島屋の幅細展開しているPB「AandT」を見てきました。
難波の高島屋もフロア改装中で全くコーナーを見つけられず、訊ねてみると

「改装中のため、店頭にはごく一部しか出せていないんです。
倉庫には商品がありますので、お持ちいたします」

わたしが見たいのはショートブーツ! よろしくです!
あいにくショートブーツは売り切れで、ブーティー的なのしかなかったのですが、確かに幅が細いです。
でも踵がすっごい固くて、【踵】←ではなく 
】踵【 ←こういう形のヒールカウンター入ってるんちゃうか!っていうぐらい踵が両側からガシーンとされました。
ちょっと無理、これは無理。
デザインもわたしが履いてるタルタルガパンプスとほとんど同じなので、試着だけで終了。

この靴を作っているのは「ACE」というメーカーでした。
「AandT」の「A」ってACEの頭文字か。

他にお客さんもいないことだし、わたしを構ってくれたおじさまにちょっと幅細靴について聞いてみました。
売れないから店頭にないんですか、と。
そしたらですね、「AandT」でも関西で2足売れたら関東では30足売れるそうです。
さんじゅっそく!!
なにそれ!? 
幅細靴でもそんなにガンガン売れるもんなの!?

東京というか新宿高島屋の話なんですが、そもそも関東はパンプス文化の地域だそうで、OLも、関西だと社内で履き替えるっていうのが多いけど(この履き替えは社内用のサンダルだと思われます)、関東では自宅出たときからずっとパンプス。
さらに50代60代の女性でもパンプスを着用する方が多い。
百貨店に来るときの履き物も、関西はウォーキングシューズが多いのに関東だとパンプス率が高い。
だから一度購入した人はずっと買い続けるそうです。

そもそもパンプス(特にハイヒール)はパーティーなどインで履くのが正しいので、環境の悪いアウトでガンガン履いてたら、そらどんどん買い替えなあかんわ。
販売数が桁違いだから、どうしても関西は種類も在庫も少なくなりブーツなどワンシーズンで2足入荷するぐらいになるそうです。
なんという倍率の高さ‥

でもほんとは外ではシューズで、オフィスでパンプスに履き替えるのがベストなんだけどな。
靴を守る意味でも足の健康の意味でも。
映画でもこういうシーンをたまに見かけるし、ドキュメンタリー小説
「9・11生死を分けた102分 崩壊する超高層ビル内部からの驚くべき証言」
でもWTCタワー内のオフィスに出社した女性が、靴を履き替える描写がありました。

突き詰めると、同じ靴を一日中ずっと履き続けるのがナンセンスってことになります。
むくみで朝締めたシューリボンもキツくなるし。
TPOによって履き替える・調整するのが理想ですが、それができる環境なのかでも変わるし、自分の中でのバランスですね。

難波高島屋の「AandT」は改装が終わり、12/8より広い売り場になります。
倉庫にしまわれていたパンプス類も店頭に並ぶので、また見に行ってみようと思います。
なお、わたしは以前オフィス用のサンダルに履き替えていましたが、あれはよくないことが判明したのでやめました。

つぎは自分の足、まとめです