LDKって晋遊舎が出してる商品テスト雑誌です。
メイクばっかし特集している別冊もある。
 
つい「LSD」って空見してしまう。

時々立ち読みするんですが、全く物欲刺激されません。
メイクものは特に顕著で、特集テーマに惹かれて「お、保湿かー」と手に取るけれど、結果ページを見ていざベストバイが欲しくなるかというと全くそんな事はないのです。

●LDKから学べること


誌面がギチギチに詰め込んだみっしりレイアウトで、ダサすぎです。
つまり、反対のことをすれば物欲を刺激されて、大して欲しくもないのに「欲しい~」となるってことです。
LDKを読んでいるといわゆる広告宣伝のない、実用に徹したテキストの羅列は、特にコスメにおいて普段どれほどコマーシャリズムが猛烈なのかがよく分かります。
仕方ないね、ここは資本主義社会、売れなければ生きていけない。

わたしはブラウザでスクリプトを徹底的にカットしていますが、それでも一歩家から出るとコマーシャルの渦に巻き込まれます。
電車の中の広告や街中の広告宣伝は、自力でカットできないし。

化粧品を例にすると、仰々しいパッケージがなく、ブツだけがずらっと並んでいると、なんの魅力もイメージも伝わってこない。
無印商品は無印ブランドがあるからこそ、あのような化粧品の売り方ができるんです。
ちふれは、わたしが20歳そこそこの時、メイクアイテムなんてちふれでいいじゃんと言ったら同級生に笑われていたのに、いまはずいぶんブランド力が変わっています。

●靴は別?


商品は「ロマン」を前面に出さないと、売れない。
(フランス)roman(ロマン)の意味 - goo国語辞書
「ロマン」感情的、理想的に物事をとらえること。

衣料品の本来の目的は“体の保護”。
似合うとか細見えなんて、ロマンでしかない。
医療品や衛生品は、“体を健やかに衛生を保つ”目的がある。
ひいては集団感染などの予防に繋がる。
化粧品(メイクもの)の目的は……、なんなんでしょうね。“武装”?
保湿っていうのは衛生品かな。

LDKはプチプラからデパコスまでずらっと同じテストをして、一見すばらしげに見えるんですが、マイナスコメントをよく読むと、
「色が合わなかった」
という「※個人の感想です」レベルのものもあります。

でもコマーシャルというロマンのオブラートがない剥き出しの実力を“なんとなく”垣間見ることができるのが、LDKの意義かなと。
“なんとなく”としたのは、暮しの手帖ほどの商品テストじゃないと感じるからです。

靴にもこういう公開された商品テストがあってもいいと思う。
そう知り合いに言ったら、「足はみんな違うんだから、靴の商品テストはできへんやろ」って言われたんですが、ビックリ仰天です。
顔だって体質だって体型、髪質もみんな違うのに、コスメやシャンプーの商品テストはあれほど熱心に見るじゃないですか。
靴だけ別なの?

いまやアパレルだって、着心地や性能・機能で評価システムがあります。
靴って未だにブランドや見栄えが見出しになってる。
革の質は触ってみないとわからないから?
それは化粧品だって衣料品だって同じです。
日本の靴の売り方、見せ方が洗練されていないのは、なんでですかね。
「靴版LDK」を妄想しています。

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