「料理は素材1割、雰囲気9割」

割合の数字はうろ覚えです。
いくら素材がよくても、食事する場所やメンバーの方が味に影響するという実験だか体験談を読んだことがあります。
誰かと外食する度に、頭をよぎる。

似たような実験レポート。

おいしいものは好きですが、お話しできれば十分なので長っ尻できるファミレス系は助かります。
先日京都に行ったとき、ガストに入りました。
友達には、京都ならではのお店でなくていいのかと言われたんですが、全然どうでもいい。
しかもガストは普段の行動範囲にないので、片手で数えられる程度しか行ったことがないレア店なのです。

家で食べないピザを、ウキウキオーダー。
ガスト
まあおいしそうなマヨコーンピザ。

ほんまにおいしかったんですよ。
食べきれないからいっしょに食べてね~ってオーダーしたところ、サイゼリアよりも分厚く大きなピザがやって来てヤバいと思ったんです。
ところがどっこい、ホイホイ手が伸びて、ほぼ一枚完食しました。
シェアするプラン、どこいった?


わたしは料理をロジックでやることこそ現代の知恵だと思っているから、このタイトルはもう一も二もなくクリックしました。
マクドナルドハンバーガーの感動ポイントのあと挙げられたのは、ガストのマヨコーンピザ。
手が止まらなかったのって、こういうことやったんか!!
シェフも書かれていますが、ファミレスってよく出来てる。
少ないオペレーションで一定の味。
リピートさせるポイントは、こだわりの素材ではない。

産地や栽培法にこだわった素材のお店って、価格のわりにおいしくなくて、『素材に甘えてる』と感じていました。
おいしいお店もあるけれど、お腹いっぱいの満足度からちょっと外れるんです。
あれは雰囲気商売だと思う。

料理人ではない一般人の自炊は、もっとロジックでいい。
これからの季節だと、そうめん。
くっそ暑い台所でガスを使わなくても、電子レンジでできます。
リプに二人前やうどん乾麺のレポートも。

主夫業の方が食事を作るのにホットクックを導入し、「いつも同じ味のものができる」ことの素晴らしさを説いたレポートが興味深かった。

※元ネタ追記:これこれ! 

そうだわ、手作り料理って、いつも同じ味になると限らない。
家事の中で料理の自動化がなかなか進まないのは、なんでですかね。
“愛情料理”なんて言葉のせい?
手で作れば、いい素材を使えばおいしいわけじゃないです。
ましてや愛情の有無も。

自己肯定感をあげるには、自撮り写真のSNSより家事。

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