かけると思わず涙が出るメガネのはなしを2013年に書いています。
http://nuinui358.dreamlog.jp/archives/30555325.html
でも書写教室を始めたときから(2015年)、使い捨てのソフトレンズをしているとき、手元がなんか見にくいなと感じることがありました。
老眼!? 老眼ですか!?
だとしたら、いまのメガネは2012年に作ったからだめでしょう。
目のお灸をした1月を経て、2月に江坂の「視覚情報センター」に行こうと思い立ちました。
2013年の日記には新規予約は3週間~一ヶ月先が目安になっていますが、もう新規は二ヶ月先の予約でした。あはは。
特徴はなんといっても両眼視検査です。
スマホはどれくらい見ていますか?
などなど。
効き目は右目です。
右目の視力が10歳になる前から落ちだし、左は1.5なのに右は1.0切るようになって、高校の時デッサンの授業で右目でものを見ることが出来ないため、ハードレンズを入れました。
田村先生
「コンタクトは両目ですか?」
?? はい、もちろんです。
右目だけ軽めの矯正にして、左はいれなくてもよかったみたい。
いまでもそうですが、左目の遠近を見る力は右に比べてかなり柔軟です。
左右の見え方の違いと、実際にはどれくらいの視力が出せるのかを見ました。
おもしろかったのは、十文字を見るテストです。
テストレンズをかけて、なんか特殊なHOYAのレンズを前に当てます。
「左を隠して下さい」
あー! 横棒消えた!! たて一文字になった!!
右を隠すと、横棒のみになった。
そして、自分が持っているメガネとテストレンズで新聞を見るとき、読むときの体感差。
“見る”と“読む”では、意識が違います。
“見る”は、ただ紙面をぼやーんと眺めているだけ。
「文字を読んで意味を理解しようとしてみて下さい」
うい、マスター。
…あれ? なんか違う。
読もうとすると、
「頭のこの辺(前頭部周り)が重いです」
それともうひとつ、“読む”のときに、歯をくっと合わせていました。
“見る”の時には、口は閉じているけど歯は軽く合わせているのに、“読む”になると上下の歯がカチッとハマっています。
食いしばりとまでいかなくても、口にも力が入っているんだ。
さらにテストレンズと手持ちのメガネで明らかに違うのは、瞬きしたときなんです。
「ただよく見えるだけの視力矯正だと、瞬きしたときにみなさんそうなっているんです」
瞬きの度によく見ようと目のあたりに力が入って、ドライアイになる。
ドライアイになったら瞬きしなさいと言われますが、「逆なんですよ」
うそーん!!
おなじみランドルト環の出番は少ない。
そもそも人類の肉体構造が、「近いものを見る読む」構造に適していないんです。
見るだけなら原始時代でもありましたが、こんなに近くのものを「読む」という生活はここ最近です。
目の構造がそれに適していないので、近視は体の防衛本能なのです。
使い捨てのソフトレンズの度数も見てもらいました。
「右はこのままでいいね。左はこれくらい(度数を)緩くしても大丈夫。今日やってみて、左の視力がこれぐらい出たからね。右ももっと出ると思うけれど、ちょっとまだ固いね」
わたしのピント距離は20cm。
近くのものを見るときにストレスが大きいから、まずはその緊張を緩めるためのレンズにしましょう、となりました。
近距離用の緩めるレンズに慣れてから、遠距離用のレンズも作りましょうと。
検査とレンズの調整全部で1時間くらいでした。
ところでこちらにきたきっかけは?
あるブログで、とよふくさんでメガネを作ってもらったら世界が立体的になって、涙が出たという体験談があったんです。
立体的、ふふふ、おもしろいね。
立体的にいま見えているでしょう?
はい、見えています。(ものの奥行きを見る検査があるんです)
あなたの場合はもう立体的だから、涙が出るほど感激とかないでしょうねえ。
さてお値段は!
メガネ作成の場合 ¥3,000
検査のみ ¥10,000
スポーツビジョン検査 ¥15,000
センターにあるフレームからも選んでもらえますが、先生全くそこに案内しなかった。
とよふくだと他店フレームって基本不可なんですが、こちらはよほどハズレフレームでない限りOKみたいです。
メガネができるのは一週間後です。
老眼について始まっているか確認したら
「始まってるよ。でもみんなですよ、35歳過ぎから始まりますからね。老眼っていう言葉のイメージが悪いんですよねー」
ほんとにねー(泣)
気になるのが、センターのHPにもいろいろ書かれてあるレーシック。
レーシックで不調のある方は、
日本眼鏡販売店連合会(JAOS)
http://www.megane-jaos.com/index.asp
「認定店検索」で詳細検索の「両眼視検査」「調整」にチェックを入れてヒットしたお店に相談に行かれるといいです。
遠くを見る矯正がこれまでのメガネより弱くなっているから、
「最初は支障の少ない、家の中でだけ着けてみたら?」
わー! 遠くがぼやけるうう! でも気にしなーい。
新しいメガネに変えて、大きな変化はその夜からありました。
夜になると目がぎゅーっと痛くなったり乾いてシパシパしていたのが、ないのです。
眼精疲労の原因の一つは、メガネによる視覚ストレスでもあったのか。
なんてこった。
遠くがぼやけていますが、注意したら問題なく歩けます。
TVがはっきり見えないけれど、それは距離を詰めればヨシ。
これでしばらく様子見します。
田村先生の最新著作、センターでも取扱中。
※一ヶ月後の変化をUPしました
http://
当時も目の違和感を書いていますが、その後メガネを作り替えることはなかったんです。
でも書写教室を始めたときから(2015年)、使い捨てのソフトレンズをしているとき、手元がなんか見にくいなと感じることがありました。
老眼!? 老眼ですか!?
だとしたら、いまのメガネは2012年に作ったからだめでしょう。
目のお灸をした1月を経て、2月に江坂の「視覚情報センター」に行こうと思い立ちました。
2013年の日記には新規予約は3週間~一ヶ月先が目安になっていますが、もう新規は二ヶ月先の予約でした。あはは。
なんでもそうだけれど、時間が経てば待ち時間は増えますね。
以下検査についての長いレポートなので、レンズを替えてどうなったのかは、一気に下へ飛んで下さい。
●みっしり両眼視検査タイム
片目ずつの視力検査は眼科でやるのと同じでした。
が、そこからの細かい検査は全て初めての体験の連続。
問診もとっても細かかったです。
スマホはどれくらい見ていますか?
持ってないです!(大いばり)
でもパソコンよく見てますが、ディスプレイの距離はこれくらいです。
結構離れていますね。
そうでしょう!(大いばり。測ってみたら55cm)
お仕事は近いところをよく見ますか?
電話は左右どちらですか。などなど。
効き目は右目です。
右目の視力が10歳になる前から落ちだし、左は1.5なのに右は1.0切るようになって、高校の時デッサンの授業で右目でものを見ることが出来ないため、ハードレンズを入れました。
田村先生
「コンタクトは両目ですか?」
?? はい、もちろんです。
右目だけ軽めの矯正にして、左はいれなくてもよかったみたい。
いまでもそうですが、左目の遠近を見る力は右に比べてかなり柔軟です。
●ものは両眼で見る
左右の見え方の違いと、実際にはどれくらいの視力が出せるのかを見ました。
おもしろかったのは、十文字を見るテストです。
テストレンズをかけて、なんか特殊なHOYAのレンズを前に当てます。
「左を隠して下さい」
あー! 横棒消えた!! たて一文字になった!!
右を隠すと、横棒のみになった。
つまり、左右で見て初めて十文字になるんです。
ところが調整を続けていくうち、右目で見る像が二重にぶれて見づらい。
左はパキッと見えています。
像を結ぶための筋肉が、右の方がばっきばきに固まっているイメージです。
そして、自分が持っているメガネとテストレンズで新聞を見るとき、読むときの体感差。
“見る”と“読む”では、意識が違います。
“見る”は、ただ紙面をぼやーんと眺めているだけ。
「文字を読んで意味を理解しようとしてみて下さい」
うい、マスター。
…あれ? なんか違う。
読もうとすると、
「頭のこの辺(前頭部周り)が重いです」
“見る”の時には、この圧がない。
“読む”のときだけ圧が発生します。
それともうひとつ、“読む”のときに、歯をくっと合わせていました。
“見る”の時には、口は閉じているけど歯は軽く合わせているのに、“読む”になると上下の歯がカチッとハマっています。
食いしばりとまでいかなくても、口にも力が入っているんだ。
●あるものがなくなる
さらにテストレンズと手持ちのメガネで明らかに違うのは、瞬きしたときなんです。
メガネだと瞬きしたときに、紙面がばしっとリセットされる感があるんです。
これはテストレンズをかけて比べてみないと、わからないと思う。
テストレンズだと紙面の字はずっとそこに【ある】。
残っているといいますか。
大袈裟にいうと字がどーんと迫ってくるような感覚なんです。
なんですかこれ。
「ただよく見えるだけの視力矯正だと、瞬きしたときにみなさんそうなっているんです」
特にハードレンズをしている方なら伝わると思いますが、ハードレンズは眼球の上を上下にツルツル動いています。
だから異物が混入するとすぐわかるというメリットはあるのですが、動いているせいでその度にレンズの像をきゅっと結び直さないといけないんです。
ドライアイになったら瞬きしなさいと言われますが、「逆なんですよ」
うそーん!!
おなじみランドルト環の出番は少ない。
●近視も老眼も悪者ではない
そもそも人類の肉体構造が、「近いものを見る読む」構造に適していないんです。
見るだけなら原始時代でもありましたが、こんなに近くのものを「読む」という生活はここ最近です。
目の構造がそれに適していないので、近視は体の防衛本能なのです。
使い捨てのソフトレンズの度数も見てもらいました。
「右はこのままでいいね。左はこれくらい(度数を)緩くしても大丈夫。今日やってみて、左の視力がこれぐらい出たからね。右ももっと出ると思うけれど、ちょっとまだ固いね」
わたしのピント距離は20cm。
近くのものを見るときにストレスが大きいから、まずはその緊張を緩めるためのレンズにしましょう、となりました。
近距離用の緩めるレンズに慣れてから、遠距離用のレンズも作りましょうと。
検査とレンズの調整全部で1時間くらいでした。
ところでこちらにきたきっかけは?
あるブログで、とよふくさんでメガネを作ってもらったら世界が立体的になって、涙が出たという体験談があったんです。
立体的、ふふふ、おもしろいね。
立体的にいま見えているでしょう?
はい、見えています。(ものの奥行きを見る検査があるんです)
あなたの場合はもう立体的だから、涙が出るほど感激とかないでしょうねえ。
あはは(笑)
なんか残念ですが、体験談を読み返してみるとなかなかクセのある人生を送っていらっしゃった方だからかもね。
心と眼は連動しています。
とよふくさんは「視覚情報センター」で修行されたんです。
●フレーム持ち込み可
さてお値段は!
検査料は三項目に分れていて、2017年当時はこう。
検査のみ ¥10,000
スポーツビジョン検査 ¥15,000
メガネ作成だけだったので3,000円+レンズ代32,000円でした。
行かれるときは、サイトで確認して下さい。
持ち込みフレームの注意点もあります。
フレームはもともとかけていったものを、そのまま使ってもらいました。
手持ちに同じ度数の予備メガネがあるから、一週間くらいは辛抱できます。
センターにあるフレームからも選んでもらえますが、先生全くそこに案内しなかった。
なんという商売っ気のなさ。
とよふくだと他店フレームって基本不可なんですが、こちらはよほどハズレフレームでない限りOKみたいです。
そして最後に、サーモカメラっていうんですか?
体温がわかるカメラで鎖骨から上を撮影してもらったんです。
目の緊張がないときはこんな映像になります。
【サンプル画像】
へ~
わたしはというと、両目ともバキーンと体温高め。
というか、頭全体に体温高め。
特に目の真ん中から目頭にかけてがボーボーと赤い!!
(岩茶荘の眼診でも同じこと言われています)
新しいメガネでこれがどう変わるのか、楽しみ。
メガネができるのは一週間後です。
老眼について始まっているか確認したら
「始まってるよ。でもみんなですよ、35歳過ぎから始まりますからね。老眼っていう言葉のイメージが悪いんですよねー」
ほんとにねー(泣)
あと、こちらって視力のいい方が多く来られるんですよ。
手元を見るのを緩めるレンズを作るために。
ふつうのメガネ屋では作れないです。
それとコンタクトレンズをしている方にも、その上に緩めるためのメガネを作られます。
ダブルレンズ!!
気になるのが、センターのHPにもいろいろ書かれてあるレーシック。
コンタクトやメガネはレンズの調整をしたり外すことができるけれど、レーシックはそれができないです。
だから不調があるからといって眼科に行っても、どこも悪くはないと言われてしまい、調整期間が終わればさよなら~。
でも見えにくい、見えすぎる、頭痛や吐き気など不調があるのはどうしたらいいのか。
そういった方へのメガネも作られているんです。
むしろこの情報は、もっと知られた方がいいと思いました。
レーシックで不調のある方は、
日本眼鏡販売店連合会(JAOS)
http://
「認定店検索」で詳細検索の「両眼視検査」「調整」にチェックを入れてヒットしたお店に相談に行かれるといいです。
●新しいメガネと生活
遠くを見る矯正がこれまでのメガネより弱くなっているから、
「最初は支障の少ない、家の中でだけ着けてみたら?」
と言われたんですが、予備メガネの掛け心地がいやなのですぐさま掛け替えて帰りました!
わー! 遠くがぼやけるうう! でも気にしなーい。
毛筆で書くのは、楽な気がしますよ。
これまでのレンズと違い集中しやすいっていうか。
そしてあのブログにあったような、世界が立体に見えるっていうのは実感がなかったです。新しいメガネに変えて、大きな変化はその夜からありました。
夜になると目がぎゅーっと痛くなったり乾いてシパシパしていたのが、ないのです。
眼精疲労の原因の一つは、メガネによる視覚ストレスでもあったのか。
朝起きたときの目の感じも違います。
なんてこった。
遠くがぼやけていますが、注意したら問題なく歩けます。
TVがはっきり見えないけれど、それは距離を詰めればヨシ。
これでしばらく様子見します。
田村先生の最新著作、センターでも取扱中。
※一ヶ月後の変化をUPしました