20代女性に所持されている腕時計、ダニエルウェリントン。
20代前半
前回(こちら)感想を書いた「世代×性別×ブランドで切る! 第5版」の20代前半女性が所持している腕時計リスト、堂々4位です。
これはソーシャルで売れたアイテムです。


わたしはダニエルウェリントンを全く知らず、たまたま購読していたブログに出てきてつい最近知りました。
売れている理由はドラマで誰が使ったというよくあるきっかけだけでなく、ブロガーやインスタグラマーによる

「ダニエルウェリントンさんから特別に
15%OFFクーポンをいただきました。」

この定例文です。
おしゃれ系ブログあるあるに“ダニエルウェリントンのステマ”というのがあり、あーこれがそうだったのかとガッテン。 (※DWの手法は正確にはステマではなくインフルエンサーマーケティングです。若年層に効果あり)
いまはブログよりもインスタにこういったおしゃれ系ステマが増えていて、それはユーザー数が明確にわかるから、企業側もやりやすいんでしょう。
でも世界規模でやってるクーポン配布に【特別に】とは片腹痛い。

もらった時計をPRして拡散する作戦は、DWから直々にオファーメールが来るのとは別に、公式サイトから自分でメッセージを送り許可されたら参加できるんです。

私はソーシャルメディアインフルエンサーなのですが、コラボレーションをするにはどうしたら良いか教えてください。 (ダニエルウェリントン公式サイト:よくある質問)

あまりにもコラボ人数が多いため、2ちゃん等では「モラエルウェリントンやんけ」と揶揄されている。
正直に「モニターでいただきました」と書いている方もいれば、もらったのか買ったのかはっきり明記していない方もいます。
やましいところがないファンなら明言すればいいだけだし、曖昧な態度ではクーポン期間以外にDWのネタをUPしても
「次のクーポンにむけての布石ですよね」 ※複数発行されるのかは不明
とも読めてしまって、説得力皆無。
結果的に書いた人への信頼も損なわれ、広告展開をするDWへも同様。

コラボ作戦、諸刃の剣。
本当に好きで使っているファンにとって、決して嬉しい事態ではないでしょう。
ダニエルウェリントン
こんなん出ちゃって…

ただダニエルウェリントン側としては、「資金集め」としてなら毛ほども痛くない。
莫大な広告費を使うより安いし、歴史あるブランドでもないから、痛くも痒くもないわけで。
ある意味、時流をうまく使った錬金術としては成功です。

わたしがもしもらったら、
「ありがたいことにいただいたのですが、キャラに合わなくて使っていません」
「でもお好みの方がいらっしゃったら、クーポンコードで15%オフになるので、お試し下さい」
たまにはこんな人いても、いいんじゃないの~??



(ダニエルウェリントン)Daniel Wellington

ダークブラウン×ローズゴールド 腕時計 メンズ/レディース [並行輸入品]
デザイン確認のために貼っときます、ダニエルウェリントン。
心斎橋に直営店があります。