段生きていてバブル、ロスジェネ、ミレニアル世代って意識していません。
自分より年上、年下というざっくり程度。
ですが、先日たまたまバブル世代とロスジェネ世代のファッションに対しての温度感を見てそりゃそうだよと思ったことがあったのでまとめます。
なお世代については、

■「団塊」「バブル」「ロスジェネ」「ゆとり」… サラリーマン世代論 解を探しに・引き算の世界(1)  日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO98989500Z20C16A3I10000/
 
【バブル世代】(1965~69年生まれ)
【団塊ジュニア(氷河期世代)】(1970~84年生まれ)

とあるので、ここではロスジェネはざっくり70年代生まれ、それに対してバブル世代は60年代組と書きます。
ミレニアル世代は1980~2000年生まれ。21世紀に成人、社会人になるという意味ですよ。

●60年代組に言われたくない


そこに書かれていたのは、70年代組はファッションのカラー診断や骨格診断の結果に縛られて「わたしはこれしか似合わない!」と診断にとにかく忠実である。
しかしファッションは他人との差別化なのでもっと自由にしたら? と60年代組が言ってました。

70年代組のわたしに言わせると、それを60年代バブル組に言われたくないわ。
潤沢な資金でとにかく楽しく、おいしく、高いものを買いまくっていた人たち。
その姿を反面教師にした70年代組が正反対の価値観になるもの無理はないでしょう。

60年代組は「まだまだファッションを楽しむ」ために骨格診断やパーソナルカラー診断を受けるんだと思います。
70年代組は「限られた資金(時間)の中で楽しむ」ことを目的に受けるんじゃなかろうか。
無駄打ちしないよう、ハズレを引かないよう、時間を浪費しないで、制限の中でもどうにかおしゃれをしたい。
60年代組から見ると、さぞかし慎重で臆病な姿勢に見えることでしょう。
だからアドバイス至上主義になるんです。
まずは堅実なところでポイントを上げておきたいんですよ。
それを60年代組の人がどうこういうのってほんとに大きなお世話。
こっちのことを理解してくれと言わないから、口出ししないでくださいまし。

60年代組の思考は、うだうだ考えてないでやってみたらいいじゃーんなんですよね。
「楽しみ」と「制限」が同じフィールドにいない。
他者からは無駄な時間、無駄な浪費に見えるけれど、子どものように無心に貪るという幸せがある。
そんな風に制限なきフィールドから楽しみが生まれています。バブル世代のコンテンツを見ると一目瞭然。
バブル世代についてちゃんと調べたら、いわゆるバブル世代ってロスジェネに比べて生年期間短くて驚いたんですよ。
ロスジェネは10年以上なのに、バブル世代はほんの5年程度。
そのわりには日本全土をバブルで埋め尽くした感があるのはなぜだ。 数が多いからだ。

でも70年代組は、制限の中から楽しみを見出す。
制限の中でも視点を変えるとこんな風に見える、そんな世界を生きているんです。
ただロスジェネ世代が会社の中堅に少数だからイコール発言権は少ない。
人数の多い(声の大きい)バブル世代、バブル体験組が過去の栄光体験を忘れ心を入れ替えない限り、特にTVコンテンツはつまんなくなる一方だろうと思います。
週刊朝日
2017年6月23日増大号にバブル世代の特集があります。
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19132
「あなたの職場にもきっといる恐怖のバブルおじさん
「クルマ買いなよ。マイホームは?」
「若いうちはお金使わなきゃ」
飲み会、説教が大好き…職場に蔓延する価値観の押しつけ“バブハラ”」 

週刊朝日 2017年 6/23号【表紙:滝沢秀明】[雑誌]

タッキーが表紙のせいで影絵。

●逆襲はロスジェネよりミレニアル世代の専売

■ミレニアルに抹殺される業界
http://www.apalog.com/maxre/archive/281
「米国の柔軟剤は13億ドルくらいの市場で、2005年から2015年にかけて15%ダウン。 有名なダウニーに至っては26%もダウン。余計なケミカルの使用を避けたいという事や、何の為に存在するのかさえも知らない人も存在する事が話題となっていました。」
日本だとYoutubeの動画に慣れすぎて、「TVコマーシャルってなに?」というお子さんみたいなもんだろうか。
必要がないと存在すらも消える当たり前の現象。
これまでが大量消費、無駄を楽しむ世界観だったのが、いよいよ切り替わってきた。
ジャンクフードやケミカルが悪だと散々上の世代に教え込まれたんだもの、そりゃ消費がグッと減るのは当たり前。ある意味忠実じゃないですか。スピ系と親和性高そう。

わたしは本文の「様々な業態の商売が閉鎖の事態に追いやられ、」の部分を、
殿様商売が閉鎖の事態に追いやられ」って空見しちゃったんですよ。
しかし言い得て妙だと思いました。
実際どの業界も最大手があるってことは、価値観の変化に対応できなければ大きなしっぺ返しを喰らうってことです。
「「ミレニアルが買わない12品目」を紹介していました。家、生命保険、宝くじ、石鹸、シリアル等、経済面や健康面、ライフスタイルの変化で使用頻度が減っている製品が多く挙げられています。」
これ、12品目の前は9だったんです。
2012年の記事、■アメリカのゆとり世代がダメにした9つのこと
http://karapaia.com/archives/52112309.html
増えていますね。

次に日本のミレニアルの価値観はというと、
「フォトジェニック消費」を牽引するミレニアル世代の日本人女性

インスタグラム、つまり写真映えするかしないかで旅行先を決めます。
自分が行きたいところ、食べたいもの、見たいものではなく、他者の承認賞賛を集められる写真を撮るために行く。
「「大阪のテーマパークに行くとパーティーピープルの写真になってしまい、自分らしい写真が撮れない」という理由で、旅行に発つ前日に行き先を急遽、京都に変えた人もいた。京都の方が「自分らしい」写真を撮れるからだ。」 
自分らしいですかね? 
あくまで他者に見せること前提、見られること前提の行動って自分らしさじゃないでしょう。
しかしこういうインスタ文脈を理解できないことには、アメリカのミレニアム世代の消費でダメージを喰らうのと同じ目に遭います。
コンサルにインスタ女子にウケるにはどうしたらいいですか? なんて聞いている大企業はダメでしょ。

過去ログ「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門」の感想
USJを復活させた森岡さんみたいに、自分もモンハンやり込むぐらいでないと。

マツコ会議に出てくるインスタ女子はみんな同じ行動原理でした。
インスタに載せる写真のために注目のカフェに行き、黙々と写真を撮り、黙々と加工してUP。
自分のコンプレックスを全部クリアーにした加工写真を「かわいいですね! どんなアプリ使っているんですか?」と聞かれると嬉々としてアプリの手順を解説する。

加工の自分と実物の自分との乖離は全く問題じゃないのです。
しかし、加工するってことは常に「この写真は自分じゃない」ってことを重ね重ね認識しているのと同じです。
常に「いまの自分じゃない」ってことを確認しているその時間の長さを思うと、わたしは生理痛と冷え性キツそうやなという感想ぐらい。
選んだのは自分なので楽しいだろうから、好きに生きればいいと思います。自分の人生だもの。
それにしても日本においては女性の経済行動ばかりネタにされて、男性は何やってるの?

続きにミレニアル度診断です。


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