年2013年のちょうど今頃ですね、Eテレでやっていた番組のテキストです。
NHKまる得マガジン スタイリストが教える!おしゃれ着やせ術

この本はモデルが一般モニターの方かと思うほどいい意味で庶民的。
具体的なアドバイスのもとに今お店で売られている服をコーディネイトしているため、ファッション誌よりよほど参考になります。
内容は初夏向けスタイル。
秋冬もあると思ったのにこれ一冊しか出ていないので、企画はされなかったのかしら。

こちらはオールカラーで、実際のアイテムがバンバン掲載されています。
試着時のポイントとかとてもわかりやすい。
しかし、
政近準子004
右のスタイル、パンツダバダバすぎない??
太ももカバーかつ、丈も教科書通りなのですが、なんかすっきりしない。
(ちなみにこのモデルさんは、政近さんのパーソナルスタイリストジャパンスクール出身の、プロスタイリスト)
政近準子005
わたしも太ももがはっているので真っ先に開いたページなんだけど、やっぱりダバダバ感が目につく。
政近準子006
左はスカートがインパクト強すぎて、右は丈長すぎじゃない?
あえて気になるスタイルを抜粋しましたが、
政近準子008
これなんかはいい感じ、特に右はほんとに腕が細く見える。
ちゃんと「おー!」っていうスタイルもある中で、微妙なものもあるということです。
政近準子007
こういうシャツ分類とかおもしろい。

自分が普段選ばないアイテムのお勉強にもなるし、なによりこのテキストはサイズが大判で開きやすいのがいいです。
着用アイテムはブランドがクレジットされていて、インポートではなく百貨店に普通に入っているブランドだから探しやすいでしょう。
ただし、半分ぐらいの肝心のアイテムはクレジットがなく、スタイリスト私物なんだけどね。

わたしはおしゃれ指南本を何冊か持っていますが、実際の服をコーディネイトした「スタイル本」は買いません。
自分のスタイルとかけ離れているものや、売ってるところどこやねんなアイテムだと取り入れるのが難しいし、レディースは流行り廃りの影響が大きすぎる。

ファッション誌のグラビアでも同様なのですが、わたしはああいうスタイル写真を見て「こういうの着てみたーい」ってならないのです。
頭のなかで『Vネックで、色はこれで、素材はこれで』という自分のハンティングポイントがあり、それにマッチしたものをひたすら探すスタイルだから、スタイル本とは合わない。
だから、理論派や精神論のお洒落指南本が好きなのでしょう。

このテキストはオールカラーで開きやすくポイント解説が実践的なのが良かったので、わたしにしては珍しいスタイル本となりました。
テキストの中には案の定、こういうスタイルしてみたいというのはありません。
ではわたしは一体どういうスタイルが合うのか。
骨格診断を受けることにしました。
診断レポートはこちらです。