※菊池病に関係ないようですが、大アリなのでこちらに入れます

冷え性っていつから定着してる言葉なんだろう。
確か、肩凝りと同じく最近まで西洋医学的には扱いのない症状だとききます。
わたしが子供の頃には耳にしたことがなく、ずっとただの“寒がり”だと思っていました。
小学生の時プールで唇を紫にして毛布にくるまってる子いたでしょう。
まあわたしなんですが、ああいう子は寒がりなんだという認識です。
幼稚園の時からすでに身体計測の数値において“やせがた”だったので、やせ=肉がない だから寒さに弱い寒がり。あながち間違ってないと思うんですが。

14歳の時腰を痛めました。
整形外科のレントゲンでは異常がなく、鎮痛剤と湿布を出されるのみだったのを、整体に行くことによって改善を目指したのです。
わたしが通っていた整体は柔術式整体で、行った人ならわかると思います。
ここでは腰痛だと、仕上げに腰を固定するのも兼ねてさらしをぎゅぎゅっと巻かれるんです。
つい最近、実に20年間、あいだに何年かブランクを挟みながらもわたしはここに通い、そう、ずっとさらしを巻いてきたんですよ。
体育の授業がある日も、夏の日も、会社員になっても、服の試着をする時は解いたさらしを巻き直すことができずに丸めて持ち帰っていました。

20歳の時初めて海外旅行に行くことになりましたが、行き先は冬のパリとローマで日本よりも寒い。
わたしはLLビーンのゴアテックスを海外通販で購入し、【通販生活】に載っていたギロファの着圧ソックスとシルクの腹巻きを購入しました。
当時、着圧ソックスは医療用ならともかく、一般のドラッグストアにはなかったです。
腹巻きも同じくポピュラーじゃなかった。
さらにパンツの下にはワコールのあったか下着です。
足首までって書いてるくせにちっとも足首までない、膝下が限界のこれの裾を、ギロファのハイソックスでぎゅっと締めるのです。
上半身も当然ワコールのあったか下着。
これらの下着は母が買ってくれたのですが、現地において暖かさというより洗濯ですぐ乾いたのが一番助かりました。
以降、わたしの冬のスタイルはずっとこれです。
おばパンおばシャツ腹巻き歴も20年近い。
ヒートテックなんてなかったんですよ~

なにが言いたいのかといいますと、こんだけやっててなぜ冷え性になるのか。
夏だって素足よりもしっかりソックス履いていたし、冬にミニスカなんてとんでもない。
高校生でもそんなことはしてなかったのに。
だからわたしには冷え性の自覚はなかったのです。

続く