二日目の朝!
身支度するのに大浴場のドレッサーを借りに行ったら、朝湯の人がたくさんいました。
いいなあ、気持ちよさそうと思うのですが、 朝湯って時間に追われる感じがして滅多に利用しません。
朝食は、おかゆと普通の白米と選べるんです。
そりゃあおかゆでしょう! だって普段食べないから(^^ゞ
ここでの食事は、最後に仲居さんがお茶を淹れてくれます。
客室と同じく煎茶とほうじ茶が選べるんですが、わたしはほうじ茶大好きで、いつもひとりほうじ茶をお願いしていました。
うちで淹れてるほうじ茶と濃さが全然違うんですよ。
味もしっかりしていて美味しい。
この差はなにかと思えば、うちはやっぱり関西なので京(宇治)のお茶、別所は静岡のお茶なんです。
京と静岡は茶葉を摘む時期が違い(ガッテン情報)、味はどうもその差みたいですね。
二日目のお天気は、別所はちょっと曇っていますが暖かく、カサなしでお出かけです。
電車の時間まで余裕があったので、宿の目の前にある“北向観音”へお詣りに行きました。
お堂は北、つまり善光寺の方角を向いています。
善光寺とここの観音様、どっちか片方だけお詣りするのを「片参り」といいまして、
善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということだそうです。
というのを昨年の秋に知り、その時はお詣りしなかったんでした!


これは去年の秋の光景。境内の愛染かつらは紅葉

こちらは4/16に撮影。愛染かつらは赤い芽を発芽してます。
この赤い芽は一週間ぐらいしか見れないそうです。<宿の専務談>
そういえば、上田城址公園でも去年の秋緑で青々していたケヤキが、赤い芽をいっぱいつけていました。
桜が散ったあとみたいで不思議な光景でしたよ。
紅葉する赤芽と紅葉しない青芽と、樹木の芽で違いがあるのも初めて知りました。
上田に着くと激しい通り雨の形跡がありましたが、結局雨には降られず大丈夫でした。
ここからしなの鉄道に乗り、善光寺の長野駅まで45分くらいです。
どんぶらどんぶら、鈍行です。
着くまでの間、震災の影響についてちょっと書きます。
長野県栄村の強震、そして別所が固い岩盤によって震災の影響をほとんど受けていないことは書きましたが、現地の人でないとその影響具合はさっぱりわかりません。
連日の報道で旅行気分じゃないという人も多数います。
仲居さんによると、七草の湯は震災後二日でキャンセルが約300件、別所温泉全体だと3000件に上りました。
長野は春スキーでも賑わう季節なので、そっち方面のホテルはもっと影響が大きかったです。
施設やサービスの維持で、今後大変だろうというのが容易に想像つきました。
でも仲居さんは
「こんな時でも地元の方が団体で利用してくださったり、皆様にご利用頂けて嬉しいです」
駅からのバスで宿を順次回って行く際、入り口に地元企業の団体名がいくつか見られたんです。
会合などで施設を利用しているようで、七草の湯でも食事していたとき隣で団体さんが盛り上がっていました。
GWも満室になったそうです。
よかったなあ!!
それというのも、北向観音をお詣りしていて人の少なさにびっくりしたんです。
去年(2010年)はもっとたくさんいたのに…
別所は上田より桜が一週間遅いのですが、暖かくなるにつれお客さんが戻ってくるといいなと思います。
つづきます



身支度するのに大浴場のドレッサーを借りに行ったら、朝湯の人がたくさんいました。
いいなあ、気持ちよさそうと思うのですが、 朝湯って時間に追われる感じがして滅多に利用しません。
朝食は、おかゆと普通の白米と選べるんです。
そりゃあおかゆでしょう! だって普段食べないから(^^ゞ
ここでの食事は、最後に仲居さんがお茶を淹れてくれます。
客室と同じく煎茶とほうじ茶が選べるんですが、わたしはほうじ茶大好きで、いつもひとりほうじ茶をお願いしていました。
うちで淹れてるほうじ茶と濃さが全然違うんですよ。
味もしっかりしていて美味しい。
この差はなにかと思えば、うちはやっぱり関西なので京(宇治)のお茶、別所は静岡のお茶なんです。
京と静岡は茶葉を摘む時期が違い(ガッテン情報)、味はどうもその差みたいですね。
二日目のお天気は、別所はちょっと曇っていますが暖かく、カサなしでお出かけです。
電車の時間まで余裕があったので、宿の目の前にある“北向観音”へお詣りに行きました。
お堂は北、つまり善光寺の方角を向いています。
善光寺とここの観音様、どっちか片方だけお詣りするのを「片参り」といいまして、
善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということだそうです。
というのを昨年の秋に知り、その時はお詣りしなかったんでした!


これは去年の秋の光景。境内の愛染かつらは紅葉

こちらは4/16に撮影。愛染かつらは赤い芽を発芽してます。
この赤い芽は一週間ぐらいしか見れないそうです。<宿の専務談>
そういえば、上田城址公園でも去年の秋緑で青々していたケヤキが、赤い芽をいっぱいつけていました。
桜が散ったあとみたいで不思議な光景でしたよ。
紅葉する赤芽と紅葉しない青芽と、樹木の芽で違いがあるのも初めて知りました。
上田に着くと激しい通り雨の形跡がありましたが、結局雨には降られず大丈夫でした。
ここからしなの鉄道に乗り、善光寺の長野駅まで45分くらいです。
どんぶらどんぶら、鈍行です。
着くまでの間、震災の影響についてちょっと書きます。
長野県栄村の強震、そして別所が固い岩盤によって震災の影響をほとんど受けていないことは書きましたが、現地の人でないとその影響具合はさっぱりわかりません。
連日の報道で旅行気分じゃないという人も多数います。
仲居さんによると、七草の湯は震災後二日でキャンセルが約300件、別所温泉全体だと3000件に上りました。
長野は春スキーでも賑わう季節なので、そっち方面のホテルはもっと影響が大きかったです。
施設やサービスの維持で、今後大変だろうというのが容易に想像つきました。
でも仲居さんは
「こんな時でも地元の方が団体で利用してくださったり、皆様にご利用頂けて嬉しいです」
駅からのバスで宿を順次回って行く際、入り口に地元企業の団体名がいくつか見られたんです。
会合などで施設を利用しているようで、七草の湯でも食事していたとき隣で団体さんが盛り上がっていました。
GWも満室になったそうです。
よかったなあ!!
それというのも、北向観音をお詣りしていて人の少なさにびっくりしたんです。
去年(2010年)はもっとたくさんいたのに…
別所は上田より桜が一週間遅いのですが、暖かくなるにつれお客さんが戻ってくるといいなと思います。
つづきます


