ぐっと間が空きましたが、心斎橋大丸シェシアンの続き、靴のショッピング同行続編です。
今回の同行Aさんは、タルタルガのパンプスを履きおろしなしで長時間歩くことが出来た猛者。
もともとパンプスで歩き慣れているため、下半身の頑強さがわたしとは比較になりません。
たぶん履かれているパンプスは、これのパターン違い。
タルタルガサイトのアーカイブから。
わたしのパンプスとは、ヒールの形状も違います。
これを履き慣らすのにすごく大変だったので、オーダー時に「覚悟して!」と重々伝えたのですが、全然何ともなかったと言われて本当に驚きました…
今回の依頼は、タルタルガの6センチヒールはちょっと高くてしんどいからもう少し低くて普段履くパンプス、それとロングブーツ。
市販のパンプスでタルタルガの木型ほど細い踵はまず見つからないですが、それでも細いと言われているブランド(シュナイダーなど)や足によい作りのブランドを試着しました。
タルタルガの木型に慣れると、ちょっとでも緩いものってすごく違和感を感じます。
その違和感をできるだけ感じないものを、時間をかけてたっぷり試しました。
まあ、大半はだめでしたけど!!
特にがっかりしたのは、店員さんの対応です。
踵が緩いというAさんに対して、「前の部分にインソールを入れて調整を」って言うんですよね。
そんなところにハーフソールを敷いても、指がキツくなるだけでハンマートウに拍車を掛けます。
そもそも、これまでそのアドバイスを信じてどれだけの靴にハーフソールを敷いてきたことか。
そしてそれが全て無駄に終わってきたことか。
Aさんは笑顔できっぱりと
「これまでそうやってきたけれど、全部履けなくなりました」
って言っていました。
そんなAさんにここの靴どうかなと思って案内したのは、梅田阪急の銀座フタバヤ靴店コーナー。
ティエリーラボタン【Thierry Rabotin】の靴があるんです。
ティエリーラボタンはフランス人デザイナーによる、イタリア靴。
革がめちゃくちゃよいです。お値段もいいです。
細くて踵がしっかりした靴を探していると、結局行き着くのってインポートが多いです。
http://futabaya-shoe.shop-pro.jp/?pid=63562111
ラボタンの特徴は、インナーの革(画像だと水色)がラム(子羊の革)を使っていること。
そして、スウェード。(わたしはスウェード大好き)
春夏でも当たりの柔らかいスウェードの靴を作っています。
Aさんのこれまで履いてきた靴に比べるとちょっとお上品ですが、試着してみると「すごくいい!」と、もう一足の靴と延々迷われていました。
このパンプス不思議なのですが、カウンターが入っていません。
踵部分が柔らかい、なのに爪先立ちしてもきちんと踵にくっついてくる。
土踏まずの作りもよいし、一体どんな木型なのか。
http://www.thierryrabotin.com/jap/howwework.html
サイトによると、サケット製法ってあります。
サケット製法は、内革を袋のように直接アッパーの縁に縫い付ける製法。
足を靴下のように包み込んでくれるので、そらー履き心地いいわ。
踵を触ってみると、下の方にごく小さなカウンターらしきパーツがありました。
まさかこれカウンター? と店頭でびっくりしたんですが、やっぱりそうだったんだ。
さすがにカウンターなしの靴ではないのね。
Aさんが感激しているので、わたしも試着させてもらったところ、ダメでした。
5センチヒールですが、指が曲がるところが痛くて立つのもしんどい。
前重心で背中丸め気味なのと、ヒール下半身じゃないから合わないんでしょうね。
がっくり。
結局もう一足の候補の色違いとサイズを取り寄せて、一週間後に再訪。
フタバヤコーナーにあったロングブーツとパンプスを何足かたっぷり時間をかけて試着して、晴れてお買い上げとなりました。
安い靴ではないけれどこういう靴を扱っているお店では他にはないインポートを試せること、そして試着をしっかりできる点がやはりよいです。
靴は合う合わないは自分の体感なので合わなければ、すっぱり「ごめんなさい」すればいいのですが、そもそも「合っている」かそうでないかがわからないんですよね。
一度でもちゃんと合った靴を履けていたら、以降のお買い物はぐっと変わります。
わたし的には、ラボタンのオープンパンプスが合わなかったのがかなり残念でした。
心の支えは、やっぱりヒモだなー。
フタバヤのオンラインショップサイトには、「サイズ選びのポイント」が一言書かれています。
プライベートレーベルはフタバヤのロゴがついていますがインポートのものが多いため、
「一般的なサイズに比べて甲が薄めです」
「一般的なサイズに比べて幅が狭めで甲が薄めです」
「一般的なサイズに比べ幅が細めです」
という商品があります。
幅細靴は見た目と履いたときの形が全然変わるので、先入観にとらわれず実物を見るチャンスがあれば是非。
もちろん、梅田より銀座本店の方が種類が多いです。
2011AWでセールになってるこのレースアップシューズ、履いてみたい。
http://futabaya-shoe.shop-pro.jp/?pid=53361392
サイズの在庫を見ると盛大に売れ残っています。
甲が薄いし細めなので、試着する人が限られているのでしょう。
その代わり、ヒットしたらすごく素敵な一足。
今回の同行Aさんは、タルタルガのパンプスを履きおろしなしで長時間歩くことが出来た猛者。
もともとパンプスで歩き慣れているため、下半身の頑強さがわたしとは比較になりません。
たぶん履かれているパンプスは、これのパターン違い。
タルタルガサイトのアーカイブから。
わたしのパンプスとは、ヒールの形状も違います。
これを履き慣らすのにすごく大変だったので、オーダー時に「覚悟して!」と重々伝えたのですが、全然何ともなかったと言われて本当に驚きました…
今回の依頼は、タルタルガの6センチヒールはちょっと高くてしんどいからもう少し低くて普段履くパンプス、それとロングブーツ。
市販のパンプスでタルタルガの木型ほど細い踵はまず見つからないですが、それでも細いと言われているブランド(シュナイダーなど)や足によい作りのブランドを試着しました。
タルタルガの木型に慣れると、ちょっとでも緩いものってすごく違和感を感じます。
その違和感をできるだけ感じないものを、時間をかけてたっぷり試しました。
まあ、大半はだめでしたけど!!
特にがっかりしたのは、店員さんの対応です。
踵が緩いというAさんに対して、「前の部分にインソールを入れて調整を」って言うんですよね。
そんなところにハーフソールを敷いても、指がキツくなるだけでハンマートウに拍車を掛けます。
そもそも、これまでそのアドバイスを信じてどれだけの靴にハーフソールを敷いてきたことか。
そしてそれが全て無駄に終わってきたことか。
Aさんは笑顔できっぱりと
「これまでそうやってきたけれど、全部履けなくなりました」
って言っていました。
そんなAさんにここの靴どうかなと思って案内したのは、梅田阪急の銀座フタバヤ靴店コーナー。
ティエリーラボタン【Thierry Rabotin】の靴があるんです。
ティエリーラボタンはフランス人デザイナーによる、イタリア靴。
革がめちゃくちゃよいです。お値段もいいです。
細くて踵がしっかりした靴を探していると、結局行き着くのってインポートが多いです。
http://
ラボタンの特徴は、インナーの革(画像だと水色)がラム(子羊の革)を使っていること。
そして、スウェード。(わたしはスウェード大好き)
春夏でも当たりの柔らかいスウェードの靴を作っています。
Aさんのこれまで履いてきた靴に比べるとちょっとお上品ですが、試着してみると「すごくいい!」と、もう一足の靴と延々迷われていました。
このパンプス不思議なのですが、カウンターが入っていません。
踵部分が柔らかい、なのに爪先立ちしてもきちんと踵にくっついてくる。
土踏まずの作りもよいし、一体どんな木型なのか。
http://
サイトによると、サケット製法ってあります。
サケット製法は、内革を袋のように直接アッパーの縁に縫い付ける製法。
足を靴下のように包み込んでくれるので、そらー履き心地いいわ。
「硬いカウンターを挿入できないので、代わりに小さなカウンターが充てられている。」やっぱり!!
踵を触ってみると、下の方にごく小さなカウンターらしきパーツがありました。
まさかこれカウンター? と店頭でびっくりしたんですが、やっぱりそうだったんだ。
さすがにカウンターなしの靴ではないのね。
Aさんが感激しているので、わたしも試着させてもらったところ、ダメでした。
5センチヒールですが、指が曲がるところが痛くて立つのもしんどい。
前重心で背中丸め気味なのと、ヒール下半身じゃないから合わないんでしょうね。
がっくり。
結局もう一足の候補の色違いとサイズを取り寄せて、一週間後に再訪。
フタバヤコーナーにあったロングブーツとパンプスを何足かたっぷり時間をかけて試着して、晴れてお買い上げとなりました。
安い靴ではないけれどこういう靴を扱っているお店では他にはないインポートを試せること、そして試着をしっかりできる点がやはりよいです。
靴は合う合わないは自分の体感なので合わなければ、すっぱり「ごめんなさい」すればいいのですが、そもそも「合っている」かそうでないかがわからないんですよね。
一度でもちゃんと合った靴を履けていたら、以降のお買い物はぐっと変わります。
わたし的には、ラボタンのオープンパンプスが合わなかったのがかなり残念でした。
心の支えは、やっぱりヒモだなー。
フタバヤのオンラインショップサイトには、「サイズ選びのポイント」が一言書かれています。
プライベートレーベルはフタバヤのロゴがついていますがインポートのものが多いため、
「一般的なサイズに比べて甲が薄めです」
「一般的なサイズに比べて幅が狭めで甲が薄めです」
「一般的なサイズに比べ幅が細めです」
という商品があります。
幅細靴は見た目と履いたときの形が全然変わるので、先入観にとらわれず実物を見るチャンスがあれば是非。
もちろん、梅田より銀座本店の方が種類が多いです。
2011AWでセールになってるこのレースアップシューズ、履いてみたい。
http://
サイズの在庫を見ると盛大に売れ残っています。
甲が薄いし細めなので、試着する人が限られているのでしょう。
その代わり、ヒットしたらすごく素敵な一足。