液型診断なんていらないっていうネタを取り上げたことがあったのですが、あれ奇跡だったなあ。
第1次血液型ブームの頃なのに、すごくしっかり血液型診断の信憑性のなさを看破してたんですよ。
・ニセ科学の連鎖は続く
http://
血液型診断も一時期廃れたのに、第二次、第三次ブーム的に手を替え品を替えリバイバルしています。
「血液型診断(他にもいろいろ当てはまる)を信じるっていうのは、
お財布からお金をどんどん落としているのと同じだよ」
というぐらいでないと、こういったニセ科学ビジネスの連鎖はなくならないでしょう。
お財布からお金をどんどん落としているのと同じだよ」
これが他のものなら単に経済活動への参加と言えますが、血液型診断は占星術のような統計学でもなく、それだけに納まらないのが問題なのです。
なお、わたしは血液型診断の話題になったとき、自分からは言わずに
「何型だと思う?」
と訊ね返します。
ほぼ100%当てられません。たったの4分類なのに。
ほらね。