ーゲン始まっていますね。
たまたま寄り道したショッピングモールがめっちゃ賑やかに呼び込みしていたので、ざーっと周回してみました。

手を出したらいけないのは、オーバーサイズシルエットと、この春流行り尽くしたピンク。


「2017年、これがはやる」というムック本、発売は2016年12月です。
ざっと流し見してみたところ、素晴らしくハズレています。
こういう答え合わせするの、すごく楽しい。
まず表紙のこのブルーは流行ってないでしょう。
むしろよく見かけたのはダークグリーン、イエロー、そしてドピンク。
大阪のせいか春はほんと派手でした。
ピンク

書籍の中では上品ピンクが流行るとあるけれど、店頭に氾濫したのは「NGカラー」にある、フューシャピンクです。
セールアイテムにもこの色のワイドパンツやスカートがたくさん。
しかしいま買っても、夏の暑さにはうるさすぎ。来年の春には着れないし、止めた方がいい。

オーバーサイズシルエットもトレンド終焉です。
トレンドは三年周期といいますが、体感では二年くらいに感じる。

企業側としてはつかみどころのない市場をどうにか言語化してほしいのでしょう。
6/19に公開されたこちらの記事、ぐあーっと拡散してNP版には同調コメントもついています。
■アパレル企業を悩ませる“量産系女子”:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/16/092900020/061600023/?P=1

NP版はこちら。有料会員でなくても、ピッカーのコメント途中まで読めます。
https://newspicks.com/news/2314666/?invoker=mail&wmm=20170620
「販売員を“面倒な存在”と捉える傾向もあります。「今、流行ってますよ」とか「素敵ですね」とか、通り一辺倒のことを言う店員に、若い子たちは「ついてこないでほしい」とさえ思っている。「売りたくてしょうがない」という下心が透けて見えているのでしょうね。」

なに言ってんだ、こんなのずーっと前からですよ。
若い子でなくても口を揃えて言ってるわ。
カリスマ販売員なんて渋谷のごくピンポイント現象で、販売員は昔から“面倒な存在”でした。
どうにか面倒でなくなるのは、店員の年齢を追い越したときです。
ファストファッションはプライスタグが百貨店より丸見えで安心できるだけでなく、販売員がノータッチという二重の意味で安心だから人気なんです。
量産系女子は服を選んでほしいなんてあるけれど、それも若者だけじゃないでしょう。

一見なるほどなーと思う内容ですが、素人のわたしでも突っ込める“もっともらしさ”です。
これにさすが南さんが呼応するポストをされました。

■今の若者より昔の若者の方がよほど「量産型」の服装だった : 南充浩の繊維産業ブログ
http://minamimitsuhiro.info/archives/4801936.html
「スキニージーンズが大ブームでも、レギュラーストレートジーンズを穿いた人を「流行遅れ」とは思わない。
今春からワイドパンツの着用者が増えているが、その中にスキニージーンズを着用した人が混じっていても「時代遅れが混じっている」とは思わない。
いずれの場合も「そういうジャンルの服装が好きなのね」としか感じない。」

いい時代になりました、これこそ本来の有り様でしょう。
だってファッションは自己満足です。
なのに、「スキニーはもうやめましょうね」というアナリストたくさんいますよね。
パーソナルカラーや骨格診断の本則である「自分にあったもの」という軸から、微妙にずれてるなと感じます。
いまの売り場にないのなら仕方ないのでトレンドから工面しますが、そうじゃないなら着ててもいいと思いますよ。
でもオーバーサイズはもうやりすぎ、止めた方がいい。


「世代×性別×ブランドで切る! 第5版」いま読んでいる本。
年代ごとのブランド所有リストがめちゃくちゃおもしろい。
ZARAはいちおう海外ブランドだから、日本のドメブラとはカラバリも品揃えも違っていて、だから「人より違うもの」が着たい人にウケるのよくわかる。

で、今季セールでは実店舗で目えつけていたのがオンラインでセール開始になったタイミングで、ポチ。
初めて通販しました。
はよ来ないかな~

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軍師のお茶会~夏の陣~ 
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6/25(日)14時 (残席2名)


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