味があったのは特集の「たった1日で自分を変えるテクニック 人に好かれる「見た目」術」です。


PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号


スーツの着こなしが載るというから、スーツスキーとしては見逃せません。
楽しみにしていた特集、さあ読むべ! とページを開くと、
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
この赤い線、なに??

画像なので赤い線の存在感はさほどですが、実物はひどいです。
わたし真っ先に
「赤いペンでぐちゃぐちゃーってはいってる!!」
いたずらされたんかとギョッとしました。
よく見たらこれ印刷なんです。でもなんで、肝心の情報部分にこんな赤線入れるの? 
編集長が「こんなテキスト載せられるかー! やり直し!」って赤入れたみたいで、読む気が一気に失せぱたんと閉じ、寝ました(電車の中にて)。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
他に、このページは斜めに直線が入っています。
以上2カ所以外、文章に意味不明な線が乗っているレイアウトはありません。
OK出した人はいったいなにを意図したのか、まったく理解できません。
これはいまのスタンダードなレイアウトなんですかね。

そんな萎え萎えモードでスタートの特集、気になったところなど書きます。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
大企業の部長に質問コーナー、スーツのサイズ感、色、柄など細かく項目があり、靴、小物のページ。
茶色のとんがり靴、営業の人がいまでも履いてるんですか。
4割が不快という回答をしたそうだから、いるんでしょう。
わたしだったら、こんな靴履いて営業にきた輩の上司の神経、ひいては社風から『あかんな』と認定しますね。
帰っておくんなまし。

「手帳に名刺」も、わざわざあげないといけないということが、信じられない。常識でしょう。
読んでみて快不快の項目が異常にこどもっぽいと感じました。
こんなことくどくど書かないといけないほど、いまのビジネスシーンって幼稚なのか。

男性はこれまで自分の身なりとか見た目、見栄えって頓着していなかったんですね。
南さんブログにもあるのですが、
■文化的発信がほとんどない
http://blog.livedoor.jp/minamimitsu00/archives/4045996.html

洋服、スーツの着方を知らず、学べる媒体もなく、紳士服量販店ではそんな発信がされない。
量販店は売らんかいに必死で、興味がない人に発信する工夫の必要性は、感じなかったんでしょうか。
そのツケが、プレジデント誌の特集に現れている、と。
プレジデントって役職者クラス向けと思っていたのに、随分若造向けの特集だなと訝しんだのですが、むしろどの年代にも不足している情報なのかと思いました。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
「男に嫌われる男、女に嫌われる女」の外見
どんな具体例が出されるのかと結構楽しみだったタイトル。
ところが女に嫌われる女は「生理的に合わない」としか書かれていなくて、拍子抜け。
具体的じゃない、すごく感情的!!
なにが生理的に合わないのかって、人によって違うじゃないですか。
この特集は「外見」についてなのに、生理的ってありなん?
女は理論的ではなく感情的だと言いたいのかしら。そんなことないぜー
ぱぷりこさんのテキストを参考に貼っとく。

■「女は感情的」という「論理大好き男」をお好みに従って論理でつめてみたよ
http://news.mynavi.jp/articles/2015/03/05/okonomi/

とまあツッコミ入れましたが、そもそもこれは女性誌ではなく男性誌でした。
男に嫌われる男のほうが重要なんですね。こちらは具体的に書かれています。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
「男VS男の場合:自分の外見への関心:誰も見てねーし」
なんですねえ。
「男VS女」でもそうじゃん。

全世界全方向に対して大半の日本人男性は「自分が見られている」という意識がない。そして「自分が選ばれる」という意識もない。
相手(女性でも)から選ばれるではなく、自分が相手を選ぶという意識のほうが強い。
だからいざ、自分が“選ばれる側”に立たされたとき、恐怖に戦き、強く反発するんじゃないですか。
自分が日常的に異性を性的に見てきたように、自分も同性から性的に見られるのかと。
自分はやっといて、自分がされるのはイヤなのね。
男性のゲイに対する反発(年配者ほど強固)の底に、こういう感覚があるのでは。
これは以前WEBで見かけた推察ですが、わたしはなるほどと思いました。

女性は生まれたときから「選ばれないといけない(外れてはいけない)」のをたたき込まれているため、男性の身なりの無頓着加減はステージからの脱落に等しく、ありえないことです。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
キャバ嬢にモテる外見ポイントを聞いたコーナー。
文末の「期待した“抱かれたい”という回答はゼロだった。」というオチ、キャバ嬢になにを期待してるんだか。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
ファッションレスキュー政近さん監修ページ。
「チビ」「ヒョロガリ」「デブ」「短足」「6頭身」をカバーするコーディネイトです。
苗字が「小柄さん」ですよ!

体型のコンプレックスを言い訳にしない。
体型に恵まれないと素敵になれないのではなく、似合う服を知っているかどうかがカギ。
「どうせ俺なんて」と諦めるのは罪ですよ、と気持ちよく言い切っています。さすが政近さん。
コンプレックス別でビフォーアフターがちゃんとあり、具体的なポイント解説もわかりやすくて、ここはとても充実していました。
特に、長身で細い「ヒョロガリ」タイプは、恵まれたスタイルでも残念なイケメンになるという、良い例が載っています。

「「一流企業の広報女子」大図鑑」という特集もあるんですが、ここは全くおもしろくないです。
唯一「お」と目を引き、これどこの服かなーと思ったのは、サイバーエージェントの方でした。
プレジデント読者にはどこがおもしろいのかしら。
PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号
服装ばかりではなく、シーンごとの演出法、なかでもこの「お詫び」の項目は手土産に込められた意味など感心しながら読みました。
さすがにOL時代、遭遇したことないです。
黒ずくめではかえって相手の気を悪くする、喪服のようになってしまっては、二度と会いたくないという格好です、だって。
ビジネスの場で、ブラックスーツは普通ない。
NGルールに、黒ずくめの服、柄物のネクタイとあります。
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わー…

黒は日本では就活カラーですが、ビジネスの場ではネイビー、チャコールグレーが正当。
黒は冠婚葬祭以外で売れないため、黒生地を売りたいメーカー・販売店の思惑で黒をリクルートスーツにしたという説もあります。
不景気だから黒が選ばれている、というのは後付けでしょう。
わたしが就職活動していた超氷河期時代、黒スーツなんてなかったです。


PRESIDENT (プレジデント) 2016年2/1号

プレジデントは毎月第2、4月曜日発売。