2012年に「あしを守る靴選びWS」をやっていたとき、度々受けた質問に
「機械で計測したら、足にあった靴を選べるのか」
というのがありました。
自分で靴を選んでもイマイチピンとこないので、機械で正確に計測したら合う靴がわかるだろう。
その心理はすごくわかります。
わたしも、自分で足のサイズってどうやって測るのかわからなかったし、身長体重のように専門の計測器具でびしっと計測したら、靴もびしっとわかるだろうって。
持っている中で一番古い足の計測シートが出てきたので、計測による差異、そして移り変わりを見ていこうと思います。
まず最初、アシックスのサイズ計測から。
●1998年10月10日計測
20代、すでにこの時から靴選びが難しく感じていて、ちゃんとサイズを測ってもらおうと意を決して阪急イングス(当時)の売り場へ行ったのです。
スポーツなんて全くしないから、イングスの売り場ってすごく敷居が高い。
でも、他に「無料でサイズ計測いたします」って挙げている売り場がなかった。
20代のピヨッピヨだから一人で行けなくて、友達について来てもらったんだけど、計測のところをウロウロしても売り場の人は知らん顔。
全然声かけてくれないんですよ。
「サイズ測ります」って掲示を挙げてるぐらいなら、向こうから、サイズ測ってみませんかって言ってくれてもいいのに!! って焦燥感いっぱいでしたが、なんとか声をかけて測ってもらったのです。
今みたいな計測器具ではなく、普通に板に乗ってメジャーで測るのみですが、なんかわくわくしましたよ。
<立位のみ>
左 右
足長 238 234
足囲 229 227
JIS 240D 235D
そして「左23.8 右23.4」って書かれたお買い物時に役立てて下さいという名刺サイズのカードをもらいました。
…なんのアドバイスもなかったです。
右上の骨格図の部分には、土踏まずと横アーチ部分に鉛筆でぐちゃぐちゃ記入がされているので、すでにアーチが崩れていたんでしょう。
ぐらいしかわからん。
「機械で計測したら、足にあった靴を選べるのか」
というのがありました。
自分で靴を選んでもイマイチピンとこないので、機械で正確に計測したら合う靴がわかるだろう。
その心理はすごくわかります。
わたしも、自分で足のサイズってどうやって測るのかわからなかったし、身長体重のように専門の計測器具でびしっと計測したら、靴もびしっとわかるだろうって。
持っている中で一番古い足の計測シートが出てきたので、計測による差異、そして移り変わりを見ていこうと思います。
まず最初、アシックスのサイズ計測から。
●1998年10月10日計測
20代、すでにこの時から靴選びが難しく感じていて、ちゃんとサイズを測ってもらおうと意を決して阪急イングス(当時)の売り場へ行ったのです。
スポーツなんて全くしないから、イングスの売り場ってすごく敷居が高い。
でも、他に「無料でサイズ計測いたします」って挙げている売り場がなかった。
20代のピヨッピヨだから一人で行けなくて、友達について来てもらったんだけど、計測のところをウロウロしても売り場の人は知らん顔。
全然声かけてくれないんですよ。
「サイズ測ります」って掲示を挙げてるぐらいなら、向こうから、サイズ測ってみませんかって言ってくれてもいいのに!! って焦燥感いっぱいでしたが、なんとか声をかけて測ってもらったのです。
今みたいな計測器具ではなく、普通に板に乗ってメジャーで測るのみですが、なんかわくわくしましたよ。
<立位のみ>
左 右
足長 238 234
足囲 229 227
JIS 240D 235D
そして「左23.8 右23.4」って書かれたお買い物時に役立てて下さいという名刺サイズのカードをもらいました。
…なんのアドバイスもなかったです。
右上の骨格図の部分には、土踏まずと横アーチ部分に鉛筆でぐちゃぐちゃ記入がされているので、すでにアーチが崩れていたんでしょう。
ぐらいしかわからん。
足の様子をみるでもないし、計測したあとはちゃちゃっと記入したシートを渡されただけで、具体的にどんな靴を買えばいいとか、どこのメーカーのがいいとか、そういったアドバイスは一切無く、がっかりした記憶があります。
というか、イングスの店員って基本的にがっかり度数高い。
これ以外にも度々靴売り場に行っていますが、いつだって不満でした。
それで足が遠のいていたのですが、2012年、すでに足と靴の知識満帆のわたし、アシックスが進歩しているのか確かめるべく、再訪しました。
●2012年5月19日計測
計測器具がいっちょ前に3Dになっています!
http://
ボックスに足を突っ込むと、赤いレーザーがにゅーっと計測するのです。
<立位のみ>
左 右
足長 238 234(1998年と全く同じ)
足囲 228(D)223(D)(1998年から右は細くなってる)
足幅 97(E)95(E) これは1998年計測にない
JIS 24.0E 23.5E
と出ていますが、実は裏面にも結果がありまして、
左 右
足長 238.4 234.3
足囲 227.6 222.7
とより細かい数値が出されています。
「足の特徴」
足囲はやや小さめ(D:JIS)です
母趾角度は普通です
と追記。
そのせいか測ってくれた店員さんは、表にある
「このサイズ(24Eと23.5E)はちょっと違っているので、
あまり意味はないです」
なんやねん、それ。
「日本のブランドではなく、細めの靴を選んで下さい」
「プーマとかアディダスのような海外のものを」
ってめちゃ簡単なアドバイスをくれました。
裏面を見ると、左の土踏まずが右に比べて明らかに潰れて扁平化しているのですが、それについても一切触れない。
足に触れることもないし、お薦めの靴を持ってくるでもない、ほんとにただ計測するだけです。
いい仕事していますね、アシックス。
今、阪急イングスは梅田阪急8階のスポーツ用品売り場へ移動し、合体。
アシックスも入っていますが計測をやっているかは知りません。
グランフロントのアシックスショップでは、計測やっています。
甲高幅広の方ならともかく、E以下の足には、機械計測でも何ら靴選びに加味されることがない、良い例だと思います。
むしろ期待した分だけ、堪えます。
アシックス自体は悪い会社じゃないのですが、集めたデータが活かされてるのかという点と、売り場スタッフのフィッティング練度、どうしても売りやすい靴を販売するという傾向は如何ともしがたいなと思います。
イングスのアシックススタッフはほんと酷かった。
しかし、NBの四つ橋店でも大差ないから、専門店でもこんなもんなのかな。
2013年現在の売り場については、わかりません。当時の雑感です。
次は、フットプリント編。