長かった今回の滞在記も、いよいよラストです。
名古屋から新幹線に乗り換えると、車内の冷房の温度が全然違う。
「しなの」では冷房対策不要だったのに。
快適だけど、やはり東海道線は暑い都会を繋いでいるって感じがします。
平日夕方で、サラリーマン多し。
そして新大阪駅到着。
新幹線の改札口を出て乗り換えの京都線に向かう途中、本屋さんがあるのです。
店頭に面だししている本がいっぱいだな
タイトルをいっこいっこ読むようなことはしなかったのですが、字面が目に飛び込んできたその時、ふと頭の中で浮かんだのです。
ああ、ここは自分と“なにか”を常に比べて、
『あれが足りない』『これが足りない』
って飢えている人が集まっている所なんだ と。
以前は自分も間違いなくあの面だししている本を手にとって、立ち読みしていた側の人です。
なぜこんな事が浮かんだのか。
それは、この時わたしがとても“満たされていた”からです。
満たされていたから、欠乏感や飢えに気がついたのです。
これからわたしが書くことは特定の何かを指してのことではありません。
もし『あのことかな』と思うことがあれば、自分の中から浮かんできたそのことを忘れないでください。
*-*-*-*-*-*
わたしはずっと『なぜ自分には●●がないんだろう』と思っていました。
それは健康だったりパートナーだったり才能だったり、人によっていろいろあると思います。
原因を探して解消することを、ずっと繰り返してきました。
今の自分にできることをしてきました。
次に、自分でやって解消しないのは自分で気がつかない部分に、なにか原因があるのではと、人からアドバイスをもらうようになりました。
次に、今世ではなく過去に原因があるのでは、家族関係に原因があるのではと、自分ではどうにもならない見えない部分に原因を探しました。
あるとき、そういった知識やテクニックがどうでもよくなりました。
戸狩には何の知識も持たず、手ぶらで行ったのです。
何も期待せず実践せず、ただ自分がしたいように過ごすために。
新大阪駅で感じたことは、自分が満たされる土地にいたら、特別な何もしなくても、ただそこに“在る”だけでよいのだということです。
それが“幸せ”なのだと思います。
10日間にて、一度しか見られなかった夕焼け雲。
到着した日から毎日横を歩いた稲穂は、いつも違う姿を見せた。
田んぼはもちろん畑も、最初は夏野菜が植わっていたのに、ある日更地になり、地面が均されて帰るころには冬野菜の種を植え始めていました。
毎日変化があったので、何もなく歩くだけでもすごく楽しかった。
次で終わりです
名古屋から新幹線に乗り換えると、車内の冷房の温度が全然違う。
「しなの」では冷房対策不要だったのに。
快適だけど、やはり東海道線は暑い都会を繋いでいるって感じがします。
平日夕方で、サラリーマン多し。
そして新大阪駅到着。
新幹線の改札口を出て乗り換えの京都線に向かう途中、本屋さんがあるのです。
店頭に面だししている本がいっぱいだな
タイトルをいっこいっこ読むようなことはしなかったのですが、字面が目に飛び込んできたその時、ふと頭の中で浮かんだのです。
ああ、ここは自分と“なにか”を常に比べて、
『あれが足りない』『これが足りない』
って飢えている人が集まっている所なんだ と。
以前は自分も間違いなくあの面だししている本を手にとって、立ち読みしていた側の人です。
なぜこんな事が浮かんだのか。
それは、この時わたしがとても“満たされていた”からです。
満たされていたから、欠乏感や飢えに気がついたのです。
これからわたしが書くことは特定の何かを指してのことではありません。
もし『あのことかな』と思うことがあれば、自分の中から浮かんできたそのことを忘れないでください。
*-*-*-*-*-*
わたしはずっと『なぜ自分には●●がないんだろう』と思っていました。
それは健康だったりパートナーだったり才能だったり、人によっていろいろあると思います。
原因を探して解消することを、ずっと繰り返してきました。
今の自分にできることをしてきました。
次に、自分でやって解消しないのは自分で気がつかない部分に、なにか原因があるのではと、人からアドバイスをもらうようになりました。
次に、今世ではなく過去に原因があるのでは、家族関係に原因があるのではと、自分ではどうにもならない見えない部分に原因を探しました。
あるとき、そういった知識やテクニックがどうでもよくなりました。
戸狩には何の知識も持たず、手ぶらで行ったのです。
何も期待せず実践せず、ただ自分がしたいように過ごすために。
新大阪駅で感じたことは、自分が満たされる土地にいたら、特別な何もしなくても、ただそこに“在る”だけでよいのだということです。
それが“幸せ”なのだと思います。
10日間にて、一度しか見られなかった夕焼け雲。
到着した日から毎日横を歩いた稲穂は、いつも違う姿を見せた。
田んぼはもちろん畑も、最初は夏野菜が植わっていたのに、ある日更地になり、地面が均されて帰るころには冬野菜の種を植え始めていました。
毎日変化があったので、何もなく歩くだけでもすごく楽しかった。
次で終わりです