代に則した鑑定をしてくれる『プロ』の方や、なにそれおもしろそうという鑑定やリーディング、なんちゃら診断など、いろいろ受けてきました。

自身でも西洋占星術をちょっとかじりましたが、数学要素に根負けし、結局勉強するよりも、鑑定を受ける側です。

生年月日による診断は、似てきます。
たとえそれがカラー診断であってもリーディングであっても、生年月日聞かれている段階で、内容が似てくる。

生年月日による診断は、マッチしない部分の方が多く感じていました。
現代西洋占星術や数秘も同様です。
ちなみに血液型診断については以前ネタにしていますが、輸出禁止事項です。
数字
こういった診断をいくつか受けていくと、確かにかぶる診断結果もあるんですが、わたし自身が
「えーそんな風に思えませんけど」
だと、意味ないわけです。

「あなたにはこういう才能があって、こういうことに向いていますよ」
診断はおおむねこういう内容ですが、
「はあ、そうですか」Ω\ζ゜)チーン
ってなりませんか。わたしはなる。
またそれですか(ため息)。

そんなわたしが行き着いた答えが、昨年春に書いた三部作です。

・なぜわたしにはパートナーができないのだろう 【1/3】
http://nuinui358.dreamlog.jp/archives/37234562.html
帰着点は【3/3】に書いてます。

これを最後にもう鑑定やセミナーで、答えを教えてもらうようなことは興味がなくなった。
なのに!!
2014年10月末、天職鑑定を受けたんです。
は~?? この長い前段はなんなのだ? ってね。

鑑定してくれる人を、知る


鑑定をしてくれたのは、椋木香名(むくのき・かな)さん。
■星のうた
http://hoshinouta.net/

出会ったのは2014年2月です。
参加した勉強会で、最初からずっと気になっていた方でした。
その後しばらくメルマガやブログの発言内容を読んでいて、あーわたしと似ているなーと思う部分、共感する部分がたくさんあったのです。
これまでされてきたことが多種多様で、それがちゃんとあとで活きてくるいわゆる大器晩成型だと思う。

むくさんは伝統的占星術で鑑定されます。
現代ではなく古典で鑑定をされている方って、殆どいないんじゃないかな。
西洋占星術の鑑定をする人を何人も知っていますが、古典(伝統的占星術)をされている人には会ったことないです。

鑑定後、わたしのチャートを現代占星術をする方にお見せしたところ、
「見方も用語もわからない」
と言っていました。

さて、対面鑑定にあたり録音可だったので、ICレコーダーで録音させていただきました。
もちろん書き起こしたよ!
天職鑑定チャート

これまで受けた一番高価な鑑定はインド占星術で、鑑定料5万円でした。
字数たっぷりの鑑定書が届き、確かにそれまで受けた鑑定に比べてすごく深く『いままでこういうアドバイスなかったな』ということが書かれていたのですが、ではその鑑定をきっかけに具体的な行動に移ったのか、また腑に落ちて心が晴れ晴れしたのかというと、そんなことはなかった。

むしろ、選択肢が多すぎてどうしたらいいんすか…と、途方に暮れた。
さらに、インド占星術は宝石療法だから、傷ついた星を癒すためにこういう石を着けたらいいと勧められるのですが、その石が高価かつアクセサリーデザインも全く好みじゃないという。
ああだから、ここのセミナー参加者はみんな同じネックレスしているんだね。

トップが“いい”というものを皆さん身につけている光景は、新興宗教の有り様みたいで、わたしは一般人ですから新興宗教的行動(依存、思考停止に見える)には普通にアレルギーがあるんです。

鑑定になにを求めるのか


しかしですね、むくさんの鑑定は違っていたのです。
テンプレではなくほんとにわたし個人をみてくれているんだとまず思ったし、恐ろしく具体的でした。
そしてまた、ああそれ納得…と、勝手に腑に落ちること多数。

鑑定って、情報量の多さじゃないんです。
大事なのは、その人の背中をおすスイッチを見つけて、情報を絞って伝えることと、コミュニケーション能力だと思う。

わたしもよくやりますが、どうしても相手に全部伝えたくなります。
お金を頂いて受けてもらうからには、知っている限りのことを知ってもらいたい。
なにがあっても対応できるよう、万全の線路を敷いて差し上げたい。
でもそれが、その人には必要なかったり、求めているものと違ったら、ただの足かせ。

また、
「この人に聞かないとなにも決められない」
「この人がいいというから採用する」
という思考停止な有り様も、わたしは好みません。

それがしたい人はすればいいけど、わたしはイヤなの。
引きこもりのくせに、妙な自立心と疑い深い気むずかしげなクライアントだったと思いますが、質問に対してするするとよどみなく答えてくれるむくさんの懐の広さよ。
これまでされていたいろんなことが、全てその立ち居振る舞いに活かされていると思いました。

インド占星術はちょうど会社退職前のタイミング、切羽詰まっていたときにプッシュされ、ショートカットしたくて5万円の鑑定を受けたんですが、同じように切羽詰まった2014年秋に受けたむくさんの鑑定は、5万の鑑定よりも間違いなくわたしの背中を押してくれたのです。

どういったツール、どういった人に出会うのか。
全ての人にそれらは用意されていて、選ぶのも行動するのも自分自身。
5万円の鑑定で満足度が低かった原因は、鑑定者の素性や考えていること、どこで学んだのかが一切不明だったことと、代理店のプッシュに流され最終的な判断を自分で下せなかったところです。

あ、それと自己啓発によくある「イヤならいまの環境を変えなさい」的なアドバイスじゃないです。
あれだと会社辞めるしかなくなるけれど、むくさんのお客様の声には、いまの職場と実は合っていることがわかって、より活躍できるようになったというケースもあり、わたしはこの体験談がいいなと思ったんです。
だってイヤなら辞めればって、誰でもいえるがな。
そんなのは何ら実践的ではない。

次からは、毎日死を考えていた“なにものでもない”一年前のわたしが、むくさんの鑑定後にどういう動きをし現在に至ったのかを書いていきます。(UPしました)


で、この日記を書くにあたりむくさんに掲載許可を確認したところ、快諾。
さらに現在は鑑定を受付終了されていますが、ブログ読者の方で興味を持った方がいらっしゃればと、限定窓口を設置してくださいました。
こちら
3名さま、メール鑑定で年内は3万円、2016年からは5万円になるそうです。
申込者名はわたしに届きませんし、キャッシュバック等もないのでご安心を。
(※12/1夜追記 申し込み満了のお知らせが来ました。ありがとうございました!)


なお、生年月日を全く使わず、その人が育ってきた環境によって診断する
■ACS個性分析 DHサポート
http://dh-support.com/
もよかったです。
これは環境だから、結婚相手とか生活が変わると診断も変化するんです。
石岡さんの解説がすごすぎて、あとで診断シートを見てもイマイチ内容を思い出せないのがもったいない!
録音しておいたらよかった~
2016年に再度分析を受けたので、レポート書きました。こちらです

ACS個性分析とむくさんの伝統的占星術の鑑定結果は、おもしろいことにかぶるところがありました。
そのかぶったところは、これまでの現代占星術やその他の鑑定では、出てこなかったところなのです。