タイトスカートのジャスト丈が膝丈(わたしの身長170cm、それと骨格診断でのバランスに拠ります。全員がそうではありません)ということは、ワンピースも同様です。
スカート・ワンピースのイージーオーダーサイト「InfinityGirl」に身長150、160、170cmのミニ丈 膝上丈 膝丈 膝下丈 着丈早わかり表があります。
http://
これでいくと身長170cmのわたし、ワンピースの膝丈101cm。
次に買うワンピースは100cm越えを狙わないといけないのですが、ないってば!! そんな長いの、ないよ!!
めっちゃオバサン向けになるか、喪服。
既製ワンピースの着丈は90センチ台、ロングワンピースで100センチ越えます。
ロングだと膝下になるのでダメなのだ。お直しするか「InfinityGirl」のようにイージーオーダーする方がはやい。
タイトスカートも同様で、型紙を探してみたんです。
どう考えても裏地をつけるのがめんどくさすぎで、敗退しました。
ハンドメイドは独特の「ハンドメイド感」が苦手で、あまり手出ししたくない分野です。
ワンピースについては情熱が湧いたときにまた考えます。
と放り投げるのはあんまりなので、いつもの「どうする?Over40」よりおよばれワンピースネタをリンクしておきます。
http://dosuru40.com/fashionable-meeting-room/45154/
●ファッション誌はなんのために
美容院でカラーの間、ファッション誌「Oggi」11月号を読んでいました。
特集が「靴がわかれば、おしゃれがわかる!」でして、ほほうと思って。
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ファッション誌にしては珍しく、靴選びについて少々つっこんだことにも触れていました。
あしの形について、指の長さの個性だけではなく甲の厚さ、そしてかかとの大小についても。
特徴に基づいてのオススメ靴についてはうーんでしたが、これはファッション誌の限界でしょう。
基本的にファッション誌はカタログです。
靴の特集で必ず出てくるのはロッシ、ジミーチュウ、マロノブラニクです。
姑息なことにどうみても「ハイヒール」なのに、「パンプス」という表現にとどめている。
ユーザーがハイヒールから遠のいていることをわかった上での表現変えだと感じるのは、わたしの穿ちすぎじゃないでしょう。だってハイヒール売れてないもん。
これまでもずっと雑誌が必死こいてヒール推ししても、この時流ですから。
ちょうどタイトスカート探しをしたばかりだったので紙面に出てくるスカートも目を通したのですが、異な事に出てくるのはロングスカートばかりです。いわゆるミモレ丈。
ECサイトや店頭でもよく見かけたラップスカートは全然登場しないんですよ。
オッジ11月号は9月末発売、撮影は7月~8月と仮定。
秋冬物のメインアイテムがロングスカートなのはわかっていますが、それ以外のアイテムをスタイリングに入れるという冒険はしないんですね。
そして見事に実際の売り場と乖離しています。
これだけタイムラグがあれば当たり前です。
雑誌には、着用モデルの身長も着用サイズも明記していません。
オッジはサイトにモデルの身長は公開していますが、同じようなヘアスタイルをし同じような身長のモデルをいちいち個体認識していません。
ECサイトの情報量に慣れると、ほんとにファッション誌ってなんのためにあるんだろうと感じます。
敏腕編集者であった山本由樹氏の「DRESS」退任インタビュー、とてもおもしろいです。
編集者としてこれまで関わった誌面はヒットしてきて、初めての敗北が「DRESS」。これを認めていることと、なぜなのかと分析しているところ、その視点がいい。
DRESSは新創刊時、ターゲット年齢ではないくせにわたしもぼろくそに書きました。
「――――編集者のなかには「読者を啓蒙し、上質が伝わるよう育てる必要がある」という論調の意見もあるようですが。
山本 そんなの意味ないと思いますよ。 」
上質が好きな人は自分で探しに行くってことじゃないかな。能動的に。
雑誌って能動的なようですごく受動的です。
もういっこ雑誌関連でおもしろいインタビューがこちら。
■イマドキ女子大生にインタビュー「雑誌には、ファッションやメイクの情報を求めてない」
https:/
「情報にお金を払う感覚が薄れてきました。」
情報ではなく知的好奇心として書籍は読みますが、オンラインでも有料サイトで情報を読むまでしない。
「情報に対して、ドライな姿勢で取捨選択している様子がとても印象的でした。SNSで自分が必要なコトだけをキャッチアップするのは、まさしくデジタルネイティブ世代の、情報に対する向き合い方だなと感じます。」むしろだらだらと情報を享受している人はリテラシー低すぎです。
そういう人がお馬鹿なデマをあっさり信じる。
自分から選び取る、すなわち考えること。
買い物は知的な行動だと常々書いていますが、万事それです。