認不安についてちゃんと知りたいなと思い、蔵書検索。
これ(↓)を借りるために図書館に行ったところ、すぐ近くに似たような内容かなと思わせる本もあったので、発行年月日が新しいから一緒に借りてきました。



おまけで借りたのは自己愛モンスター。

読んだ順番は「認められたい~」→「自己愛」なんですが、後者は酷い内容でした。
認められたい~の次に手に取るとその差は歴然、これブログ読んでるのかな?と思わせるほど。ワイドショー屋2ちゃんねる程度の内容に、思わず著者経歴を確認しちゃいました。
著者の推測だらけでお金払う価値ないです。新人編集者のやっつけ仕事か?

「認められたい~」は、神経症の歴史から読み解いていて、とてもおもしろかった。
19世紀末の西欧社会でも、現代のように神経症患者が急増していて、その原因をフロイトは心理的葛藤であると見抜いています。
外が原因ではなく、内(自分)であるという分析は、当時相当新しかったんじゃないですかね。

19世紀末に何があったのかというと、価値観の変化です。
西欧は特にキリスト教的価値観が生活に根付いているので、宗教的規範に沿って行動すれば一定の評価(社会承認)を得ることができる。
しかし資本主義の発展と商業主義によってその価値観が崩れ、自由であってもいいという思想が広がります。
でも伝統的な価値観を放棄すると、属している社会からは非難される。そこで自由を得るか、承認を得るかという葛藤が起きる。

富裕層かつ学識のある人ほどこの葛藤に悩まされ、神経症を発症するに至る。
日本の近代化においても同じことが起きています。

宗教や男らしさ、女らしさといった社会的規範から解放され「自分らしさ」つまり自由を得るにつれ、なにをすれば承認されるのかもわからなくなる。
そこでごく近い周囲からの承認を得て安心したい、それがいまのSNS。
しかしツールありきの承認なんて、お金でいくらでも買えるし、ツールがなくなればどうするのだ。

■【筋トレ報告に無差別タグ付け】若者からドン引きされるFacebookおじさんとは
http://kakeru.me/facebook/snl-facebookojisan/

鬱陶しいFB投稿あるあるネタなんですが、若者でなくても鬱陶しいネタが載っています。
というかですね、いちいちうざいなーって反応せずフォロー外せばいいんですよ。
友達のままでフォローは外せるのに、そういうことやんないでぶーぶーいうのリテラシー低い、ブーメラン発言と思います。
そして
りん:まってまって!「(^_^;)」←これのおじさん感すごい!(笑)
なんのかんの言ってよう見とるな!

精神疾患患者数の増加は、症状の周知が広がったこと、以前は名称のなかった症状に診断名が下されるようになったことが原因かなと思っていたのですが、そもそも繰り返しの歴史であったというのが一番の驚きでした。
FBおじさんを笑っているこの子達だって、5年後には「インスタババアw」なんて笑われる側になることでしょう。
認められたい不安からの出口については、著作にちゃんと書かれています。
スマホに答えはありません。