学校以来、ほぼ初めて気分の奈良、すごく楽しかったです。
奈良では微かにキンモクセイの香りがしました(9/30のこと)。
大阪では全く気配が無かったので、ウッキウキ。
しかし、香りはあれど実物を全く確認できなかった。
どこに生えてるのー!?

道中、何度も「京都より奈良がいい!!」と連呼していました。
その度に友達が「京都もいいよ!」とフォローを入れる。
京都と奈良の違いは道幅ですね。
奈良の方がゆったりしていて、そして山が近く空が広く感じます。

でもなんといっても、ムードが全然違います。
京都ってある種ジャポニズム押しが強いんですよ。
どこ見ても和、どこ見ても抹茶、どこ見てもジャポニズムで息苦しい。
その点奈良は大陸の大らかさといいますが、ほっといてくれる距離感がすごく居心地いいのです。
考えてみれば都のあった期間が奈良と京都では全然違うので、そら別物なのも納得なんですけどね。

今度は春日大社ルートをゆっくり行きたいなあ。
なお当日夜からすでにお尻が筋肉痛、翌日は脹ら脛が死亡。
あんなにしっかり山を登るとわかっていたら、ちゃんとストレッチしたらよかった。
そして最後に、総行程何キロメートルだったのか算出しますよ。

●次回の指針に<キョリ測>


ハイキングに行くといつも友達が万歩計持ってきたらよかったー! って言うんですよ。
そのスマホにアプリいれたらどうや?

歩数はわかんないけれど、総行程は測れます。
■距離測定:キョリ測(ベータ)
https://www.mapion.co.jp/route/
いつまで経ってもベータのまま。 
パーソナルデータを入力したら、消費カロリー計算もしてくれます。
キョリソク
まず駅から興福寺、そしてランチした園地まで 1.3km
鹿につられてフラフラした距離なんかは含まず。

園地から東大寺、裏参道を通って二月堂三月堂、途中で道を間違えた距離も含めて若草山までが、3.7㎞
キョリソク
若草山の北ゲートから山頂を経て春日大社の水谷神社までが4.1㎞

水谷神社から春日大社、帰りは宝物殿前で休憩して参道を下り、一の鳥居をくぐって近鉄奈良駅までが2.5㎞

総行程11.6㎞ですね。
多少ウロウロした時間がプラスされますが、道のりでいくとこれくらい。
じっと座って休憩した時間はランチのときの20分ぐらいで、あとの休憩は10分も座り続けていないです。平坦な道よりも坂のほうが多い中、歩き通し!!
がんばったなあ。

●歴史を学ぶ意味


さっそく教室でお子さんに奈良の大仏殿や若草山に行ったことがあるのか訊ねてみたのですが、誰一人遠足で行ってないんです。
ありー?? 

遠足の行き先はいずれも公園。
そして遠足だと大阪城には行ったと。

お母さんに聞くと
「なんかアスレチックとかばっかりなんですよー」
ああ、わかりました。
これは修学旅行で伊勢神宮に行かなくなったのと同じで、遠足でも寺社仏閣に行かないんだわ。
宗教上の理由で鳥居や仏様へのお詣りがダメな子がいるんだ。(というよりそれにこだわる親) 
だから遠足は公園になり、大阪城は神様も仏様も鳥居もないから行けるんでしょう。

宗教施設<歴史施設

というくくりなのかな。
「まあ、これくらいの子に神社やお寺の良さなんてわかっていないから、公園も悪くないですけどねえ……」
と複雑な顔のお母さん。

わたしは意味もわからず小学生のときに行って、大人になってからまた行きたいなと思えたので、そういう機会が無いのはちょっと残念に思います。
あることを、体感で知っているのと知らないのとでは違いますよ。
教科書に載っている施設がほんとにあっていまでも見ることができるのって、すごいことなのに。

大人の遠足奈良編、終わり