9日放送の「ガイアの夜明け」ユニクロ特集、見ました。

レビューが一日30万件、それを解析する精鋭部隊。

マイナスコメントをすぐさま改良に反映させる、その動きの速さ。

どの製品の担当者も、とにかく止まっていないのが伝わってきました。

そりゃ、日本のドメブラなんか歯が立たないわ。

そんなユニクロの2019春夏物です。

ご自慢のホールガーメント。

技術自体は前からありましたが、プロモーションがうまい。

2017-18年秋冬に登場したのが最初。

ワンピースがいまでもウリですが、そんなに良いと思えなくてこれまでスルーしていました。
しかし今季、シーズンを重ねて洗練されてきた？　ウールよりもコットン地の方がいい。

2019SSの3Dニット三姉妹は、どれもよいです。

ユニクロUはハブ。ちょっと別口だから。

三姉妹でいちばん地厚はコクーンVです。ニットって感じがする。

3月に2度特別価格1,990円になりましたが、まだ店頭にあります。

袖口、裾、襟元はリブ編みではなく、同じ編み方で綴じている。
ニットなのでVネックが深くてもかがんだときにがばーっと開きません。これがいちばん良いところ。
被って着たときいったん背中側にぐっと抜いて襟元をからだにくっつけるといい感じになります。

そしてコクーンVネック、黒は真っ黒一色ですが他のカラーは二色編みです。

特にカラー:07 GRAYは、写真に撮るとモワレができるほど。
しかしそのおかげで胸が大きく見えます。(自分比)
胸が大きく見えます。
大事なことなので二回手打ちしました。

要注意は糸です。

黒と白の二色織りであるカラー:07 GRAYは、糸の継ぎ足し？　なのか端がちょりんと出ていると、黒髪に生えた一本の白髪のように目立ちます。
違和感ですぐわかる。 前身頃や袖の外側だとギョッとします。
黒糸も然り。

これ、ホールガーメントの宿命なの？
服の縫い目はなくとも、糸の繋ぎ目処理が表に来るか来ないかで違いが出ました。

コクーンVよりも薄手、しかしながらカットソーと比べると地厚。

厚さが違うので落ち感が全然違ってきます。

次女と三女は生地同じです。

ドルマンスリーブは、肘で止まるかそうでないかで山折れになりました。

サイズをLにあげるといい感じに落ちます。その分襟ぐりが開くから、首長族のわたしは巻きものがほしくなる。暑いなー。

カラー:31 BEIGE　がすごくいい色。

黄味のない、クールなベージュでちょっと儚げなところがいい。サマーの人ならドンピシャでしょう。

69 NAVYほど鉄板ではないですが、これまでハズレの多かった31 BEIGE、ブルベもいける色の素材がちょいちょいあります。

一部店舗限定品でレアキャラ。

しかし画像のカラー:06 GRAY。

コメントにもあるように、グレーにカーキを足したような、同じくクールです。
カラー:74 PURPLEも悪くないけれど、06 GRAYは秋口にも着れる。

袖のカットがとても綺麗です。
わたしはフレンチスリーブが好きで、斜めカットの袖って腕を綺麗に見せてくれるんですよ。（※これがフレンチスリーブでないのは分かっています）

ただしこの袖、腕を上げると脇全開です。貫頭衣（かんとうい）みたい。

ベージュのインナーなんて絶対不可。

以上、袖もシルエットも着丈もみんな違う3Dニット三姉妹。

いつものサイズの前後、3サイズくらい試着して下さい。

試着室に持ち込めるのは5点。

次女と三女は3月に特別価格にならなかったので、4月に下がるかも。