お友達と宝塚で再会しました。
劇場の入り待ちをしているファンの様子を見たり、おみやげコーナーを堪能してから車でイオン昆陽（こや）に移動したのですが、途中で差し掛かった工事現場にて姉さんが
「ここ、あのガーデンフィールズがあったとこやけど、取り壊されてん」
ええ！！

宝塚ガーデンフィールズは、もともと宝塚ファミリーランドがあったところに出来たお庭と動物のふれあいガーデンでした。
2011年夏に、まさに姉さんと二人の息子と一緒に行ったことがあり、
（当時の日記）すごく楽しかったんです。
動物コーナーばかりで遊んだから、いずれお庭の方も見たいなと思っていたのですが、2013年12月末で閉園していました…
すごいショック…
息子さんはこの光景を見るたびに、
「あのワンちゃんどこ行ったんかなあ」
と口にするそうで、ほんとに残念。

こういったこどもが遊べる緑のエリアが、まさかとりこわされるとは思いませんでした。
普通、公園的な施設って残すために作るんじゃないの？？
調べてみるとわずか10年で閉鎖になっています。
特にシーズンズと名付けられた庭園は、とても手がかかったものだからたった10年で更地にしちゃうなんて信じられない。

宝塚市はガーデンズと温室は当初は残すと説明したようですが、どうも雲行きが怪しいのです。
こちらのブログで工事用の囲いで見えなくなっている現在のガーデンズ上空からの様子が確認できました。
http://blogs.yahoo.co.jp/momorogue/48063855.html
今のところ残っているけれど、どうだろう。
姉さんはここにマンションが出来るってゆってたし、お庭を残す方針は周知されていないのが伺えます。

宝塚って響きはよいのですが、特に大きな産業もないので行政のセンスがあまり無いように見受けました。
威圧感のある高層マンション群の光景とか、豊かさというより、うーんプライドとかブランドっていうほうが前面に感じられます。
市在住の人の話を耳にしたからかも。

たまたま20、21日と続けて宝塚方面に出かけたトラベラーの所感ですが、なんとなく「行き詰まり感」を強く感じました。
でもこれは、日本のどこにいても感じられることなのかも。
効率と利益、経済のために目先の収入第一にした結果。
もうそういう次元じゃないと思います。