4/29(日)藤狂い計画第二弾、兵庫県丹波市の白毫寺プランを実行しました。(第一弾は萬葉植物園)

■白毫寺
http://www.byakugouji.jp/

グーグルマップの画像で確認すると、白毫寺の奥に近藤フジ園会館という建物が見えます。
検索してヒットした記事を読んで、白毫寺に藤棚ができた経緯が判明しました。
なんでまたこんな山間のお寺にと不思議だったんですよ。

■「庭公開30年記録集」市島町白豪寺 兵庫丹波グリーンツーリズムガイド
https://moribito.in/modules/news/index.php?page=article&storyid=122

ご自宅の庭で栽培を始めたのがきっかけかあ。
ちゃんと手入れしないと、毎年花をつけないわな。
今回は趣向を変えまして、先に現地の藤棚をご覧下さい。
白毫寺
ででーん、全長120mの藤棚!
ふつうの藤棚は下から見上げるのみですが、山肌にもう一段新しく藤棚ができていて、ここから見下ろすことができるんです。
藤棚
藤のベッドみたい。
なお、各地の藤と同じく今年はちょっと短め。
藤まつりの前でしたが、会場ではアイスコーヒーなど飲食の販売もしていました。
九尺藤
萬葉植物園でもおなじみ九尺藤、一本はこんな感じです。
120mを成すのに何本あるか数えたところ、九本でした。
九尺藤が九本、覚えやすい。
九尺藤
九尺藤
白毫寺の藤棚は下に入り込むことができるので、しゃがむとまさに紫のシャワーを浴びるようなアングルになります。
九尺藤
九尺藤
風になびく花穂。
香りはジャスミンに似ています。
てことは、花の色は関係なく藤がジャスミンぽい香りってことか。
この日は晴天だったので、アリンコやクマンバチがたかりまくっていました。
九尺藤
立ち上がると、こういう視界。
白毫寺の藤棚は、犬連れOKなんですよ。
なにも知らなかったので、モップみたいなトイプードルがあちこちにいて驚いた。
九尺藤
ひたすら圧巻です。
もちろん周りには観光客がそこそこいるんですが、気にならない。
立派な藤棚の良い点です。
薬師堂
薬師堂の周りには初夏なのに青紅葉ならぬ赤いもみじ、こういう品種ですかね。
シャクナゲ
シャクナゲがきれいでした。同じく虫がたかりまくり。

藤棚の鑑賞は候補地が三つあったんです。
1、白井大町藤公園
2、「鳥羽の藤」鳥羽水環境保全センター
3、白毫寺

一緒に行く友達と日程が合ったのが、4/29(日)でした。
29日にどこの藤が見頃になるのか、例年より開花が早まったため全く読めず、26日(木)に一般公開が始まる鳥羽の状況で決めることにしました。
鳥羽は他の施設と違って、開花がはやいから一般公開をはやめるということができないんだと思います。案の定26日の段階ではすでに満開過ぎていました。
となると、兵庫県北部になる白井大町か白毫寺。
白井大町は29日だとちょっと早いかなという状況だったので、最終的に白毫寺に決めました。

まさに29日、白毫寺の藤は見頃だったんです。
鳥羽の藤は29日だと散り始めていたので、満開の藤を見るという目的には適していました。
見事な藤棚で、もう二度と来れないだろうから堪能しました。

3日に放映されたNHK Eテレの「香川照之の昆虫すごいぜ!」がテーマ:クマバチ。
藤とクマンバチ(わたしの地元ではクマンバチっていうんだよ)の関係が取り上げられたんです。
あー!! それ知ってたら、あのブンブンいってたクマンバチもじっくり観察したのに!!
というわけで、再放送5月6日(日)[Eテレ]午後4:30~をご覧下さい。

続きに、なぜもう二度と来れないのか。