・アルプス街道平湯
http://www.nouhibus.co.jp/alps/index.html

これまたでっかい観光施設。
団体客を余裕で収容できるレストセンターというのでしょうか。
ロープウェイから20分ぐらいです。
次の目的地は乗鞍スカイライン経由の乗鞍・畳平なのですが、なんでこんなお土産屋さんに?
ツアーであるのが一つ、あとここでお昼のお弁当をピックアップしたのです。
前日にオーダーしたお弁当をここで受け取り、わたしたちが施設で休憩している間添乗員さんが座席に配ってくれていました。
乗鞍は滞在時間が短いので、お弁当をオーダーして正解でした。
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ここで買ったお土産。
キャラメルコーン大好き。めっちゃかさばったけど。

<11:10 平湯出発> 


乗鞍スカイラインを経由し、乗鞍・畳平を目指します。
バス車中、どこら辺からかグウグウ寝てしまい、目が覚めたら雪が残る景色でした。
一眠りしてお腹が空いたので、
「お弁当食べる。乗鞍に着くと寒くて外で食べるとかできないと思う!」
と、むっしゃー。
このお弁当、牛&豚肉がめっちゃおいしかったです。
「さめてもおいしい!」って書いてあったけど、ほんまでした。
日本のお弁当文化、サイコー。

乗鞍スカイラインはぐねぐねとした山岳観光道路ですが、運転手さんが上手なのでお弁当食べながらでも全然気持ち悪くなりません。
雲を抜けぐんぐん高度が上がる光景を見ながら、余裕でお弁当を味わいましたよ。
完食前にバスが終点の畳平に到着。
そのままバス車中でお弁当をたいらげ、散策スタートです。

<12時前 畳平バスターミナル> 


気温は新穂高ロープウェイより低いけれど、あっちの方が寒かったです。
あと、数値は同じでも真冬の寒さとは別なんですね。
太陽の位置は夏に向かってる影響でしょう、7度のわりには過ごしやすいんです。
たまたまこの日がそうだったのかな。
高度2700mなので、高山病の症状を訴える人もいました。
わたしは元気だった。

さて次の集合時間まで、散策はほんの40分程度しかできません。
高山植物はまだまだ雪の下なので、いちばん近くの山をちょっと登ってみようと思います。
畳平からは魔王岳、大黒岳、富士見岳が近く、頂上まで30~40分程度で行けます。
一番近いのは魔王岳。ごっつ早足で登れば15分ぐらいだとか。
山ガールならともかく、運動不足の大阪平野がデフォルトのわたし、山頂はちょっと厳しいけれど時計を見ながら行けるところまで行ってみます!
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曇りというかなんか雲の中にいるような感覚。
登山道は整備されていますが、ゴロゴロした岩地で荒涼とした世界です。魔王っぽい。
そして残雪がすごい。
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あそこでスキーをする人がいるんだよ。
わたしなんかだと、一気に滑降というか転げ落ちそうな…
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あっ!!
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亀ケ池!!
すんごい綺麗な色!!
ここは水が溜まれば池になり、ないときは窪地。
雪解け水でできたって感じだ~
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疲れた…休憩…
ゼイゼイするのは高山病? それとも運動不足??
「運動不足やろ」
デスヨネー
こんなときぐらいは、口呼吸を許して下さい。
ゼイゼイ。

友達は「時間を教えて。行けるとこまで行ってみる!」と果敢にアタック。
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いってらっしゃ~い(待ち人目線のアングル)

時刻を読み上げながら、バスの車中からずっと気になっていたこの松を激写。
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山肌を包むようにもさーっと広がっていて、なんか山の珊瑚みたいだなと思っていたんです。
通りかかったガイドさんが、これは「ハイマツ」だと教えてくれました。
「這う」「松」
高山の環境によってこれ以上大きくならず、這うように育つんです。
下界だとちゃんと背が高くなる。
そしてこのもしゃもしゃした根元に雷鳥が巣を作るんだって。
あったまいー!
初夏は子連れの雷鳥を見ることが出来るそうで、だからおみやげにお菓子の【雷鳥】が売ってあったんだ。

友達が「ちょっと先に“魔王園地”っていうところがあって、そこまではいけるで!」と教えてくれたので、わたしももうちょっとがんばってみました。
ゼイゼイ
太股は割れないけれど、とにかく息が上がります。
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魔王園地(標高2,761m)到着! これまでの人生で、一番高いところに降り立ったわ。
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あっちが魔王岳山頂です。魔王っぽい。
ずっと階段で整備されているので、時間がもうちょっとあれば山頂まで行けたのになー
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園地からだともうちょっと大きく亀ケ池が見えました。
きれいだな~…
雪とのコントラストが、すんごい。
神秘的な色。

山を下りてバスの時間までの間、トイレで着替えることにしました。
さすがにひと運動して暑かったのと、次は下界の高山市内、ジーンズに戻ります。
がっちり着込まずとも、意外と他のひとは軽装でした。
寒いと動けなくなるから、わたしは暖パンで◎。

<12:40 畳平出発> 


行きしなは寝ていたのとお弁当を食べていたので写真ゼロだった乗鞍スカイライン。
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積雪を彫刻刀でえぐり取るように道路が抜けています。
おもしろーい!
どうやって雪かきするのかな。
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積雪の断面です。
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ぐねぐね下るよ。

次の目的地は、高山市内