【30代 迷走の時代】
補整ブラ、確かに機能はよいのですが弱点があり、それは
“美しくない”“かわいくない”
のです。
靴と同じで“美”と“機能”は、なかなか共存しない。

愛知のマダムにはまず補整ブラで形を整えてから、インポートに挑戦しましょうって言われていました。
機械ならともかく、身につけるものはからだの形がみな違うから、用途に沿った形状をとるしかないのです。

ここでまた極端なのですが、わたしはブラをやめました。
たいして大きくもないし、そしてバストアップもしないなら、ブラキャミでいいじゃんよ。

愛用しているのは、トトカのものです。
・totoka
http://www.totoka.net/index.html
ユニクロのブラキャミは足から履かないといけない補整力のあるものでして、それってブラと変わんないじゃん。

今でこそユニクロもトトカっぽい“ブラカップ付きインナー”を出していますが、当時はなかったのです。
補整ブラも併用していますが、夏はもっぱらトトカでした。

しかし、やはり美しいものは好きなのです。
世の中には、美しいものがたくさんあるのに、憧れだけで終わることはないのです。
バストアップしないのなら、憧れのランジェリーを着けてもいいんじゃない。
そゆわけでこれまた極端ですが、インポートのランジェリーをつけるようになりました。

インポートのランジェリーは日本のドメブラと全く違います。
それこそコレクションをイメージしたホテル一室を作れてしまうほどの、美しさなのです。
ワコールでもサルートっていうコレクションを出していますが、全然レベルが違うし、何よりレースの質が違う。
オーバドゥはパリコレのトレンドをデザインに盛り込むため、シーズンによってテイストが全く変わります。

おっそろしく当たりのコレクションもあれば、全く食指が動かないコレクションもあり、新しいカタログが届くのがいつも楽しみでした。
mixiで散々ネタにしたほどです。

ショップを覗くのもワクワクしていたのですが、2011年2月にヒルトンの旗艦ショップが閉店…

そしてわたしは高熱とその後夏の猛暑、秋になっても気温の高い日が続いたのでまたもやブラキャミ生活に戻ります。
人に会う時はちゃんと着けていたけど、家でぐったりの日が多かったし、そんな生活をしていたら大してあらへんバストでもどんな風になるか、まあ想像つくでしょう。

ようやく回復してきた10月、お買い物に出かけます。
前回候補に絞った二店のうち、もう一店舗は東京青山の
というサロンです。

大阪で二ヶ月おきぐらいに販売会をしているのもずっと知っていたけど、なんか行く気がしなかったんですが、この時“行ってみようか”という気になり、会場のヒルトンへ行きました。

続く