10年前の9月、カナダトロントに映画祭目的で渡航しています。
9/8〜15という短い滞在でしたが、現地にいた友達のおかげで有意義に過ごすことができました。
当時の日記を読み返すと実にあっさりしています。
素っ気ない内容だけれど、OLしながらよくこれだけ記録残していたなと思う。
いまも現地にいる友達と日記の内容をやりとりしたら、本人も忘れていることが多かったので
「その記録、残ししててよかったね」と言われました。

トロントにはバータ靴博物館(http://www.batashoemuseum.ca/)があります。
友達はおしゃれ面で靴マニアで、バータ靴博物館に連れて行ってくれたのは自分の行きつけ博物館かつ木曜夜は入館無料になるからだったようです。
(改めて聞いてみたら、わたしが博物館好きなので好きそうかなと思って連れて行ったと判明)
友達は履き心地や作りにこだわることをしてこなかったから、
「履き心地の違いがわかるようになったのはNAZの話を聞いてから」
同じ靴でもアプローチの仕方が違うのです。
当時の思い出を振り返りながら、館内の写真をUPします。

●パンフレットと常設展


2006年当時のバータ靴博物館パンフレット。 いまはどんなデザインなのかな。
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
素っ気ない。企画展の案内は特になく、館外のポスターで推測するしかない。
Bata Shoe Museum
アイコンとしての靴展? アジアの靴展? ロココ時代の靴展?
こんな感じだと思います。

館内はフラッシュ禁止なのと古いデジカメなのであまりきれいに撮れていないのですが、比較的マシなのをピックアップ。クリックすると拡大します。
常設展靴の歴史コーナー。
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
履き物は権力の象徴。
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
靴メーカーのオーナー夫婦が世界中から集めた靴コレクションが展示されていて、中国の纏足(てんそく)もありました。刺繍が非常に凝っていて残酷な美しさがある。
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
ここからは映画で使われた靴やステージの靴。常設です。
Bata Shoe Museum
007の靴。
Bata Shoe Museum
これは正体不明…
Bata Shoe Museum
これはマドンナのステージ靴、ドルガバです。

●企画展前半 


ここからは企画展、ロココ時代の靴? 絵画に出てくる靴と同じものが展示。
Bata Shoe Museum
こういうの日本では絶対撮影させてもらえない。
Bata Shoe Museum
Bata Shoe Museum
左右差のないトウシューズのような履き物。1812年って書いてあります。
Bata Shoe Museum
アジアの靴は写真が黒すぎボケすぎで、これが一番きれいに撮れていました。
たぶん中国の靴。日本と違い布を巻くとか重ねていくのが特徴。西洋の靴道具と全然違います。
確かこどものお祝い用じゃなかったかな。
小さな靴がたくさん展示されていました。

画像が多いので後半は分けました→<後半

東京台東区の東京都立皮革技術センターでかわとはきもののギャラリーが無料公開されています。
http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/shisho/tenji.html