ブログというのは読み返しができるのが、一番のメリットです。
去年の1月は年始に本の感想をUPしていたので、2018年に読んだジェーン・スー3冊まとめて書きます。
スーさんは日本人女性で1973年生まれなので、同年代。わたしも70年代組でーす。
未婚のプロなど称されて有名なのですが、ファーストインプレッションは「7分丈レギンスの人」。
たしかレギンス買いに行ったら、流行が終わっていて売ってなかったというネタ。
レギンスをコーディネイトアイテムとして穿かないわたしはそんなの気にしたことなかったから、あれを制服的に愛用している人という印象がずっと残っていたので、未婚のプロなんて言われているのも知らなかったです。
「貴様」と「父親」は連動しています。
「貴様」では20代でお母さんを亡くしその後父親との生活に軋轢が出て、別々に暮らしていることまでは書かれていました。
その父親との現在に焦点を合わせているのが「父親」本です。
潤滑油であった母親を亡くし、残された二人が別れて暮らす。
スーさんが20代30代でパワーがあったから出来たんかなとも思いますが、こういう別れ方があるんだというのが新鮮でした。
ただ、「貴様」「父親」いずれの本も再読する気が起きないぐらい、スカッとしない。
たしかレギンス買いに行ったら、流行が終わっていて売ってなかったというネタ。
レギンスをコーディネイトアイテムとして穿かないわたしはそんなの気にしたことなかったから、あれを制服的に愛用している人という印象がずっと残っていたので、未婚のプロなんて言われているのも知らなかったです。
「貴様」と「父親」は連動しています。
「貴様」では20代でお母さんを亡くしその後父親との生活に軋轢が出て、別々に暮らしていることまでは書かれていました。
その父親との現在に焦点を合わせているのが「父親」本です。
潤滑油であった母親を亡くし、残された二人が別れて暮らす。
スーさんが20代30代でパワーがあったから出来たんかなとも思いますが、こういう別れ方があるんだというのが新鮮でした。
ただ、「貴様」「父親」いずれの本も再読する気が起きないぐらい、スカッとしない。
言い回しなんかはハッとするセンスがあるのですが、読後感がどうも悪くて。
「甲冑」が一番面白かったです。
すんごい自意識ですね。
「甲冑」が一番面白かったです。
すんごい自意識ですね。
生きててしんどくないのかと思っちゃいました。
特に「そうだ、京都行かない」なんて関西人のわたしから見ると、マスコミに洗脳されすぎちゃいますかと言いたくなる。
特に「そうだ、京都行かない」なんて関西人のわたしから見ると、マスコミに洗脳されすぎちゃいますかと言いたくなる。
しかし、一番のカタルシスを得られた項目があります。
「恋愛なんてさ」
新書版だとP188。
スーさん、わりと彼氏が途切れていないのか、同棲とかよくなされている。
ずいぶん恋愛体質なんだなとお見受けしました。
この項目では「以前男女の間に友情は成立するかについて書いたことがある」と始まり、まさにいっしょに借りていた「貴様」にその前段に当たる文章が載っていたのです。あら都合良かった。
スーさんは「成立しない」派だったのですが、それが変容していく様が載っています。
きっかけは女友達とのやりとりで(スーさんの友達おもしろい人が多い。似た人が集まるのか)
「彼女かっつーの」
友達づきあいに恋愛ルールを適応する輩のことです。 なぜこれがいけないのか。
あっと声を上げそうになった。
まさにわたしが数年前体験したことの言語化!!
そういうことだったのか!!
スーさんは「よくあること」のように書かれていますが、わたしはまるっきり初めてで当時うまく説明ができなかった一件だったのです。
すんごいすっきりしたわ。
この項目では「以前男女の間に友情は成立するかについて書いたことがある」と始まり、まさにいっしょに借りていた「貴様」にその前段に当たる文章が載っていたのです。あら都合良かった。
スーさんは「成立しない」派だったのですが、それが変容していく様が載っています。
きっかけは女友達とのやりとりで(スーさんの友達おもしろい人が多い。似た人が集まるのか)
「彼女かっつーの」
友達づきあいに恋愛ルールを適応する輩のことです。 なぜこれがいけないのか。
あっと声を上げそうになった。
まさにわたしが数年前体験したことの言語化!!
そういうことだったのか!!
スーさんは「よくあること」のように書かれていますが、わたしはまるっきり初めてで当時うまく説明ができなかった一件だったのです。
すんごいすっきりしたわ。
そして「恋愛至上主義なんて、うかれポンチのカムアウトですよ」と言いきって、これまでの行いを全部格好悪いことと省みています。
「大切な女友達にしないことは、恋人にもしない」という持論も、うまいこというな。
モテるテクニックよりも、そっちの方が結果的に自分を大事にしてパートナーとの関係も健全になるのではと思いました。
しかし「未婚のプロ」だから、結婚相手との関係性については適応できるかどうか。
「大切な女友達にしないことは、恋人にもしない」という持論も、うまいこというな。
モテるテクニックよりも、そっちの方が結果的に自分を大事にしてパートナーとの関係も健全になるのではと思いました。
しかし「未婚のプロ」だから、結婚相手との関係性については適応できるかどうか。
■ジェーン・スー「完璧な自分になったところで、自分が欲する状況になるわけではない」
https://www.e-aidem.com/ch/listen/entry/2017/07/26/110000
インタビュー記事の写真と書籍の写真、最近の写真など、時期によって結構見た目変わっています。
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インタビュー記事の写真と書籍の写真、最近の写真など、時期によって結構見た目変わっています。
わたしが京都に幻想を抱かないのは、子どものころから“京都”と意識せず足を運んでいたのと、やっぱ歴史を知っているから。
「戦乱と民衆」も、京都ってこんなんだったんだと面白かったですよ。
物価高いし人は多いし道は狭いし寒いし、京都には好んでいきません。
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