写教室をやっている館では、他にカラオケ教室、体操教室、学習塾など様々な教室が入っています。
興味津々で覗かせてもらったり先生方生徒さんとお話しさせてもらっていますが、驚くのは親御さんがお子さんの世界に随分入り込んでいることです。
塾の宿題の添削までしていて、それ塾に行く意味ないのでは。

子持ちの友達、親戚の話を聞いていて感じるのは、「よその子と自分の子に接するのとでは全然違う」ということ。
幼稚園の先生をしていたプロの立場であっても、自分の子にはつい感情的になってしまうというニュアンスのことを聞きます。
親御さんがお子さんの勉強をみる弊害は、まさにこれ。
感情をまじえず黙々と添削するだけならまだしも、そうはならない。でも、勉強してほしい親心。

■なぜ、お金をかけないで子どもに学力を身に付けさせたいか(斗比主閲子の姑日記)
http://topisyu.hatenablog.com/entry/in_house_study
このURL、考えられているなあ…

小学校の学習現場は、わたしが子供の頃と随分違っています。
同じ学年でも先生によって学習進度にばらつきがあり、さらに巨大マンションができると突然生徒の数が増えるため、1クラス30人程度の学年もあれば40人近い学年もでてくる。対応しきれないのがイメージできます。
親御さんは現状に不安を感じ、早々に学習塾に入れています。
となると、塾や習い事に通わせることができない子はどんどん学力低下、つまり経済力と進学率が結びつくというわけですが、わたしはそんなことないと思うのです。
その答えになることが前述のブログに書かれています。
「第 5 章 児童生徒の意識・行動及び学校での学習指導と学力-不利を克服している児童生徒に着目して-
その結果、Lowest SESで学力A層の子どもには、次の7つの特徴が見られた:

①朝食を毎日とる、同じくらいの時刻に寝る、同じくらいの時刻に起きる、テレビを見過ぎない、テレビゲームをやり過ぎない等、基本的な生活習慣・生活規律が確立している。

②保護者が「子どもに本や新聞を読むようにすすめている」「子どもが小さいころ、絵本の読み聞かせをした」「子どもと一緒に図書館へ行く」など、読書に関する働きかけをしてきてる。

③保護者がふだん子どもと勉強や成績のことについて話をする。

④保護者が子どもに対して高い学歴を期待し、学校外教育投資も行う。

⑤保護者が授業参観や運動会など学校行事によく参加している。

⑥児童生徒に家庭での学習習慣と学校規則を守る態度が身についている。

⑦児童生徒が自分の考えを発表する機会が与えられていると感じている。」
引用いっぱいですみません。
「これらを見るに、親が子どもの学力に興味を持つことが、お金をかけないで子どもに学力を身に付けさせるための第一歩だと考えられます。

具体的には、小さいうちの絵本の読み聞かせ、学習は横で付き合うというのが効くようです。「勉強しなさい!」と叱ることは効果がないどころか、マイナスに働くこともあるので止めましょう。」
まずは親御さんが新聞を読むなり本を読む姿勢を見せないと、こどもは真似しないのです。
学ぶの語源は真似る、だよ。
体験に来られた親御さんには、間違いさがしの絵本のはなしをしたり、親御さんがすることをお子さんは見ているので、「宿題しなさい」よりも教材を一緒にする姿を見せる方がはやいですよと、体験期間中は親御さんにも教材を差し上げます。 

自分がなにもチャレンジしていないのに、お子さんにだけさせるのなんて、そんな都合のいい話はないのだ。
好きなことならこんなことする必要はないけれど、そうじゃないなら親御さんの協力が必要になります。
それは、添削ではないんですよ。
ただ、学習できる環境作りをするだけでいいのに。

宿題はやってこなくても怒らないです。なのに、すっごい早書きで乱れた字の宿題を出す子がいて、どうしたのこれと訊くと、前夜12時にやった。
え!? そんな時間まで起きてやってたの!! 
宿題してこなくても怒らないって言ってるのに、どうして…
もう一つ気になったのが、消しゴムも鉛筆もとにかくあっという間になくしていました。
一週間保たない。
なんとなく、デスク周りが雑然としていて学習できる環境じゃなかったのではと思いました。
こうなると学習以前の問題です。
成長期は規則正しい生活を送る方が大事。
いくらお勉強しようにも、身につかないだろうとハラハラでした。

書写教室を始めるにあたり担当さんに言われたことは、
「先生は字がお好きで上手に書けていたので、書けない人の苦手意識を知らないことが弱点ですね」
ごもっともです。
小学生のころから読書と書き取りが好きでした。言われなくてもやっていた。
書写教室に行ったきっかけは、年賀状の宛名を綺麗に書きたい。苦手というほどじゃないのです。
だから、お子さんが字の苦手意識を持たないよう、そして学習を継続定着させる方法など、ずっとずっと情報を集めています。
知らないことはこうやって学び続けるしかない。そして学びは楽しい。
自分が楽しくないと、生徒さんだって楽しいわけはないのだ。


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