歩きがてら駅に戻ります。
ほんとは時計博物館とか、はかり資料館にも行きたかったけど、やはり直射日光が厳しくてとても歩けなかったのです。
駅に戻るのでゼイゼイ。
松本は一泊してゆっくりたのしむ街ですね。

ちなみにおばちゃんの娘さんは旦那さんの転勤で、長野→松本→伊那市と南へ南へ引っ越ししているのですが、物価は松本が一番高いんだって。
あ~なんかわかります。
安全で美しく落ち着いた街だもんなあ。
そういう質がよい街っていうのは、得てして近郊より何もかも高いのだ。

ところでわたしはおばちゃんからもらった野菜のうち、なすとキュウリは段ボールに詰め(凍らしたペットボトルを保冷剤に)翌日着便に。
ミニトマトのあいこ(段ボールに詰めても傷まないっていわれたけど、気になって)とミョウガ、そして“ぼたんこしょう”と“バナナこしょう”はショルダーに下げて持ち帰りました。
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飯山特産、ぼたんこしょうとバナナこしょう。
ピーマンではなく青唐辛子の一種。
口の中が“かーっ!”ってなる辛さ。
北信にしかないけど、辛いもの好きにはたまらんそうです。

ほんとは松本駅でショルダーをロッカーに預けたかったのですが、小銭がなかったためごっついい香りのこしょう達を引き連れて松本市街を歩くことになったんです。
それもあり疲れたのでした。(松本城で休憩時、あいこを食べてしのいだ)
ロッカー近くのお店に駆け込んだけど「両替お断り」の札が(T_T)
まあね、両替もいまは手数料かかるから気持ちわかるけどさー! ぶうぶう
自販機で崩すのもなあと思ったわけです。

松本駅に戻る途中、大きな器のお店に通りかかりました。
なんか気になるお店だったので、一旦通り過ぎながらもUターン。
長野って焼き物のイメージないなあと思ってるのですがその通りで、土地の焼き物というより、和小物、器全体を扱っているお店でした。
でも品揃えに特徴があり、なんとなく店主さんのセンスなのかな。
見ていて面白かった。
それで気になったこのペアのフクロウと、カエルのセットを買いました。
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カエルは縄手通りでもたくさん売られていたけど、あまりピンと来るのがなかったのに、これは一目で気に入ったよ(^-^)
フクロウは、母へのお土産です。
父が「このフクロウ表情がおもろいな」と殊の外気に入ってくれました。
ちなみに有田焼~

いよいよ松本ともお別れです。
駅はもちろん街中も「おひさま」ののぼりがいっぱいでした。
放映が終わったらいつまでのぼり設置しておくのかな?

「しなの」を待つホームにはハトがドヤ顔で闊歩。
向かいのホームに停車している「あずさ」車体にもガンガンとまってます。
日差しが正面からギラギラと当たるため、乗り場に紙袋をおいて順番だけとり、日陰に避難したのですが、自由席に並ぶ人多いなあ。
座れるかなとハラハラしたけれど、松本で降りる人も多く無事窓際の席をキープできました。
そしてわたしが乗った便は、一日一本しかない長野→大阪直通の「しなの」だったんです。
でも名古屋からは新幹線の切符を買ってあるのと、名古屋→大阪が新幹線は1時間ですが「しなの」だと2時間かかるので、名古屋で乗り換えます。

名古屋に着くまで、長野県の全域地図を片手にいっこいっこ通過する駅を確認しました。
スピードが速くてホームの駅名が見えなくても、道路標識は見えるもんね。
だんだん地名が木曽になり、長野県ともお別れです。
気温が違うから、田んぼの稲の育ち方も全然違う…
さよなら長野。

つづきます