ンガの全巻マラソンしたことありますか。
わたしはちょいちょいやっています。が、35巻はさすがに一気に走りきれません。
7SEEDS
フリガナが「セブンーズ」に見える。

■7SEEDS セブンシーズ 田村由美 全35巻 
http://flowers.shogakukan.co.jp/rensai/7seeds.html
「近未来SFサバイバルストーリー
巨大隕石が地球に衝突し、人類は滅亡する。この最悪な予測に対し、政府は策を講じた。それが「7SEEDS」計画。
才能ある若い男女を選抜し、7人1組で5つのチームを作り、冷凍保存によって人類の種を残すというものだ。
やがて、未来の世界で目覚めた若者たちは、苛烈な環境にさらされ、仲間との別れや出会いを繰り返しながら、懸命に生きようとしていた―――」
田村 由美といえば「巴がゆく!」龍三郎シリーズ、「BASARA」かなあ。
短編の「きねづかん」がすごく好きです。


絵にめちゃくちゃクセがあり、わたしが小学生の頃からこのクセは失われることがなく、すごく久しぶりに読むのですがほんと時間が止まったみたいに思えます。

7SEEDSはいまさら読む気がなかったけれど、今年完結して友達が全巻貸してくれたので、マラソンスタート。連載終了まで16年かかってたんですね。
途中でちらっと見たとき、春夏秋冬のチームと名前という設定に、中二くさいと思ったんです。
四季と名前については理由がちゃんとあり、納得でした。
いま「「認められたい」の正体」@山竹伸二 を読んでいまして、ここに書かれていることにはまり、納得二倍。


●選ぶための基準


13巻まで読了です。半分も行ってない……すごい読んだ気なんだけど……
作者のトークコーナーは読み飛ばしていて、とにかくストーリーを追うのに必死。
計画チームに選ばれる条件が、いくつかでてきました。

・健康である
・若い
・犯罪要因がない

これらは遺伝もあるので係累まで全部調べられます。
近視もダメ。
50代60代~も除外、これは生き残って子孫を残すためというのと、医療技術の二つの意味かな。

・見目が良い
『極限状態において、ぶさいくは見たくないってことか』
と思ったのですが、よくよく考えてみると、見目がいい人って付き合いやすい人が多い。
他者に対する妬み嫉み僻み係数が少ないという点から、極限状態での協調性という意味で見目がいい人を選んだのかと推測しました。
そりゃどんな外見の人にも根性ババ色の人はいますが、特に日本人から選抜するとなると、容姿が人格形成に与える影響が大きいので「見目が良い」という項目が含まれたのかも。
だって単純に生きる”技術”だけでいいなら、見目関係ないですから。

●サバイバル漫画の共通点


上記紹介サイトにも載っています、夏Bチームの少女石清水ナツが、いちおう主人公になるのかな。
ナツが冷凍保存から目覚めたのが隕石墜落何年後なのかは、13巻まで読んで明かされていません。ただ、15年+αというのはわかる。
サバイバル環境に置かれ、衣食住全部自分たちで賄わないといけない。

さいとう・たかをの「サバイバル」という漫画を思い出しました。

20年前に読んでめちゃくちゃおもしろかった。また読みたい。
こっちはチームではなく男子一人でサバイバル環境を生き抜くのですが、7SEEDSと共通点がありました。

・野球選手が出てくる
・パートナーの動物が犬

いま野球の人気は落ちてサッカーのほうがお子さんに人気です。
サバイバル環境において役に立つスポーツはどっちかなと考えてみたんです。
まあ断然野球ですよ。

物を投げて獲物を捕ることができる
動物の襲撃から身を守ることができる
道具はボール以外でも可

サッカーはボールじゃないとダメだ。
蹴れる石(もの)のサイズには限界があり、動物にダメージを与えるほどじゃないし、モーションからいっても蹴る動作って隙だらけ。動物の襲撃を退けるには難しい。
じゃあボールではなく足蹴にするならばどうだ。
あかんでしょ。蹴りで戦うには、格闘技のセンスがいる。
それと靴がないと厳しい。

●履き物を巡る推測


こういったサバイバルものでいつも気になるのは、靴です。
フローネではゴムの樹液でゴム草履を作っていました。 (参照過去ログ
7SEEDSでは謎のソールと足を縛り付けるヒモ、つまり草鞋(わらじ)状態の物を履いているカットがありました。

そうなんだよなー
いまのソールって加水分解するから長期保存には全く向かないです。
底とアッパー、靴ひもまで全部革なら保存は利きますが、サバイバル環境であしの形も当然変わるので、ぴったりサイズの革靴なんか全く使い物にならない。
となるとやはり、最強履き物は草鞋形状になる。
寒冷地ではかんじきを作るか、布やわらを巻いてブーツ状にして断熱。

草鞋は歩行にはいいけれど、崖を登るとか固い岩場でどれくらい使えるものなんだろう。
足も脳も使えば発達するから、足が育つことによってハード環境での履き物も変えていかないと、足の感覚が衰えやしないだろうか。

などなど、益体もないことを考えてしまうのです。
マンガに真剣すぎいい! そんくらいおもしろいです。
サバイバル環境では衣服よりも履き物のほうが重大事だと思う。
近視のわたしはまず生き残れないから、自分が選ぶとしたらどういうひとにするかなとか、そもそも選べるかなとか、読んで泣きながらも脳みそフル回転です。
残り20冊もこれ以上ヘヴィになるかと思うと、禿げ上がりそう。

一巻をリンク。