ケーブル坂本駅です。
ここから延暦寺へ向かいます。
つるべ式の線路です。
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最大勾配333‰(パーミル)。ずっと斜め。
往復切符は自販機でも窓口でも買えます。
窓口で合い言葉をいうと、カードがもらえるよ。
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もらったのは第3弾。
秘密の目的地に下りるため、乗り込む前に駅員の方にお伝えしました。
上の「ケーブル延暦寺駅」との中間に、「ほうらい丘駅」と「もたて山駅」があります。
二つは基本的に通過駅ですが、乗車【前】に途中下車を申し出ると、止まってくれるんです。
二つは基本的に通過駅ですが、乗車【前】に途中下車を申し出ると、止まってくれるんです。
列車に乗っているのは車掌さんで、運転手の方は山上のケーブル延暦寺駅にいるんです。だから、乗ってから車掌さんに途中下車を申し出ても、止まれません。つるべ式なので。
ほうらい丘駅にはケーブル建設中に発掘された多数の石像が安置された霊屈があり、ケーブル車内からも視認できますし、アナウンスもされるからまず見落としはない。
よって今回の途中下車は、もたて山駅。
●もたて山駅は無人駅
進行方向に背を向けて着席、ケーブル坂本駅を出発。
琵琶湖が見えるー! と行楽気分が盛り上がると、トンネル。
ケーブルのトンネル意外と長いです。
わたしは暗いところも狭いところも高いところも平気。
枕が変わってもどこでもグウグウ眠れます。
下りるのはわたしたち二人だけです。
右手にインターフォンがあり、ここで上り下りどっちのケーブルに乗りたいか連絡しないと、止まってくれません。
サヨナラサヨナラ~
ケーブルを見送ると、あたりは自然の音と比叡山から鐘の音が響くのみ。
事前に何も知らされていなかった友達は、
「なにここ、すごーい!!」
テンション上がりまくり。ふっふっふ、さあ行くわよ~
傾斜が強く駅の全景写真が撮りにくいので、詳細は秘境駅のサイトへ。
山中を行きます。
簡素すぎてよく分からん案内図。
ここで下車すると、紀貫之のお墓と見晴台があるはずなんです。
わたしたち以外誰もいないと思えるような山道で、すごくハイキングらしい風景。
昨年の台風の影響でボッキリ折れた樹木。当時はもっと荒れていたそうです。
これをくぐってすぐ左手に、見晴台がありました。
「……見晴台??」
まったく景色が見えーん!!
樹木が生い茂ってベンチもない。
紀貫之のお墓まではもたて山駅から徒歩15分ほどということなのですが、山道は舗装もないし上下あって、次のケーブル(30分後)に間に合う自信がなかったため、駅に戻ってお弁当を食べることにしました。
駅を上から。秘境って感じ。
ちょっとしたアトラクションに見える。
駅のちっちゃなベンチにミチミチ座って、下りのケーブルを見送るのすごいおもしろかったです。
鐘の音を背景にお弁当、めっちゃいい雰囲気でした。
ケーブルの滑車がカラカラ鳴りだして運行が始まると、ちょっと急かされ、お弁当は途中で切り上げ。
往復切符だとこんな風に途中下車できます。
時間に余裕があれば次のケーブルを1時間後にしたら紀貫之のお墓まで十分行けるので、次回はお詣りしたい。
さあ、上りのケーブルカーに乗り込んで、延暦寺駅へ。
鐘の音を背景にお弁当、めっちゃいい雰囲気でした。
ケーブルの滑車がカラカラ鳴りだして運行が始まると、ちょっと急かされ、お弁当は途中で切り上げ。
往復切符だとこんな風に途中下車できます。
時間に余裕があれば次のケーブルを1時間後にしたら紀貫之のお墓まで十分行けるので、次回はお詣りしたい。
さあ、上りのケーブルカーに乗り込んで、延暦寺駅へ。
牛山氏の著作。
今後もどんどん駅は失われていく。