学6年男子コンビ、カンちゃんとコウタ君は仲良しで、お互いの家に泊まりあいっこしています。
二人の話で共通するのは、肉が好き。
ドラゴンボールが好き。
ゲームが好き。
しょっちゅうドラゴンボールのセリフのマネしていて、それ、先生が小学生の時に読んだセリフや。

亀仙流ジーンズ [ドラゴンボール改]

立ち○ョンしてるみたいな画像ね

ある日、コウタ君が夜7時過ぎに疲れた顔でやってきました。
習い事をハシゴしていて、そら疲れるよ……
「お父さんとお母さんが、中学になって剣道部に入ったらスマホ買ったるってゆってるねん」
あれ、剣道好きやったっけ?
「好きじゃない! 剣道はしたくない。体操の方が好き」

なんでご両親は剣道させたいの?
「知らん、わからん」 
中学に行ったら体操部でもいいんじゃないの?
「体操部ないねん……」
じゃあいまの体操クラブを続けて、別に部活は入らなくてもいいんじゃない?
「んー……でもスマホ欲しいなー」

「スマホ持ったらアホになるで」
「えっ!?」


このときのコウタ君、すごい顔してたわ。

「ほんまやで。ずっとYoutubeみて勉強なんてしなくなるよ」
「いまでもYoutubeみてる」
そやろ。
スマホ
「ずっとLINEの着信が気になって、チラチラ見て、集中力がなくなり勉強なんて出来るわけないやん。どんなつもりでご両親がスマホを買ってあげるって言ったのかわからんけれど、これはほんまやで」
スマホは「便利」にはなりますが、「賢く」はならない。
※スマホの弊害・コントロールについては先日UPした本に詳しいです(こちら

「勉強するあいだは手元に置かず、電源オフにできる? だったらいいけどな」
「先生は家で仕事するとき、パソコンの電源完全に落としてるよ」
「できへんわ……」
そんな絶望的な顔しないで。
わたしはメリットもデメリットも知った上で、つきあい方を考えて欲しいのです。
一階にスマホ置いといて二階で勉強するぐらいが、本人のためにいいと思いますけどね。

親ができなければ子もできない。
親がだらだらスマホしているのなら、まあ間違いなくスマホ持った子も勉強できなくなるよ。

それとなぜ剣道をさせたいのか、ちゃんとお父さんお母さんに聞いてみ。
そして、自分は体操の方が好きだって言うんや。
なにもわからんとやらされたって、楽しくないし続かへんで。
かきかただって楽しくなかったらやめていいんよ、先生は別に気にしない。そんなんでやっても身につかないしね。

「かきかたは楽しいで!」
ほんまかいな(笑)
楽しく学べるようにするのがわたしの仕事なんでね、ありがとう、ふふふ。

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ついでにカンちゃんとの会話で、ゲームを土日どれぐらいやっているのか聞いてみたんです。
「えーっと、12時間ぐらい!」
「それを時給800円で計算してみ」
「あっ違う、16時間やってる!!」
増えとるがな。

「1万2800円や! うわー!!」
そう、ゲームしないで仕事したらそんだけのお金になるねん。
だから親はゲームばっかりしなさんなというんよ。
ただこどもは時給で雇ってくれてへんからな。
代わりに勉強が仕事や。お金はもらえないけど。
「ほんまやー。仕事が勉強ならお金欲しいわ!」

勉強は誰かのためじゃなくて、自分のためにするもんやからな。
お金は誰かの役に立つことで手に入る対価です。
ゲームは所詮時間つぶし。
時間がお金になることを考えると、贅沢な時間の使い方なんだよ。
習い事やお稽古、塾だってそう。