といえばフランス、イタリア、次いでドイツのコンフォートが有名かなと思います。
増えてきているのはカンペールが流行ったせいか、スペインもの。
靴に関しては残念ながら日本製よりもインポートに軍配が上がるため、インポートは常に気になります。

知る中で日本に入ってきているスイスの靴はシュナイダーのみなので、一度試してみたいと思っていました。
シュナイダーは幅細の婦人靴を作っているメーカー(というより職人さん)です。

取り扱っているのは多くが専門の個人ショップ。
シアンインターナショナルという代理店のサイトから調べることができます。
大丸心斎橋にシアンインターナショナルの直営サロン「CHEZ SHIAN(シェシアン)」があります。
http://www.chezshian.jp/
シュナイダー以外の靴も取り扱っていて、足を運ぶ価値ありかなと行ってみたのです。
(大丸梅田店4階靴売り場に移転されました)  

店員さんは、おもしろい方でした。
サイズを測ったりはされなかったのですが、タダなのでいろんな靴をどんどん履いてくださいと、大変気前がよい。
こういうところは個人ショップと違って、購入ストレスのない百貨店売り場のいいところです。
在庫のあるものを価格気にせず試せるし、固定ブランドのみでなくいろいろなものがあるし。

シアンの取り扱いで有名なのはフィンコンフォートですが、足にいいのはわかっていても形が好みじゃなさ過ぎる…
それで踵が細めのシュナイダーに標的を絞りました。
http://www.chezshian.jp/brand.html#brand05
好きな形があって試着したところ、ヒールのあるカット高めのパンプスだったので前重心が加味され、踵がちょっとガスガスしてパス。

サイトにあるヌバックのショートブーツは、断然好みです。
シュナイダー
 画像お借りしました。

ほんとに細い!!
ヌバック・スウェードは日本だと秋冬アイテムですが、海外では年中履くアイテム。
表革の靴よりも、断然裏革・スウェード、ヌバック派です!!
夏でも革靴をソックスとセットで履くため、この形が春夏向けにより軽くなるなら、見た目が柔らかいヌバックを夏用ブーツに揃えたいと思いました。

店員さんは、足は毎日変わるからそれこそ100点満点の靴を買おうとするなら一週間試着にくるぐらいでないと、選べないです。
数値や形にこだわると時間がすごくかかる。
それよりも、どんどん履いて感覚で選んだ方がいい。
上級のシューフィッターがいても、外から見て合っているか合っていないかなんてわからないので、あくまでご本人の感覚で選ばれる方がいいです、と。

普通の百貨店の店員さんだと、こうは仰らないです。
さすが直営店スタッフだけあるなと、とても良心的だと感じました。
二人で行って何足か試着し、店員さんとお話ししてなにも買わずでしたが楽しかったです。

でも、直営だからもう少し種類が多いのを期待したんですけどね。
この点が大阪の哀しさ。