髪がちょっと濡れちゃったので、寒い寒い。
宿に戻って今度は露天風呂に入ります。

館内は山地だけあって、ちょっと歩いてもすぐ階段、階段だらけ。
わたしにとって階段は一階と二階のように上下移動するものだから、横の移動の階段って面食らいます。
これお年寄りにはキツいやろなあ。

さて時間は夜10時、大阪だとこんな時間でもはやいぐらいのお風呂時間。
旅館の客はわたし以外に5、6組いたんですが（いまどき珍しく入り口に名前表記ばーんってしてる）、お風呂に行くと真っ暗。
真っ暗！？
24時間使えるはずじゃん！？

あ、でもお湯の音はちゃんとしてるし、脱衣所に鍵もかかってない。
自分で照明つけて入ればいいんだな。
（ついでに洗面やシャワーの元栓もがっちり閉められてました）
すごいセルフっぷりですが、わたしの独占露天風呂だー！！
うわーい、さいこー
しかも、ちょうど雲が晴れてきて（ほぼ）満月の月が出てきました。
ずっと見ていると月光環が出現！
すごいきれい…雲の光った部分がちょっと宇宙的です。
月光も明るい明るい。
中天にかかる月を見上げるため、ケロリン桶を枕に拝借。
すごい良い気分です。
来てよかった～～～～～～
ありがとう別所温泉。

喉が渇いて冷たいものが欲しかったんですが、斎藤旅館に自販機はない。
ルームサービスの冷蔵庫にあったこれを開けてみた。

まずかった(笑)
果汁10％ってウソだろ(笑)

ところで完全和室のこのお部屋、まじ寒くてですね。
古いエアコンがいっこあるだけなんです。
温度設定をMAXの30度にしてようやく暖まるレベルで、寝るときは25度までいちおう下げたけど、寝る前からもう風邪気味のわたし。
お布団も敷き布団のシーツが冷たくて
『無理！こんなの寒くて寝れない！』
と布団置き場を漁り、夏用であろう薄手の布団をさらにひいてやっと寝れました。
あと、お部屋にドライヤーがないのは致命的でしたわ。
翌日の朝湯のあと、露天風呂の脱衣所まで行かなあかんねんもん。
こうして静かな別所温泉の夜が更けました。

朝食は一階の食堂にて。
一緒になったのは、西武観光のガイドさんと運転手でした。
お客さんの姿はなかったので、別宿なのかな。
さー朝一番に向かうのは、安楽寺です。
鼻水全開ですが、ティッシュいっぱい詰め込んで元気に出発です。

つづきます