フライトが午後9時、こんなにゆっくりした出発は初めて。
ぼさっと日中ネットをして、いざタクシーで最寄りのリムジンバス乗り場に向かおうとしたとき、タクシーがなかなか捕まらないのに焦りました。
最初MKタクシーに予約したんですが、「その時にならないと配車できるかわからない」
要するに、予約時間に近辺を走る車があるかないかで変わるという。
それ、予約ちゃう。

結局MKからは予定の時間に「伺えません」という連絡が入り、そこからネットでタクシー会社を調べて何度か断られ、ようやくトモエタクシーがつかまった！！
ありがとう、トモエタクシー！！

以前のようなタクシー無線の仕組みで配車がされなくなって、予約も出来なくなったというタクシー事情を初めて知りました。
不便だわ…
タクシーって、これからもっと需要がある業界だと思うのに。

関空の国際線ロビー4階に到着し、両親は冬用のジャケットをコインロッカー（日割り）に預けに、2階へ。
わたしは4階で荷物番をし、おにぎりを食べて小腹を満たしていたらハワイアン航空のチェックインが始まったアナウンスが。はやい！ フライトまで2時間以上あるのに。
夜の関空はガランとしていて、JTBの団体受付もガラガラ。
両親が戻ってきたので荷物番を替わり、受付開始前だけどいけるだろうとさっさと受付したら、三人分の案内をもらえました。

ハワイアン航空のチェックインもガラガラで、もうあとはセキュリティチェックと出国手続きのみ。
どうする、まだ時間あるけどセキュリティ通る？と聞くと、父がはやめに済ませようと言ったのでセキュリティへ。
ここもガラガラだし、出国手続きもガラガラで「普通はこんなもんちゃうで！」ってアピールしたくなった。

結局関空到着から1時間経たずで免税エリアに到着しました。
これまでの空港体験で最速。さすが夜。
いつもの無料インターネット端末でmixiとFBにちんまり書き込みをし、エルメスの南北ブティックのウィンドウの写真を撮ったりぷらぷらしていた。




機体がスタンバイしている。

搭乗手続きが始まり、エコノミー民の我らは並ばずすいすい手続きしているビジネス民を「選ばれし者は違うな」と言いながら大人しく手続きを待ちます。
ところがここで予想外の事態が発生。
わたしのあとにいた父が、係の人に止められて別の列にそっと引かれていった！！
なにあれ！？　とびっくりしていたら、抜き打ちで二重のセキュリティチェックを実施していて、それに止められたというのです。
違う意味で「選ばれし者」になってしまった父。

乗客が次々シートに着席していく中、全然機内に入ってこないからどうなってるのかとハラハラしました。
ようやく座席に戻り、一体なにをされたのかと聞いてみると、特殊シートで手のひらや足の裏まで拭われたそうです。
薬物検査かな…
こういった抜き打ちチェックは二度目の実施らしく、父のあとの人は「人相が悪いから止められたのか」と気にされていたようですがそんなことはなく、普通に女性も止められていたそうです。
なんのかんの言って、ハワイもアメリカだもんなと思った一件でした。

関空からホノルルまで7時間ちょっとのフライトです。
日本出発前にぐっと気温が下がったので、家を出たときの服装はユニクロの暖パン、ユニクロのペラペラダウン、タートルのカットソーでした。
ヒートテックまでは着込んでいません。
この服装のまま機内では五本指ソックスと足首のみのレッグウォーマー、スリッパに履き替えて（ほんとは良くないんだよね）ちょうどよい服装でした。
首元はレーヨンのストール、そしてマスク。
さー出発するよ！

つづきます