TV欄に懐かしいタイトルがあったので録画。


2001年映画版だけ観ています。その後ドラマになってたんですね。
最後のキャストリストに杉浦太陽の名前があったんだけど、わかんなかった。
映画を観たときは、竹中直人がとにかくインパクトがあったという記憶のみです。
この年代の作品って竹中直人が出まくってた印象。

●目がおかしい? いいえ補整効果です 


10年以上ぶりに改めて見ると、当時全くなんとも思わなかった海パンいっちょの裸体の群れに、キモさが際だって話に集中できませんでした。
キモいっていのはガリガリでキモいっていう意味です。
胴体がひょろーんと長く、なんか間延びしているというか、デッサンが狂って見える。
普段大河ドラマ、海ドラ、フィギュアスケート、アニメという偏ったジャンルを見ているせいで、とうとう自分の目がおかしくなったのかと思いました。
リアル日本人のスタイルってこんなちんちくりんなのかと。

しかしよくよく考えてみて、わかったんです。
裸体キモいと思ったのは、制服による補整効果が失われたことが原因です。

作中、シャツと制ズボンの組み合わせ、ごく希に私服、そして海パンいっちょというのが主な服装です。

スクールシャツ 半袖 開衿

こういうの!
男性の体格は直線的で凹凸が少ないです。
そのためズボンを着用するとウエストが発生し、ベルトの位置から足が生えているように見え、膝下までシュッとしたラインだから制服だとスタイルよく見えます。
どっこい脱いでみると、足の付け根はもっとずっと下で、胴体が間延び。
脚の形もモデルやトレーニングしたスポーツ選手でもないので、裸体において特筆できるポイントなんてない。
そりゃあちんちくりんに見えてしまったわけだ。

女性の体はバストの凸とウェストのくびれ、ヒップの張出しという凹凸による視覚効果が大きいなとつくづく思いました。
既製服による着やせやスタイルの補整というものは、若年層であってもずいぶんと効果があるんだな。

トンボ学生服 女子 半袖ベタ衿スクールブラウス

全然関係ないけど、わたしが小学生の時の制服そっくり

●衣服は味方


そんなことを考えなら梅田を練り練り歩いていました。
注目は男性の衣服です。サラリーマンは季節的に上着を脱いでいる人も多くて、胴体の間延び感の有無がわかりやすい。

シャツをインしている方は特に顕著に骨格タイプの違いが出ますね。
若くてもおっそろしくだらしなく、そして胴体が間延びして全くいいとこがない方と、お腹が出ていて中年体型であっても、間延び感がなくきちっとして見える。
『シャツインしたほうが、もっとシュッとして見えるのにな』という方が何人もいました。

山崎さんの男性診断ブログをざっと読み返したところ、ストレートタイプはシャツイン、アウトの着こなしがありますが、ナチュラルとウェーブについてはほぼアウトの着こなしです。
http://ameblo.jp/color-style1116formen/entry-12014703383.html
http://ameblo.jp/color-style1116formen/entry-11905395876.html
この二つはインしている珍しい写真なので貼っておく。

ただいくら似合うからといっても、会社員でシャツアウトのスーツスタイルはできないです。
そういうときは襟の形やフィット感、それとパンツのシルエットでスタイルアップの工夫をされていました。
つまり、この部分を全く考えず服選びをしていると、そりゃもう目も当てられないスタイリングとなるわけです。

街中でハッと目を惹いたのは、ジャケットまできっちり着込んでいた3人組でした。
ジャストサイズの上下を着ているだけでもほんとにスタイルよく見えました。そこにきてひとりは長身。
『SR(スーパーレア)だ』と通り過ぎてからも思わず見送ってしまった。

全国標準型学生服 上下☆日本製/TEIJINソフト超黒級 総裏地OK 形態安定

制服は『成長するから!』と大きめ着るケースが多いので、意外とジャストが難しいか。