Bで流れてきたこちらの記事、

■悪質!住所変更すると全員強制的にNHKに通知される
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11489439016.html

記事は2013年3月のものですが、ブログで紹介されている「郵便局への転居届け」画像がツイッターやFBでなぜか今頃出回っています。
どうも2/10から急に?

そして、2012年にわたしは二度引っ越しをしていて当然郵便局に転居届を出していますが、ハガキにカーボンなんてなかったんです。
一度目はオンラインのe-転居から。
http://welcometown.post.japanpost.jp/etn/?ac=h1_t01
二度目は局からハガキです。

ほんとに郵便局がNHKと組んでいるなら、e-転居の「利用確認」画面にこっそりNHKのことを紛れておけばよほど手間がかかりません。
申し込みした途端、NHKに転送する仕組みにすればいい。
しかし、引っ越し先にNHKの集金は一度も来ませんでした。

じゃあ、あのブログの記事はなんなのか。
2013年になって突然転居届のハガキが変わったのか。
民営化で経費削減の折、そんなお金かかることするかな。

そしたら、こういう経緯でした。
2/11にツイッターで流れていたこの画像の真偽を確認した人がちゃんといて、ブログには「NHKの受信契約書」と書かれていますが、あれは「転居届(NHK住所変更共用タイプ)」でした。
http://yubin.2-d.jp/y4/26.html

普通にNHKの受信契約をしている人は、こっちの方が一度に処理できて便利なわけです。
NHKに転居先を知らせたくない人はカーボンを剥がすか、これではなくて通常の転居ハガキ、またはe-転居で手続きすればよいと思います。
物事は表裏一体、この仕組みが便利な人もいれば、見方が変わるとこのようにとられてしまう良い例です。

今回はたまたま転居届の体験が比較的最近にあったため、「あれ?」と思って一手間調べてみたら、すぐに経緯が判明しました。
それに、ツイッターの方ではちゃんと「住所変更届ですよ」という指摘もされています。上記まとめ参照
それでも情報拡散のスピードの方が速く、指摘の声はあっという間に埋もれてしまう。

NHKにアレルギーを持っている人がこの記事を見ると、タイトルだけで「すわ!」と脊髄反射したくなると思います。
わたしもその反応はすごくわかります。
わかるからこそ、今回のように「一手間」かけて時間をかけることが大事だという戒めを込め、まとめました。

この一連の流れはFBから流れてこなければ知らないままだったので、流してくれたお友達にはある意味感謝です。