グランフロント大阪、オープン二ヶ月です。
プレ<北館>感想 <南館>感想 から足を運び、これまでで10回行っています。
友達の同行だったり、リサーチだったりですが、グランフロントについて現時点気になることなど、まとめます。
まずいつもの南さんブログより、
2年前も華々しかった – 南充浩 オフィシャルブログ
グランフロントの客単価が低いことは一ヶ月の時点でも報道されていますが、相変わらず
新しい施設なので物見遊山の人が多いのはわかりますが、それにしたって単価低すぎでしょう。
かくいうわたしも、10回足を運んでいるのに買い物した合計で1万円いっていません。
なぜなのかを、気になることを順番に検証して思うことを書いていきます。
プレの感想でも書きましたが、とくに南館は動線がわかりづらいです。
フロアに二ヶ所あるエスカレーターのうち、一ヶ所はそもそもどこにあるのかわかりにくいし、フロアマップを見ても、一筆書きでショップを全部回れない。
最初に躓くのは、何階にいるのかがすぐ把握できないこと。
一般的な百貨店などでは、エスカレーターの昇降口にナンバリングがあります。
これは大阪伊勢丹
ところがグランフロントは
では階層を把握するサインはというと
伊勢丹にあるこういうのは、グランフロントにはありません。
ないと思い込んでいました。
ところが実際には、進行方向に対して左右の壁にサインがあったんです。
サイン計画において、人が一番認識しやすいのは、進行方向正面、つまり直角。そして左右前方。
注意を払っていないのは、左右。
人混みや行列になると、前の人との間隔を意識するため、左右のサインなんて認識できません。
エスカレーターを降りてしばらく歩いてから、あれ、ここ何階? と見回してもすでにサインは行き過ぎています。
そんなクレームが多かったんでしょうね。
5月の半ばには、エスカレーター昇降口にはフロアナンバーの衝立が出現していました。
そして動線のわかりづらさは、こんなところにも現れています。
壁に貼られた手作り案内ラミネート
ラミネートがあちこちに貼られているってことは、フロアの全体マップを見て目当てのショップを目指すのならともかく、普通に歩いていると奥行きに気が付かず、認識されないお店があるってことです。
南館に貼られているラミネートは、サイン計画担当者への明らかな断罪です。
これ以外に、天井からトイレのサインがあるのに、その真下の壁にトイレ案内のラミネートが貼られているところもあります。
物見遊山客が多いからかもしれないですが、これまでベタベタだっさいラミネートが貼られているショッピングビルに縁がありませんでした。
このラミネートがなくなる日が来るのか、見物です。
なお、北館も傾向は同じです。
北館の、吹き抜けではない方のエスカレーターはトンガリ過ぎ。
いやいや、見ないでしょ、横なんて
エスカレーター正面、めっちゃがんばったデザインですが、前に人がいたらわかんないって。
横から見たらこんな感じ。
壁のインテリアだと思いきや、フロアナンバーっていうおしゃれさは、受け入れられているとは言い難い。
つぎ、照明編に続きます。
プレ<北館>感想 <南館>感想 から足を運び、これまでで10回行っています。
友達の同行だったり、リサーチだったりですが、グランフロントについて現時点気になることなど、まとめます。
まずいつもの南さんブログより、
2年前も華々しかった – 南充浩 オフィシャルブログ
グランフロントの客単価が低いことは一ヶ月の時点でも報道されていますが、相変わらず
【ほとんどの来場者が買わずに「見物に来ただけ」と推測できる。】引用
新しい施設なので物見遊山の人が多いのはわかりますが、それにしたって単価低すぎでしょう。
かくいうわたしも、10回足を運んでいるのに買い物した合計で1万円いっていません。
なぜなのかを、気になることを順番に検証して思うことを書いていきます。
プレの感想でも書きましたが、とくに南館は動線がわかりづらいです。
フロアに二ヶ所あるエスカレーターのうち、一ヶ所はそもそもどこにあるのかわかりにくいし、フロアマップを見ても、一筆書きでショップを全部回れない。
最初に躓くのは、何階にいるのかがすぐ把握できないこと。
一般的な百貨店などでは、エスカレーターの昇降口にナンバリングがあります。
これは大阪伊勢丹
ところがグランフロントは
では階層を把握するサインはというと
伊勢丹にあるこういうのは、グランフロントにはありません。
ないと思い込んでいました。
ところが実際には、進行方向に対して左右の壁にサインがあったんです。
サイン計画において、人が一番認識しやすいのは、進行方向正面、つまり直角。そして左右前方。
注意を払っていないのは、左右。
人混みや行列になると、前の人との間隔を意識するため、左右のサインなんて認識できません。
エスカレーターを降りてしばらく歩いてから、あれ、ここ何階? と見回してもすでにサインは行き過ぎています。
そんなクレームが多かったんでしょうね。
5月の半ばには、エスカレーター昇降口にはフロアナンバーの衝立が出現していました。
そして動線のわかりづらさは、こんなところにも現れています。
壁に貼られた手作り案内ラミネート
ラミネートがあちこちに貼られているってことは、フロアの全体マップを見て目当てのショップを目指すのならともかく、普通に歩いていると奥行きに気が付かず、認識されないお店があるってことです。
南館に貼られているラミネートは、サイン計画担当者への明らかな断罪です。
これ以外に、天井からトイレのサインがあるのに、その真下の壁にトイレ案内のラミネートが貼られているところもあります。
物見遊山客が多いからかもしれないですが、これまでベタベタだっさいラミネートが貼られているショッピングビルに縁がありませんでした。
このラミネートがなくなる日が来るのか、見物です。
なお、北館も傾向は同じです。
北館の、吹き抜けではない方のエスカレーターはトンガリ過ぎ。
いやいや、見ないでしょ、横なんて
エスカレーター正面、めっちゃがんばったデザインですが、前に人がいたらわかんないって。
横から見たらこんな感じ。
壁のインテリアだと思いきや、フロアナンバーっていうおしゃれさは、受け入れられているとは言い難い。
つぎ、照明編に続きます。