幹線で一路東京に戻ってくると、すんごい人混み。
あと、なんかすごい不健全さが強く感じられてしんどくなってきた。
ここは人が住む都市じゃないな。上田に帰りたい。

せっかくのランチで復活したのにちょっとぐったりしつつ、代官山を目指します。
目指すは代官山の「アッサンブラージュ
インテリアと雑貨のお店なんかな。
わたしはここの企画展にて出展しているie(イエ)っていう人のアイテムが見たかったんです。
・ieの焦がし絵
http://ie-erk.petit.cc/banana/

出張の直前にたまたまこの人の作品を見かけて、素敵だなー実物見たいなーと思ってたらちょうど代官山の企画展が、わたしの移動と重なったのです。
リングホルダーもすごいかわいかったんですが、わたしは指輪しないんだわ。
隣のカップルが自分の指輪をおいてるのを、横目でチェックだけした(^^ゞ
わたしが欲しかったのはバッグホルダーで、全種類出してもらって熟考した結果、これにしました。
代01
プライベートでは肩掛けバッグが多いんですが、会社バッグは手提げ。
ペン習字が混んでるときかばんの置き場がなかったり、雨に濡れた折り傘を吊すのにほしくって。
すごく気に入ってます。
購入してからさっそく使う機会が何度もあり、ランチで行ったうどん屋のスタンドでも大活躍でした。
うふふ、買ってよかったv

それにしても代官山、10年くらい前から時々足を運んでますが、こんなに若向けの街だったかなあ。
わたしが歳を取っただけでなく、お店の様子が若年化してる。
もちろん大阪にない物を置いてるショップは相変わらずあるんだけど、歩いている客層も若くなってるわ。
大人の街はどこに行ったんだろう。

そして東京ともすぐお別れ、品川駅で新幹線に乗り込みます。
新幹線を利用するなら断然品川駅。
駅構内の「ecute(エキュート)」は、時間つぶしにはもったいないほど充実した空間です。
(※2013年に再訪した際、その魅力は全くなくなっていました。結局時間が経つと、大阪にも同じものが揃っちゃうから…)

今回は、『いらないかな』と思いながらも音楽プレイヤー代わりのICレコーダーを持って行ったのが、大正解でした。
新幹線移動中、カナル型イヤフォンがまるっきり耳栓状態で大活躍。
あんなに苦痛だった新幹線移動がこんなに楽になるなんて!!
でもわたし、やっぱり飛行機の方が好きよ。

*-*-*-*-*
上田市は二人以上なら市のボランティアガイドの依頼も出来たんですが、今回は池波正太郎紀行なので町内を徒歩観光メインにしました。
今度は電動自転車レンタルして、東の山地(真田地区)を目指したい。
別所は、このあとの寒波でフロントガラスが凍るほどに冷え込みました。
北向観音の石段も融雪装置があったほどなので、積雪期の旅行はちょっと厳しそう。
上田からちょっと足をのばして松代まで行くと、松代大本営跡があります。
沖縄で見た司令壕跡と併せて、こっちも見ておきたい。

それにしても上田の人はみんな優しくて、すごく健全な町でした。
通りを普通に歩いてるだけでも満足。
気候的には寒いんだけど、温かい町でしたよ。
わたしの旅行の中でダントツに短い滞在期間ながらも、とても良い時間を過ごせました。
帰ってきてすぐ行きたくなったもん。
以前はあれほど“都会大好き東京大好き”だったのに、上田から戻って感じた東京の“不健全感”はちょっとした衝撃です。
なんていうか、ひんやりしたものを感じた。
あとわたしは海よりも山派ですね。
信州の山はすごくよかったです。また行きます。

追記:ルヴァンで買ったあんパンは超おいしかったです。(こればっかし)
ちょっと酸っぱい皮と自家製あんこがよくマッチしていて、普通のふわふわしたあんパンはもう食べられないかも。
グリーンレーズンのパンはカチカチになっても、蒸したらもっちもちのふわっふわで、普通に食べるのとはまた違った食感で、とてもおいしく25日に完食しちゃったよ。
あーまた食べたい…

--おわり--

翌年2011年春に、今度は家族で上田を再訪しました。
2011年4月長野上田夜桜、善光寺 へどうぞ。