<21時ごろ お風呂>
思いのほか暖炉を堪能し、ホテル内の売店も一通りチェックしてからさてお風呂に入るかと外を見ると、雨が上がっています。
あ! もしかして館外露天風呂いけるんじゃない??
ホテルには館内の露天風呂と、館外の河原にも大露天風呂があるのですが、河原に降りるスロープカーが故障中なのです。
河原に降りるにはその横にある階段を下りるしかなく、雨だと足元も悪くて危ないから無理だなーと残念に思っていました。
しかし、雨が上がったのなら、行ってみたい!
お風呂の写真は撮れないので、HPを貼っときます。
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着替えと荷物をまとめ、一階の履き替え口でスリッパから草履へ。
草履は鼻緒タイプで五本指ソックスのわたしは楽ショーでしたが、普通のソックスの友達は難儀し、さらに河原に降りる階段、マジ暗い!!

翌朝撮影した、露天風呂への階段です。
左の屋根つきスロープカーは運休、右のガードレールが途切れているところから階段が始まっています。
従業員通用口みたい。
いちおう外灯が置かれていますが、暗いし雨上がりだからよくよく注意して足を運ばないといけません。
ヒーヒーいいながらもどうにか着いたとき、ご夫婦が湯上がりで戻られるところでした。
「いま、混浴の方誰もいないよ、すごくよかったよ!」
えっまじですか。
館外露天風呂は女性専用と混浴があり、混浴の方は浴衣300円をロビーで借りる必要があるのです。
ロビーに戻るのもなあ…
誰もいないのであれば果敢に混浴にチャレンジしたいけれど、あとで男性が入ってくることもあるわけで、さすがに思い切れなかったです(^^ゞ
それでも女性専用露天風呂も誰もいなくて、貸し切りでした。
やったーーーー!! 広いよ!
自然の中にほんとに溶け込んでいて、めっちゃいいーー!!
来てよかったー!! お風呂サイコー!!
ここの露天はスケール感がウリです。
本来ならもっと湯浴み客がいるのに、雨天のおかげで貸し切りとなりました。
ねー、雨天でもいいことあるのです(^-^)
あいにく星空は観ることができなかったけれど、冬ほど寒くないからゆっくり露天を楽しむことができ、ほんっと満喫できました。
しかし、このあと厳しい現実に直面…
行きはよいよいだった階段が、帰りはめっちゃ急で這いつくばるように感じられます。
もう、もう、太股割れるー(;△;)
上高地でもこんなハードな行程はなかったのに、ここにきてなんという落とし穴。
お風呂入ったばっかしでハードモード突入、息は上がるし汗かくわー!!
露天には洗い場がないのでこのあと結局館内のお風呂に行くから、汗かいてもいいんですけどね。
館内のお風呂にも小さめの露天風呂があります。
バスの車中からの光景でも温泉宿の多さに、飛騨山脈(北アルプス)って火山帯なんだなと改めて認識しました。
こんなに緑が多いのに、地下では燃え。
恩恵、まさに山の恵み。
山岳信仰における神聖さや畏敬の一端を見ました。
お風呂の脱衣所にあるウォーターサーバーは、天然地下水の文字通り「アルプスの名水」を飲めます。
これがお風呂上がりに、ぷはー!
あと、ロビーでもお冷やをもらうことができて、水の豊富さに瞠目。
贅沢なことだよねえ。

ロビーの喫茶営業中はテーブルにオイルキャンドルが灯り、もっと雰囲気がいいよ

廊下。ロッジ風なんかな。
わたしは当然「ネルネル」で口止めましたよ!
二日目に続きます



