ョッピング同行や自分の興味で巡回するお店の中で、阪急メンズ館がいちばん楽しいです。
地下の香水コーナー、アパレルもですが、一階の靴売り場。
なにもかも楽しい。

「これで歩きたいな」
と思うのは、メンズシューズばかり。 
前々からそうなんですよ。
メンズ館で、これのレディースないですか!? とかしょっちゅうだし、
は、その最たるものでした。

なんでなのか。
メンズ靴の方が美しく見える。
革の面積が大きいから? 
形が完成されているから?

違うんだよ。
「履くための靴」
の形をしているからです。

これで歩きたいな、という形をしているってことは、そういうことでしょ。
レディース靴にはそれがない。
媚びや邪念が多く、履くためからかけ離れた靴で埋もれている。
だから、レディース靴だけ見ていても、自分に合う靴は選べないと思います。

●ゴールを設定すること


テレビ東京の長寿番組「開運!なんでも鑑定団」、関西では日曜の昼間に再放送をしていて、オフの日はよく見ています。
あるとき、視聴者出場の「リベンジ大会」がありました。
出張鑑定で偽物だった方が、今度こそはと再登場する特集です。
5人登場して、リベンジ成功はひとりだけでした。

出張鑑定コーナーで気がついたのは、「趣味は骨董市巡り」が多いんですよ。
イヤ待て。
玉石混淆の骨董市巡りしたって、目利きは上手くならないでしょう。
本物を並べている美術館博物館に足を運ぶ回数のほうが多くないと、骨董市にいくら行っても目は曇ったままじゃないかと。

番組を長く見ていると、作者の解説のあとに依頼品を見たら、「これ偽物やな」「本物やな」というのがだんだん分かるようになってきます。

過去ログには中敷き、靴下、骨格や歩き方、ボディメソッドなどUPしていますが、ターニングポイントのひとつはメンズ、アウトドア、スポーツ、こども靴など、“靴”“履き物”全般の売り場を見るようになったこと。

その履き物でなにをしたいか。
万事そうですが、ゴールを設定することがいちばん最初です。

●諸手を挙げはしない


メンズ革靴売り場大好きだけれども、レディース同様「ん?」なものもありますし、『変な靴……』と思うのもあります。

ジャランスリウァヤにはなんの怨みもないが、あまりにもジャストな写真なので引用。
フルブローグの、このツブツブ感が鳥肌ものです。
トライポフォビアの人、大丈夫? わたしは目から血が出そう。

Joseph Cheaneyだろうと、グルカサンダルはイケてるなと感じたことが一度もない。

レディースの売り場も大概ですが、メンズ革靴の世界(売り場)は時の流れが止まっている。
それは「良い点」ではないよ。
こんなことを書くから、わたしは靴業界から嫌われるんです。

----------
「マシュマロ」は、回答・返信なしのお気軽ツールです。
「マシュマロってなに?」という方→解説はこちら