11月末、難波に行った際高島屋に立ち寄りました。
12月に靴のショッピング同行依頼があったので、高島屋のPB「AandT」をチェックしておこうと思ったのです。
前回行ったのは、2010年冬、ワオ、3年前!

この時震災前の東西パンプス事情を知って驚きましたが、震災後の関東パンプス事情は一時期スニーカー(歩ける靴)に移行したのです。
バッグの中に歩ける靴をセットしておくとか、お店ではパンプスよりもスニーカーがぐっと売れるようになったとか。
2013年の今はどうなのでしょう。

2階の靴売り場をウロウロしても、ACEのコーナーはあるのに「AandT」はない。
若い女性が群がってるロングブーツやカジュアル靴のエリアと違って年配向けのエリアなので、店員さんが余るほどいます。
探していると、どんどんいろんな店員さんに声かけられちゃう。
その中の一人の男性が、見覚えありました。
2010年日記でわたしに応対してくれた方です。

「AandT」ないですか? って訊いたら、なんとまたもや倉庫にあるっていうんですよ。
え??
「パンプスをお探しですか? ブーツもありますよ」

なんで店頭に在庫並べてないのですか。
デザインや色もわからないのにまずは在庫出しに行ってもらうなんて。

倉庫にあるのを知っている人以外は「AandT」を販売する気がない。
それほど在庫がないのだろうか。
2012年にブランド撤退の噂が流れていたのですが、撤退したのなら店員さんはそう仰るでしょう。
在庫を置いとくだけでもお金かかるんだし。

「AandT」を知らない人が靴を買いに来て、店員さんが「ここにはないのですが、倉庫にお客様に合いそうな靴がございます」って提案するようなスタイルとは思えない。
となると、『パンプス(ブーツ)探してます』で、さくっと持ってこれるだけの在庫しかないと思われます。

カスタマーボイスによって生み出された商品なのに、販売努力が足りなさすぎだと思います。
店頭に実物がなければ、『わたしには合わないけれど、別の誰かには合うかも』という潜在的販路すら見込めない。
こんな売り場スタイルはないと、残念。 
普段倉庫にしまわれている靴、しかも今期ものではないと思われる品を定価で買うという、よほどの靴難民でなければ満足度の低い買い物です。
せっかくのカスタマーボイスPB、一番の味方である高島屋販売員がこれでは…
新宿高島屋では、店員ではなく買い物客主導で「AandT」が売れていたってことだろうか。

現在高島屋のオンラインショップにも載っていない「AandT」、2011年にお買い物された方が画像をUPされているので、スタイルの参考に。
お買い物同行レポ① 高島屋編 | ちびっこアンテナのひとりごと

久々の靴ネタ、まだ続きます