日も涼しいです。
おばさんの朝食を食べながら、NHK朝ドラ「おひさま」を見るのが日課になってきました。

連続テレビ小説 おひさま (NHKドラマ・ガイド)


今日こそは長坂のゴンドラに行くぜ。
バスの時間までペン習字をして、いざ出陣。
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バスの時間はこんだけしかありません。
JRに列車が到着するのと合わせてるのです。

行きのバスは乗客がわたし一人。VIPサマー!!
ところがほどよく曇っていたお天気が、野沢温泉を目指す行程で雨がぽつぽつし始めました。
うーん、どうしよう。
でも日傘で凌げそうなので、行ってみることにします。
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駅で何気なく受け取ったこの地図、これとっておいてほんとによかった。
雨と湿気でしわっしわ。

びっくりしたのですが、野沢温泉に着いたらゴンドラの案内なんていっこもなかったのです。
どこもこういうもんなのかしら…
バスのおじさんに
「ゴンドラまでどれぐらいですか?」
と聞いたら
「歩いて10分ぐらいだよ~」

……これもまた、冗談はよしこさん。
野沢温泉に限らず温泉街って基本的に坂道なんですよね。
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地図でいうと右に行くに従ってどんどん坂が急斜面になり、まさに、神戸の異人館を彷彿とします。
あそこも途中まではそこそこの坂で、いきなり転げそうな急斜面になるよね。

わたしはというと、右手にはカサとボールペン、左手には湿気でしわっしわになった地図と首っ引きです。
誰かに道を訊こうにも、平日で雨なのも手伝ってこれまた人っ子一人遭遇しません。
お店だって全然開いてません。ここはゴーストタウンか。

グニャグニャとごっつわかりにくい道なので、宿の名前と地図をいっこいっこチェックしてマーキングを繰り返し、ようやくゴンドラに着いたときは、汗だっくだく。
まさかゴンドラまでこんな大冒険をするとは…(わたしは超方向音痴なんだよ!!)
10分どころか、この初回の行程では20分はかかりました。

長坂のゴンドラ乗り場には、長野五輪の際バイアスロンの会場になったという案内が残っています。
おお、ここにきて長野五輪の会場に初めて遭遇した。
そのせいか、温泉内にもゴンドラ内にも英語の案内が目に着きました。
それにしても当時、ここまで選手団を送り込むアクセスとか宿とか、どうやって調整したのかな。
職業病でついそんなことが気になる。
さー、ゴンドラに乗り込みますよ!

つづきます