忘れがちですが、ハワイ旅行のメインは挙式参列です。
新郎新婦はこの日5時起きで写真撮影に出かけていますが、参列者はホテル内の待ち合わせポイントに集合し、新婦側のご両親は打ち合わせ、それ以外の参列者は控えの間で過ごします。
が、実際には二階のあちこちを移動できます。

式場はシェラトンワイキキ内2階に今年6月オープンしたばかりの「ザ・マカナ・チャペル」。
チャペルになる前はなにがあったんだろう。
オーシャンビューの絶景ロケーションだから、レストランとかかな。
控えはエレベーターからすぐなのですがクーラーが効きすぎていて寒いので、二階を探検。

シェラトンの二階には巨大なボールルーム(宴会場)とゼロックスのビジネスセンター、和食レストランの吉家があります。
ボールルームではこの日医薬業界のコンベンションのバンケットがあるようで、受付やパネルには見慣れた医薬品メーカーの名前がずらり。
ハワイにはコンベンションセンターがあり、以前の職場でよく出張先がハワイになっていたのを見たのですが、なるほどこういう仕組みなのか。
わざわざハワイでコンベンションだなんて、医薬系って儲かってんのね。

この式場は一日の挙式組数が7組(9:00〜18:30)あります。
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テラス、フラワーシャワーをする。
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シェルシャンデリアが素敵だった。 座席には式次第。持ち帰れません。

準備が整ったら式場内に入れますが、式が始まると撮影禁止。
始まるまでと、いったん新郎新婦が退場してからは撮影可能に。
教会だから撮影できないのかと思ったのですが、たんに業者以外の撮影不可にしてるんですね。
いわゆる持ち込み不可と同じ扱いかと。

チャペル内はJTBハワイのブログで事前に知っていました。
ハワイウェディングを最初にプランしたのはJTBです。
よく考えたらハワイ挙式って不思議じゃないですか。
キリスト教徒でもないし、なんの所縁もないハワイで結婚式だなんて。
キリスト教徒なら、何かしら所縁の教会での挙式のためにヨーロッパだの移動するのはわかるのですが、JTBで最初に企画した人はうまいことブランディングしたなと感心します。
このジャンルでは抜きんでているなーと思ったのは、現地新聞の求人欄を見た時。
JTBがめっちゃ多い!
いっちゃあなんですが、ボロい商売だと思いました。

ウェディングは総じて額が跳ね上がるものですが、料金表に上がってこない金額があるんですよ。
前撮り撮影やチャペル内に随行しているコーディネーターやカメラマン、当然チップが発生しています。
新郎の上着の内ポケットには20ドル札がたんまり。
支払わないと、笑顔がなくなるんだって…

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ヴァージンロードは実際は結構短いです。
花嫁さんは歩くペースを要調整。
牧師さんは英語と日本語どっちも話します。
そしてオルガンとシンガーの生演奏ですが、これはもうほんとさすがでした。
声量が全然違う!
日本のチャペルでの賛美歌レベルと全く違いました。
一人の楽器のような声量に圧倒されました。

式が終われば撮影OK。
テラスに出てフラワーシャワーと、レイのプレゼント。
生花のレイは欲しかったので、嬉しかったです。
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テラスの日差しがめちゃくちゃ強くて、思わず「暑いー!」って言ってしまいますが、写真撮影にはぴったりな日でした。
雑誌のモデルさんが写真のコツを聞かれて「とにかく一にも二にも照明だ」という回答を読んだことがあるのですが、ほんまですね。
目も開けられないぐらいの日差しの中で撮った写真は、みんなとっても綺麗。
日本で撮影する写真と全く違う出来なのです。
なるほど、アイドルが写真撮影を海外でやるのはこういうコトなのかと納得でした。

マカナチャペルでの挙式で一番便利なのは移動がないことです。
宿泊しているホテル内で挙式、その後パーティーもホテル内なので、準備が出来るまでホテル内のあちこちにあるベンチで休憩できるし、とにかく楽でした。
パーティーまでの間でレイの写真を撮ったり、ホテルにいる鯉の写真を撮ったり。
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 外人の子供が鯉にめっちゃ興味津々な様子。

パーティー会場の横、撮影ポイント。
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ウェディングケーキのカットやファーストバイトなどここでします。
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貝殻とキャンドルの組み合わせって、日本ではまず見られない。
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ウクレレ演奏とフラダンサーズ。
これすっごいよかった!!
めちゃくちゃかわいくて素敵なフラダンサーズに、もうぽかーんと見とれていました。
ウクレレは、「瀬戸の花嫁」の演奏をしてくれて、ナイス演出。
ハワイではとにかくどこにいてもハワイアン音楽が流れていましたね。
あれは耳に心地よく、日本だとPOP音楽とかうるさくてとことん無音派ですが、ハワイなら音楽派になります。

ところで素敵な生花のレイ、みなさんどうしているのかとコーディネーターに聞いてみたら、冷凍庫で保存するそうです。
私たちのような滞在者は日本に持ち帰ることができないし、処分するしかない。傷んじゃうしね。
新婦のブーケは押し花にしたら持ち帰ることができますが、3万円!
ブーケの押し花って日本での式ではあまりない気がする。

着々と進行が進み、午後2時に予定通りパーティーは終了してお開きとなりました。
食事も美味しかったし、全員の距離感が近くてとても楽しかったです。
早朝からスケジュールみっしりだった新郎新婦は、ディナーの時間までお部屋で休憩。
ディナーは夕方5時半の予約なので、それまでフリーです。
わたしは靴ハンティング第二弾。
お部屋に戻る途中、次のカップルの参列者が待ち合わせポイントに集まっているのが見えました。

※2013年12月追記
ハワイ挙式参列、靴という検索の方がよく来られます。
わたしも出発前、めっちゃ調べまくりました!
あまりわかりやすくないですが、参考に足元写真を追加します。
足元
マカナチャペルとその後のランチが完全にホテル内なので、女性はサンダル。
男性は革靴です。
女性でヒールの低いパンプスも○で、ビーチサンダルほどラフでなければ大丈夫です。


つづきます